携帯電話の違約金発生
「大手キャリア(au)」から「格安スマホ(OCNモバイルONE)」への乗り換えをした主人ですが、タイミングが合わず、「違約金」が発生してしまいました。
auでの更新時期を3日過ぎてしまい10,260円(消費税込み)の違約金が発生してしまったのです。
主人は、ガラケーから初めてスマホにしました。そして、大手キャリアから格安スマホへ乗り換えました。
主人のように初めて、大手キャリアから格安スマホへ乗り換える人も多いと思います。
今回の主人の教訓を基に乗り換えをするときに注意すべき点や違約金が発生しないようにするには、どのくらい前から準備をした方がいいかなどを実際の手続きの経過など交えて書いてみました。
携帯電話の違約金とは
まず携帯電話の「違約金」とは、何かです。
大手キャリアは、基本的に携帯電話の契約は、2年契約で「自動更新」になります。(そうでないものもありますが、大多数の方が該当すると思います)
いわゆる「2年縛り」というものです。
このままauの契約を継続する場合は、何もする必要はなく更に2年契約になります。
しかし、主人のように大手キャリアから格安スマホに変える場合は、契約の「更新月」に解約の手続きをしないと違約金が発生してしまいます。
2年契約の場合は、「25ヵ月、26カ月目」が更新月にあたり、この2ヶ月の期間に解約をすれば解約金が掛からずに乗り換えすることが出来ます。
逆に更新月に解約の手続きをしないと違約金が発生してしまいます。
主人の場合は、2月1日~3月31日が更新月でこの期間内に解約の手続きをしないとなりません。
解約までの道のり
違約金が発生しないためには、自分の2ヶ月の更新月を確認してその期間中に解約の手続きをしなくてはなりません。しかし、1日でも過ぎると違約金が発生してしまいます。
主人は、ガラケーからスマホに今回変えました。もっと早くスマホを持ちたかったのですが、大手キャリアの違約金が掛かるため解約時期を見計らっていたのです。
なので解約時期は意識していたはずですが、手続きを始めたのが更新月終了日の1週間前です。それも私にせっつかれてやっと準備に取り掛かったのです。
主人は、楽天的な性格か何事もギリギリにならないとやりません。
「悲観派」の妻と「楽観派」の夫。実は、夫婦としてはいい組み合わせなのだ
主人の更新月の25ヵ月、26カ月目が2月、3月です。
3月25日にauに電話して、「MNP」予約番号を取得しました。
MNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)は、大手携帯キャリアで使っていた電話番号を変更後の通信キャリアで引き続き利用できる制度です。
MNPは大手携帯キャリア間だけでなく、音声通話に対応した「格安SIM」でも利用出来ます。
主人の場合、ガラケーからスマホに変えるので新たにスマホの端末も購入しなくてはなりません。
この時点で、契約先を「OCNモバイルONE」と決めていたようですが、スマホの機種は決めていませんでした。
どの機種がいいのか調べている時間もないので、私が使っている「HUAWEI P20 lite」がコスパがいいので音声SIMとのセットを勧めて申し込むことにしました。
【HUAWEI P20 lite】のレビュー。ライトユーザーの私には、十分に満足出来る機種です
その日の午後、家電量販店の即日受渡カウンターへ主人は、出向きました。ヨドバシカメラのSIMフリーカウンターです。
ここでは、音声通話SIMの新規申し込みとMNP転入手続きによる即日受渡が出来るということです。
しかし、主人が申し込もうとしたHUAWEI P20 liteはネットでの申し込みになると言われて何もせず家に帰って来ました。この時点で、1日無駄にしています。
OCNモバイルのスマホセットのHUAWEI P20 liteが、丁度、セール中で800円(安い!)でした。
他社の格安SIMとスマホセットより20,000~30,000円も安いのですが、このようにセールやキャンペーンなどが適用されると店頭での申し込みが出来ないことがあるようです。
結局、主人が、OCNモバイルONEのサイトから音声SIMとスマホセットの申し込みと転入の手続きをしたのは翌日で、更新期限終了日の5日前です。
しかも800円のHUAWEI P20 liteが完売していて、HUAWEI lite3を購入しました。
26日によくやく、ネットから申し込み(MNPの予約番号、クレジットカードでの支払い、免許証の写しの送付等)が完了。
このまま書類の不備などがなければ、数日で端末と音声SIMが送られて来ます。
