こんな人必読!『肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい』私が、やっている喉のトレーニングも

飲み込む

いきなり、この本

『肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい』(西山耕一郎著飛鳥新社)です。

よくむせる私は、誤嚥性肺炎の予備軍

この本を書店で手に取ったのは入院中の父が、「嚥下障害」により口から食事を摂れなくなったからです。

水も飲めず、点滴で栄養を摂りながら生きながらえる姿を目の当たりにして興味を持ち早速、購入しました。

この本を読んで、いかに「のどの筋肉」を鍛えることが大事だということを実感ました。

実は、私も喉の筋肉が衰えを案じています。喉の衰えは40代から始まるそうで、数年前から思い当たる節があるのです。

自分の唾液でむせたり、食べた物が気管に入ってしまい苦しい思いをすることがあります。自分の唾液で、むせたときは情けないやら恥ずかしいやら。

このようにむせることは「のどの筋肉が、衰えている」証拠で、嚥下障害の始まりだったのです。

知りませんでした。これが、老化現象だったなんてショックです。

こんな些細なこと(と思っていた)が、「誤嚥性肺炎」の予備軍になろうなど今まで、考えたこともありませんでした。

誤嚥性肺炎は、嚥下障害などでのみ込む力がなくなり、食べ物や飲み物が誤嚥により、気管や肺に入り発症する肺炎です。

この本の著者である、咽喉科医の西山耕一郎医師が、約1万人の「嚥下障害」の患者を診て、嚥下力を回復することによって元気になっていく様子を多数見てきました。

そして、西山医師は、父のように大きな手術を成功させても嚥下機能の低下により食べられなくなったり、誤嚥性肺炎を起こし亡くなっていく患者を目の当たりしています。

その経験から「のみ込む力」をつける大切さを多くの人に知ってもらえるようにと書かれた本なのです。

超高齢化社会に突入して、肺炎が死亡原因第3位となった我が国です。驚くことに、その肺炎のうち誤嚥性肺炎が7割を占めるといいます。

そんな高齢化社会を危惧すべき、この本では、いかに喉の筋肉が大事かということを分かりやすく説明しています。

誰にでも読みやすい文章で、喉を鍛えるトレーニングのやり方も紹介しています。

奇跡の連携プレー。そのズレが、生じると

【食べ物や飲み物をのみ込む過程】

のみ込み

出展『肺炎がいやならのどを鍛えなさい』

まずは、上の図を見てください。食べ物や飲み物をのみ込む過程です。この一連の動作を日々の食事で、無意識に行っています。

食べ物や水分をのみ込む過程は、このような実に精密なメカニズムで成り立っています。上の図の②~⑧が、わずか「0.8秒」で行われます。まさに奇跡の連携プレーです。

のみ込むための嚥下運動は、この奇跡の連携プレーなしではあり得ません。生命の神秘としかいいようがありませんね。

しかし、嚥下機能が落ちると、この連係プレイに微妙なタイミングのズレが出てきます。

喉の筋肉が落ちると反射神経が落ち、ごっくんとのみ込むタイミングのいいときに気管にしっかり(⑤の喉頭蓋の)フタがされなくなり、食道だけでなく肺の方へも食べた物がいってしまうのです。

こちらも合わせて読むと分かりやすいです。

icon-arrow-right 加齢や体力の低下で、嚥下機能低下に。こんなサインは【嚥下(えんげ)障害】の始まりかも。

そして、誤嚥性肺炎になり、それが命取りになるのです。そこで、こんなことを防ぐためにはどうしたらいいのか。喉の筋肉を鍛えるトレーニングというのがあるので、次に紹介します。

喉を鍛えるトレーニングを始めた

加齢で、喉の筋肉が落ちてくるとのみ込む力が低下します。

でも、安心して下さい。あらゆる筋肉は、歳をとってからでも鍛えられるとうことなのです。

 icon-arrow-right 筋肉は、何歳からでも作ることが出来る

のどの筋肉も同じで、今からでも鍛えることが出来るのです。この本では、喉の筋肉である「喉頭挙上筋群(こうとうきょじょうきんぐん)」という喉ぼとけの筋肉を鍛える訓練などいくつか紹介しています。

むせることの多い私はその中で、続けて出来そうな2つのメニューを選んで密かにトレーニングしています。

私がやっているのが、①「嚥下おでこ体操」②「あご持ち上げ体操」に⓷②の「あご持ち上げ体操」に「のどE体操」を組み合わせたものです。

①「嚥下おでこ体操」

「嚥下おでこ体操」

出展『肺炎がいやならのどを鍛えなさい』

②「あご持ち上げ体操」

「あご持ち上げ体操」

出展『肺炎がいやならのどを鍛えなさい』

⓷「のどE体操」と右下の「あご持ち上げ体操」に「のどE体操」を組み合わせたもの

「のどE体操」と「あご持ち上げ体操」に「のどE体操」を組み合わせたもの

出展『肺炎がいやならのどを鍛えなさい』

これらは、喉頭挙上筋群など喉の筋肉を鍛えるものです。どれも、簡単で、高齢な方でも出来ます。

やってみて、こんなところにも(喉ぼとけの辺り)筋肉があったのだなあと感心し、その筋肉に効いている感じがします。

カラオケがいい

この5分も掛からない「のど体操」を「1日2セット」目標に心掛けて行っています。1か月以上やっていますが、何となくですが、むせることが少なくなりました。

でも、こんな地道なトレーニングが面倒という人に朗報です。「嚥下」と「発声」はほぼ同じ筋肉を使っているということで、声を出すことでも同じ効果が得られます。

特に高い声を出すことが、効果的ということでこの本で紹介しているのが、「カラオケ」で歌うことです。発声練習でもいいです。

クリスタルキングの「大都会」など高音域の歌を歌うのがいいのですが、ハードルが高いですよね。

こんなに高い声は出ないという人にお薦めの曲は、「津軽海峡冬景色」「世界に一つだけの花」です。

それも歌えないよという人、よく喋り声を常に出すのも効果ありということなので、お喋りに花を咲かせるのもいいでしょう。

しぼり菜リズム

ムセる、せきこむ、かすれ声。こんな現象に心当たりありませんか。

これは、「喉の筋肉が衰えている」証です。放っておけば、将来、「誤嚥性肺炎」を起こす可能性があります。

食べる楽しみが奪われないように今から、のどの筋肉を鍛えるトレーニングを始めてみませんか。

嚥下能力が衰えなければ、寿命も10年は違うと聞けば、始めるきっかけになるのではないでしょうか。

 

 

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2017年現在57才 50代になって体に色々な変化が起きました。 アレルギー、腰痛、変形性膝関節症、脂漏性皮膚炎、手湿疹、眼精疲労、胃腸の不快感、開帳足等々一気に吹き出しました。 このほかに病気以前、未病のものもあるので 自分の体を見つめ直した生活を考えています。 健康、医療、病気、楽しいことも含めた日常生活を綴っていきたいと思います。 認定医療コーディネーター、ホームヘルパー びわの葉療法インストラクターの資格保有