梅雨の時期、気になるのが「カビ」です。カビの予防やカビが生えてしまった場合の対処法ついて書いてみたいと思います。
カビを予防する
換気をする
家のカビ予防には、小まめな部屋の「換気」が大切です。
以前気密性の高いマンションに住んでいるとき、よく玄関や収納庫、家具の裏(壁)などにカビが発生しました。
浴室やトイレに窓がなく、部屋の窓も片側にしかなく通気性も悪いため換気扇を掛けていてもカビが生えまてしまいました。
築40年の木造住宅に越してから、隙間も多く通気性がいいので台所などあまり換気をしなかったので、昨年の今頃台所のシンクの下の収納と収納庫の引き出しの中の調理器具や小物に青カビが生えてしまいました。
台所は、換気扇は頻繁に掛けていましたが、窓をまったく開けていなかったのです。
天気のいいときや雨が降っていても湿度が低いときなど2か所以上窓を開けて風を通し、空気の入れ替えをするとカビの発生が少なくなるので、今年は窓を開けるようにします。
押入れや下駄箱、台所や洗面所のシンクの下、クローゼットなどの扉を「半開き」にしておくのが湿気がこもらないので昨年、カビが生えた台所の収納庫の引き出しも開けるようにしています。
洗濯物
私に花粉症などのアレルギーがあるのと物干しが2階にあり洗濯物を運ぶのが大変なのと、日中家を空けることが多いので洗濯物は「部屋干し」にしています。
部屋干しは、天気や時間に関係なく干せるので、止められません。部屋干しで気を付けるのは、短い時間で乾かすことです。
湿っている時間が長いと雑菌が繁殖し、臭いの原因になります。
なるべく風通しのいい広い部屋に干すのがいいです。
布団や畳に洗濯物の水分を吸うので、カビの原因になるので寝室や和室に干すのは避けた方がいいのですが、家の中で寝室しか干すスペースがなく今は寝室に干しています。
家では、「除湿機」を掛けていますが、扇風機の風やエアコンを活用して短時間で乾かすのも効果的です。
湿気が溜まりやすい洗濯物の下に、吸湿性の「新聞紙」を敷くのもいいです。
この時期、洗濯にお風呂の残り湯を使うのは雑菌が繁殖しやすいので避けた方がいいです。
洗剤と一緒に「酸素系漂白剤」を入れると臭いが出にくくなります。
布団
寝ている間にコップ1杯の汗をかくと言われていますが、湿気を吸いこんだ布団は、カビやダニの温床になってアレルギーなどの原因になっています。
布団を乾燥させることが大切ですが、外に布団を干せないので「布団乾燥機」を使ったりしています。
私はベットに寝ているのでときどき、「すのこ」を布団の下に置いてベットと布団に間を作り、通気性をよくしています。
椅子やソファに布団を掛けて、エアコンの「除湿運転」をすれば湿気対策になります。
エアコン
これから、エアコンを使い始める家も多くなると思いますが、使う前には、フィルターの掃除をして下さい。
昨年、居間のエアコンがカビ臭くフィルターを洗って掃除しただけでは臭いが取れず、業者に内部クリーニングを頼みました。
(お掃除機能付きエアコンで、19,440円)
フィルターだけの掃除であれば、外して埃を掃除機で吸い取り、中性洗剤で洗って乾燥させます。
エタノールが効果的
カビの予防や清掃に「エタノール」が効果的です。
消毒用エタノールを薬局で購入し、ノズルを付けて使っています。
カビは、水で拭くと胞子が飛び散ってしまいます。
エタノールは、揮発性が高いので、拭き掃除をしても湿っぽくなりません。
カビが生えてしまったら
カビが生えていたら、布などにエタノールを吹き付けて、拭き取ります。
カーテンなどは、カビの菌を殺す作用があるので、スプレーしておくとカビの予防効果もあります。
窓のパッキンや浴室のパッキンは、エタノールを使って取ってみて、それでも取れないときはカビ取り剤を使いしばらく置いてから拭き取ります。
しつこいカビには、「キッチンペーパー」や「ラップ」などで塗布して、しばらく放置して拭き取ります。
参考 サザナゴムパッキンのカビ
洗濯物の室内干しに大活躍
コロナ除湿機cd-pi6310
室内干しの洗濯物の乾燥やカビ予防に『コロナ除湿機cd-pi6310』を4年ほど使用していますが、とても気に入っています。
価格が安いので最小限の機能しかないのですが、それがシンプルでとても使く単純な構造なので、手入れも簡単です。
タンク容量も大きく、1日ペットボトル約6本分の6.3L除湿能力があります。
洗濯物も丸1日くらいで乾くので、部屋が洗濯の臭い出ることもありません。
「コンプレッサー式」で電気代が安い( 節約モードで、1時間あたりの電気代は2.5円)のですが、温度上昇するので、夏場は部屋が蒸し暑くなります。
音は、煩いので寝ているときは使えません。室内のカビ予防にもお薦めです。