父は、元気なのか?そうではないのか。急性期病院とリハビリ病院で、病状が違う

点滴

父は、元気!

87歳の父は、急性期病院で「脳腫瘍」の手術をして、1か月半、リハビリの段階となりリハビリ病院に転院しました。

今までの、経緯はこちらから

icon-arrow-circle-right  高齢の父の「脳腫瘍」の手術の事前説明で、聞いたこと。説明を受けるときのポイントも

 集中治療室は、強制収容所。でも、生きる望みを持てば、そこから出ることが出来る

急性期病院では、脳腫瘍の手術が成功し麻痺していた右足が少し上がるようになり、右手も以前より動くようになりました。

「元気ですよ!」と医師からも太鼓判を押され、リハビリ病院に転院しました。

父は、リハビリどころではない

ところが、リハビリ病院に入院して数日後、主治医に是非、面談をしたいと言われました。私が、仕事で行けなかったので、母と妹が面談に行きました。

1時間くらいの面談だったのですが、母も妹も主治医の話の半分も理解出来ずに家に帰ってきました。妹の話では、父の「嚥下」の検査の結果、「嚥下機能」がすこぶる悪いということでした。

嚥下機能は、食べ物や飲み物を飲み込む力です。人間は、食べ物を食べてエネルギーを取り込まなくては生きていくことが出来ません。

飲み込む力がなくなれば、「誤嚥」が起こるようになります。食べたものが、気管や肺の方に入ってしまい誤嚥性肺炎を起こしてしまいます。

急性期病院では、経口摂取(父曰く、ゼリーを食べた)を少しやったようですが誤嚥性肺炎を起こし、熱が出てから中止したようです。以来、口から栄養を取ることを止めています。

飲まず食わずでは、リハビリを行う体力もないです。手や足の体のリハビリより、まず生きるための「栄養」を摂ることが何よりも先決になります。

リハビリをする前にこの「栄養」をどうするかというので、家族の意見を聞きたいと主治医が家族に面談を求めたのです。

私も後から主治医に少し話を聞きましたが、鼻からチューブを入れ、胃に通して栄養剤を注入する「経鼻経管栄養」をやっているが父は、高栄養のものを入れると気分が悪くなったり、下痢をしてしまうとのことでした。

現在、栄養状態もよくないので、どうしたらいいのか家族で決めて欲しいとのことでした。

外科的には、「元気」な父

新聞を読む

新聞を楽しみにしている父

急性期病院で、元気だと言われたのは手術した「脳」の状態がすこぶるいいということだったのかと思いました。

脳腫瘍の手術は、成功してほとんどの腫瘍は摘出出来ました。

「退院療養計画書」を見ると右足が(上肢2-/5・下肢1-/5)から(上肢4+/5・下肢3+/5)に改善とあるように手術前より、右足も上がるようになりました。

右手も上げて新聞など読めるようになり、手術前より動くようになりました。外科的には、「元気」だったのかもしれません。

退院計画書によると意識がはっきりとし、失語もない。明らかな嚥下障害や嗄れ声もない。右足の麻痺も改善しリハビリでは、介護立位歩行訓練中とあります。

確かに意識ははっきりしていて、記憶力がよく母より何でも覚えていて看護師も驚いています。言葉も語尾は聴き取りにくいですが、普通に喋れます。

しかし、嚥下機能に関しては、よくないとのことでした。

急性病院で脳外科の主治医は、丼飯3杯分の経鼻管栄養で摂っているから栄養状態はいいということでした。

点滴の栄養も補給していますが、父は、投薬や栄養補給のための点滴を繰り返しやっていたので、手が浮腫み、血管も細いので点滴の針を打つ場所もなくってきました。

低栄養のため体力もなくリハビリが進みません。

低栄養が原因で、胸水が3/1溜まり、そのためか全身状態があまりよくないとのことです。

げっそりとやつれ、数日前より言葉の語尾が聞き取りにくくなりました。急性期病院から転院して、1週間経たないのに決して元気とは言えません。

1週間前に比べて、容態が急変してしまったのか。家族は、皆、現状を飲込めず混乱するばかりでした。

何故、父の容態が病院によって違うのか

雪

父の容態が、脳腫瘍の手術をした急性期病院と転院先のリハビリ病院で違うか。

あくまでも私が考えたことですが
急性期病院で、急性期の治療つまり脳腫瘍の手術が終わって、脳腫瘍自体の病状が安定していて、これ以上治療は必要ないということです。

脳外科的な治療は、終了しましたよということです。だから、次のリハビリを目的とした病院に行って下さいとなるのです。

政府の医療コスト削減策の一つで、病院に長居させないよう診療報酬を設定していることもあると思います。

icon-arrow-circle-right 脳腫瘍の術後、父はリハビリ病院に転院。転院した事情やリハビリ病院で行うことなど

父を「元気」に仕立てて退院さえた訳ではないと思いますが、追い立てられるように退院したような感じは否めません。

特に急性期病院にいたときと、現在で、嚥下機能や全身状態はあまり、変わっていないのだと思います。

リハビリ病院も退院か

リハビリ病院もあくまで、在宅での生活が出来るようにリハビリや治療を目的とする病院です。リハビリ病院では、一定の体力がついたら家に帰りましょうということです

リハビリが、出来ない。つまり、リハビリさえ出来ない全身状態だとリハビリ病院にいる意味がなくなります。いつまでも入院していることが出来ない可能性があります。

父はリハビリが出来ないくらい「元気がない」ので、次の病院に転院して下さいと今度は、言われてしまうのだろうか。

 

ABOUTこの記事をかいた人

2017年現在57才 50代になって体に色々な変化が起きました。 アレルギー、腰痛、変形性膝関節症、脂漏性皮膚炎、手湿疹、眼精疲労、胃腸の不快感、開帳足等々一気に吹き出しました。 このほかに病気以前、未病のものもあるので 自分の体を見つめ直した生活を考えています。 健康、医療、病気、楽しいことも含めた日常生活を綴っていきたいと思います。 認定医療コーディネーター、ホームヘルパー びわの葉療法インストラクターの資格保有