ハラハラしながら、到着を待っていましたが端末と音声SIMが到着したのが4月3日で、結局、更新終了日の3日後でした。
申し込みから到着まで、8日掛かりました。
端末が届き次第、その日のうちに「回線切り替え手続き(開通手続き)」をしてやっと大手キャリアが「解約」となりました。
回線が切り替わると同時にキャリア契約は自動的に解約となります。
OCNモバイルは、届いた「SIMカード」をスマホ本体に挿入して、回線の開通(切り替え)手続きを行います。
手続きが終了すると新しいSIMカードが利用可能となります。
この回線切り替え手続きには受付時間が決まっており、手続きした時間によって開通時間が変わります。
OCNモバイルONEは、21時以降に開通手続きすると、開通するのは翌日の9:00以降になります。21時までに手続きが終了していれば即日、使うことが出来ます。
主人の経過をまとめるとこんな感じです。
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大手キャリアから格安スマホに乗り換えに主人は、トラブルもあって9日掛っています。
申し込みから商品到着までは、8日掛かりました。
何事もなければ、MNP予約番号取得から大手キャリアの解約まで、最短で8日掛かるということです。
OCNサイトにも「本サイトからお申し込みいただくと、1週間程度で利用可能(SIMのみ2~3日程度)」とあるので、主人のように1週間前からの手続き開始というのは、余りにもギリギリ過ぎたということです。
初心者の乗り換え
私は昨年9月に主人と同じく大手キャリアから格安スマホに乗り換えました。
私の更新月は、9、10月でした。初めて転入の手続きをするのが不安で、時間に余裕を持って9月になったらすぐに手続きを始めました。
私のように「更新月の初め」に手続きを始めれば、何かあっても安心ですね。
逆に8月に手続きをしても違約金10,260円が発生してしまいます。早過ぎてもダメなのです。
あくまでも更新月は、2ヶ月の期間内でその2ヶ月で乗り換えの手続きをしなくてはなりません。
この更新月は、以前は、1か月しかなかったようです。更新月が、2ヶ月あるのは初心者でも余裕を持って出来るということです。
すでにスマホを持って音声SIMだけの申し込みは、本人確認などで不備がなければ最短で3,4日でSIMカードが届きます。
しかし主人のように端末のセットの場合は、手元に届くまでにやはり1週間くらいの時間(主人の場合は、8日)が掛かります。
端末の在庫状況により更に日数が掛ることがあるので注意した方がいいです。
申し込みが殺到する3月や4月、宅配便に時間が掛る地域などは時間に余裕を見なくてはなりません。配送のトラブルや申し込み後の審査で、書類に不備などがあれば余計に時間が掛ります。
他社への格安スマホへの移行や切り替え手続きは余裕を持って行わなくては、主人のように余分なお金が掛ってしまいます。
特に初めて他社に乗り換えをしている初心者は、手続きの方法について事前に確認しておく必要もあるので、やはりスケジュールには余裕を持たせておくのがベストです。
新しい端末を購入する場合は、自分に合う機種を探す時間も必要です。私は、更新月になる前にはすでに決めていました。
そして、重要なのが、2年ごとに発生する契約更新月のチェックです。
この更新月の確認は、auの場合はWEBの「マイページ」で確認出来ます。主人の場合は、auから「契約期間の満了および契約更新に関するご案内」というはがきが来ていました。
以前は、このような通知などなかったような気がしましたが、「電気通信事業法」の改正によりH28年より定期契約の自動更新時に利用者に事前通知を行う事が義務付けとなりこういったはがきやメールが来るようになったようです。
これなら忘れないですね。
しぼり菜リズム
主人の場合は、更新月を過ぎての「解約」だったので違約金の発生と合わせて日割り計算がないため転入元の4月分の料金も掛かってしまいます。
しかし、OCNモバイルONEでは、利用開始月の4月分は料金が掛からないのでそれだけでもいいのかと思いました。
そして、うっかり忘れそうだったのが、大手キャリアの「ポイント」の処理です。
私が解約したときは、私のauポイントを主人のauポイントに移行しました。今回、主人の分は「auウォレット」にポイントを移行しました。
ウォレットに移行しておけば、解約後も使うことが出来ます。
このポイントも主人は頭になく2,000円程度ですが、私が気が付かなければ失効していたのです。