脂漏性皮膚になった
私は、「脂漏性皮膚炎」に2011年になりました。
頭皮の痒みとフケ(落屑・頭皮)、脱毛、眉間・鼻の周り・口の周りの「Tゾーンの炎症」、耳の後ろに「浸出液」が出てベトベトになりました。
特に頭皮の痒みが、酷く1日掻いて大量のフケを出していました。
掻くとさらに痒みが増してまた掻く…収拾つかなくなる。
という日々を1年近く過ごし、皮膚科で薬(抗菌薬、保湿剤、ビタミンB)を処方して投薬もしましたが一向に効きませんでした。
このまま慢性化して、一治らない。
その頃、「ステロイド」と「保湿剤」を止めて治した「アトピー性皮膚炎」の患者の話を聴いたこともこともあり、思い切って投薬を止めました。
新たに病院を探していて、その間に薬が無くなってしまったというのもあるのですが。
脂漏性皮膚炎をこうして治した
脂漏性皮膚炎を薬をやめてから、4年ほど経ちますが現在、脂漏性皮膚炎の症状は出ていません。
薬を止めたのに脂漏性皮膚炎が治ったのはどうしてか。
脂漏性皮膚炎を克服するのに私が、行ったことがあります。
私が、行ったことは以下の2つのことです。
- 掻くのをやめる
- 「自分の考え方のクセ」を変える
一番は、掻くことを止めたことです。これが、一番大きいかと思います。
「搔けば搔くほど、痒くなる」痒みのサイクルを止めるには、どうしたらいいのか
炎症→痒い→掻く→肌のバリアを掻き壊して炎症が酷くなる→更に痒い→… |
という負のスパイラルを断ち切ったことです。
どうやって断ち切れたかというと、思い切って一年間休んでいた仕事を再開したことです。
仕事をすることで忙しくなり、頭を掻いてフケをまき散らしている時間が無くなったのです。
仕事に気持ちが向かうと、患部のことを忘れてしまいます。
「自分の考え方のクセを変えた」とは
自宅にいた頃は気持ちを紛らわせることが出来ず、気持ちが常に患部に向かうので、マイナス方向に考えてしまうことが多かったです。
この「考え方のクセ、脳のクセ」が過敏に反応しそれが、「ストレス」になっていました。病気のことしか考えないという精神的な落ち込みが、免疫力を低下させ治るものも治らかったのです。
脱毛、フケ、赤い顔、ガサガサの皮膚。痒み以上の視覚的ダメージがありますが、思い切って外に出る、外で働くことで克服しました。
というより、搔かなくなったことで、顔の赤みも目立たなくなり、人前に出るのに一番の懸念だったフケも出なくなったのです。
仕事を再開することで、病気から気持ちが離れることが出来、いい意味で大雑把、気持ちが大らかになり開き直ることが出来たのです。
自分で、考え方のクセを意識して変えたのではなく、仕事を再開して、毎日が忙しくなり脳の癖が自然と変わっていたのです。
仕事をすることで肉体的に辛いこともありますが、外に出ることが「気分転換」になり精神的にもよかったのかと思います。
「掻かない」
「考え方のクセを変える」 |
一番難しい2つのことが出来たのたのは、仕事を再開したことで自然に出来ていたのです。結果として治ってしまったのです。
仕事をすることで意識が仕事に向かうので、病気のことを考えない、「病気から離れる」ということが、私の「特効薬」となったのかと思いました。
そして、薬を止め、病気に対するストレスが減り、本来持っている自然治癒力が回復したということも考えられます。
その他、皮膚のために気を付けていること
今は、脂漏性皮膚炎の症状が完治とはいかないまでも収まっています。
いつまた再発するかわからないので、皮膚に刺激のあるものは使わないようにしています。私が、皮膚のために気を付けていることは
・ファンデーションや日焼け止めクリームは、肌に刺激があるので極力塗らない。
・(紫外線で、炎症を起こしたので)顔に紫外線が当たらないように、日傘、帽子、マスクなどで紫外線対策をする。
・肌に負担を掛けないシンプルなスキンケア(ドクダミ化粧水、coopスクワランオイル、乳液)にし、洗顔料も極力使わない。
・頭皮に刺激の少ない石鹸系のシャンプー、リンス(エスケー)を使う。