40年ぶりに「熱」が出た。「風邪」を引くことや熱が出ることは、必ずしも悪いことではない。

淡い

40年ぶりに熱が出た

今年に入って、2回40度以上の「熱」が出ました。

最初は2月に「B型インフルエンザ」になり連日、40度以上の熱が出ました。そして、先週、「風邪」を引き42度の熱が出ました。

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今年になって続けて発熱しましたが、実は物心ついてから熱を出したことがありませんでした。

風邪を引いても微熱をたまに出すくらいで、40度以上の熱が出たというのは大人になってから記憶にありません。

さすがにインフルエンザでマックス48度になったときは身体はダルダルで、頭がぽーっとしてまともな思考力もなくなりました。

テレビでタレントが「南極」の山に登る企画を見て、何故か「南極と北極は、隣同士だね」と主人や子どもに言って「そんな訳ないでしょ」と子どもに突っ込まれました。

「アメリカとイギリスが近いように、地球は、丸いから」など訳の分からないことを言っていました。

高熱で、深く考えることが出来なくなっていたのです。まあ、南極と北極は一番遠いというのは深く考えなくても分かることだけど…。

風邪を引く熱が出ることは悪いことなのか

このように風邪を引くこと、熱が出るということは悪いことなのか。

まず風邪を引くということですが、『風邪の効用』(野口晴哉著・ちくま文庫)という本がありますが、風邪を引くということは決して悪いことではないようです。

むしろ風邪を引くことは、生活の乱れで体に異常が出てきたためその異常を正すために引くというもの。とこの本にあります。

頭を使い過ぎた、消化器に余分な負担を掛けた、腎臓の働きを余分にした後に風邪を引く。体のどこかに偏り運動が行われ、働かせ過ぎたところがあると風邪を引く。

そんな偏った体を治そうとして、風邪を引くということなのです。

むしろ、風邪を引かない方が鈍感な体で、がんや脳溢血など大病をしてしまうそうです。

風邪の効用

では、私のように頭で深く考えが及ばないほどの熱を出すということはどうなのでしょうか。

私の実感として熱が出ると風邪自体の治りは早いような気がしました。反対に熱が出ないとなかなか風邪が治ってくれません。

風邪の菌がなかなか外に出ないので、治るのに時間が掛かります。喉が痛いとか、頭がぽーっとする、怠いなどの自覚症状がありますが咳や鼻水などの症状が出るのは、数日後です。

表に見える症状が出ないと誰も病人扱いしてくれません。熱がないならと家事や仕事など普段通りの生活をして、十分な休養をしないのです。

こんなときは、風邪が通り過ぎるのをただ待つしかないのです。表立って症状が出るまで待ちます。咳や鼻水が出るようになると体が楽になってきます。

そこまで、1週間くらい掛かることもあります。周りもやっと「大丈夫」などと病人扱いをしてくれるのです。

反対に熱が40度以上出たときは、当日の夜は早めに寝て翌日は病院に行き、用心したこともありすぐに風邪の少症状も収まりました。

ただ、風邪自体は熱が出ないときに比べて治りが早かったのですが、治っても高熱を出した後は結構体が、消耗しています。体力が、回復して元気になるのに数日掛かりました。

熱が出るということは、体内に入り込んだ病原体(ウイルスや細菌)が増殖するので、それを抑えるために、体を防御するための防衛反応なのです。

熱だけではなく、風邪を引くと鼻水、咳、下痢などをしますね。これも、菌を体の外に出そうとしているのです。

『風の効用』の著者である整体師の野口晴哉も熱を出すことの意義を書いています。

風邪の目的は、熱を出すことです。熱が出ると体が緩み、発熱し発汗すれば風邪が脱ける。

体の偏りや異常を治すために風邪をひき、発熱や発汗、鼻水、咳、下痢などをして、 体に蓄積している老廃物を体の外に出すことにより、体を正そうとするのだという考え方なのです。

発熱は、ある意味いいことだというのです。

熱は、下げない方がいい

ハーブ水

私は、インフエンザになったときは寝ていても辛かったのでQOLを考えて解熱剤を飲んでしまいました。よほどQOLが悪くならない限り、「解熱剤」は服用しない方がいいといいます。

熱は、ウイルスを退治する免疫反応を高めるものなので、解熱剤で下げてしまえばウイルスや細菌を助けることになり、逆に完治するために時間がかかってしまう場合もあるということです。

病気でさえあれば、何でも治してしまわなくてはならない。早く治してしまわなければならないと考えます。

忙しい現代は、人間が生きていくうえで体全体の動き、体の自然というものを無視しています。

人間の都合によって、仕事のために早く治す、急いで下痢を止めるというようなことばかりやっています。

体の自然のバランスというものが段々失われ、いつまでも体が丈夫にならないと『風邪の効用』にも書いてあります。

解熱剤を処方してくれた薬剤師も熱の高さよりも、本人が辛いと感じなければ服用しない方がいいと言っていました。風呂も本人が、辛くなければ熱があっても入ってもいいということでした。

インフエンザのときは、解熱剤でスッ―と熱は下がりましたがやあはり、また上がってしまいました。楽なのは、一時的でやはり菌が外に出ていくまでやり過ごすしかなかったのです。

熱が、出ない風邪でもいいことも

今まで、熱が出ない風邪を引いていました。治りは遅いのですが、よかったこともあります。

熱が出ないときは、市販の風邪薬を飲むか何もせず治していたので「医療費」が、ほとんど掛からなかったのです。

今回、40度越えの熱が出たので、病院に行きました。肺炎など他の病気が心配だからです。

この病院は高熱が出ると胸部レントゲンを撮ります。肺炎かどうかを調べるためにです。2月のインフルエンザになったときもレントゲンを撮りました。

1年に何度も撮って、被曝も心配になります。病院に行ったとき4月でしたが、インフルエンザA型が地元の小学校で流行しているということで、インフルエンザの検査もしました。

B型になった人は、A型にもなるのが今年の傾向ということでしたが、こちらは「白」でした。このようにレントゲンとインフルエンザの検査もしたので、薬代と3000円ほど医療費が掛かり予定外の出費になりました。

熱が出ていなければ、今回のように余分な出費もなく検査もしませんでした。

しぼり菜リズム

風

私は年に数回風邪を引きます。風邪を引けば精神的にも沈みがちになりますが、風邪を引くことも熱が出ることも決して悪くないということです。

風邪も引かないのは、鈍い体かよほど丈夫な体なのかもしれません。

これから風邪を引いて熱が出れば、「安息」の贈り物だと受け止めて静かに受け入れようと思います。

 

 

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2017年現在57才 50代になって体に色々な変化が起きました。 アレルギー、腰痛、変形性膝関節症、脂漏性皮膚炎、手湿疹、眼精疲労、胃腸の不快感、開帳足等々一気に吹き出しました。 このほかに病気以前、未病のものもあるので 自分の体を見つめ直した生活を考えています。 健康、医療、病気、楽しいことも含めた日常生活を綴っていきたいと思います。 認定医療コーディネーター、ホームヘルパー びわの葉療法インストラクターの資格保有