苦痛の少ない胃の「内視鏡検査」を受けてきた。検査の流れやクリニックも紹介します。

胃内視鏡

胃や食道の状態を調べる内視鏡検査をしました。前回、胃に炎症(表層性胃炎)があったので、今年も検査を受けました。

ここ数年は、「田坂記念クリニック」で胃の内視鏡(食道、胃、十二指腸)を受けています。このクリニックは、「鎮静剤」を使った苦痛の少ない内視鏡の検査を行っています。

今回、鎮静剤を使った苦痛の少ない胃の内視鏡検査を受けたので、検査の流れや体験談などを紹介します。

検査前日

夕食をなるべく早目に済ませます。夜9時以降は、食事を取らないようにします。夕食以降は、水やお茶のみの水分しか取れません。

夕食は、刺激の少ないものにし、食べ過ぎないようにしました。油分や繊維の多いもの、飲酒も控え、早く就寝をした方がいいと思います。

検査当日

起床から出掛けるまで

朝起きて、水をコップの半分くらい飲みました。朝の薬の服用はしませんでした。

検査が、10時からだったので、洗濯、アイロン掛け、掃除機掛けなどの家事を済ませ、ダンベル、ピラティスなどもやってから家を出ました。

私は、バタバタと家事やトレーニングをやって慌ただしく家を出ましたが本来は、何もせずゆったりとした気持ちで出掛けた方がいいと思います。

受付から検査

田坂記念クリニックは、代々木駅北口を出た駅の隣のビルの8階にあり、アクセスがいいです。
病院に9時過ぎに到着。

受付から待合室に通され、問診票や同意書、注意事項を書いた書いた紙を渡されました。

住所、名前、生年月日、既往症、気になる症状、アレルギーの有無、妊娠しているか、血栓防止の薬を飲んでいるかなどを問診票に書きました。

問診票に要望があれば書いて下さいとあったので、食道や咽頭なども見て欲しい旨を書きました。

このクリニックは、「NBI」という最新の観察技術を備えた機器を使っているので、喫煙者で飲酒時に顔が赤くなる人や、咽がんや食道がんのリスクが高い人は、検査時にこの技術を活用してくれるとのことです。

私は、飲酒時に顔が赤くなる体質なので、この辺りも調べてもらいたかったのです。

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ロッカーのカギと音と振動で診察の順番などを知らせてくれる呼び出し用端末を渡されました。

呼び出し端末

呼び出し端末

時間があったので、待合室のテレビを見たり雑誌に目を通したりしていました。

待合室は、胃や腸の検査の予約の患者がほとんどで、普通の診療所のように混みあっていることもなく、ゆったりした感じでリラックス出来ます。

診察室で医師の問診があり、現在の胃の状況や気になることを聞かれました。私は、就寝中に明け方、胃から上の辺りの胸焼けがあることを伝えました。

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ロッカールームで、荷物を置いてスリッパに履き替えました。アクセサリー(ピアスとネックレス)や時計も外します。

検査をする人のための待合室で、しばらく待ちました。次から次へと流れ作業のような感じで、検査を行い終わった患者が、回復室に運ばれて行きます。回復室は、4、5人くらい寝ているようでした。

予約時間は10時からですが、11時10分にやっと検査室に呼ばれました。

内視鏡検査

キャスターの付いたリクライニング式の椅子兼ベットに座ると生年月日と名前を聞かれます。小さな紙コップに入った胃の発泡剤の液体を飲みます。

これは、胃の中を綺麗にするための薬です。飲んだ後、咳が出たので、落ち着くまで待ってもらいました。

眼鏡を外しスリッパを脱いで、ベットに仰向けに寝ます。

食道も視て欲しいと書いたので、親族に食道がんをやった人がいるのか聞かれました。その他のがんをやった家族がいるかと聞かれ両親ががんを経験したと伝えました。

左に横向きになり頭の下に枕を入れ、右膝を立てます。口を開け喉の麻酔をスプレーでシューっと掛け、喉に溜めて15秒数えたらゆっくり飲み込むように言われました。

ごくんと飲み込むととても、苦いです。鎮静剤の注射を使用する場合は 血液中の酸素濃度をモニターするために右指にクリップを挟みます。

横向きのまま左腕に鎮静剤の注射を静脈にします。マウスピースを咥え鼻で息を吸って、口で吐くことをゆっくりと5回繰り返します。

その辺りで意識を失います。検査は、5分から15分程度のようです。

潰瘍やポリープなどある場合、一部組織を採って調べます。前回ポリーブを採りましたが、痛みはありませんでした。

検査終了後

気が付くと回復室で目が覚めました。回復室は、他の患者も何人か寝ていましたが、一人一人仕切りがあるのでお互いの顔が見えずプライバシーが保てます。

1時間くらいぐっすりと寝ていました。検査の時の移動式ベットのまま運ばれ、背もたれを起こした状態で寝ていたようでした。

目が覚めてからも30分くらいうつらうつらしていました。スタッフの人が起こしに来てくれ、ベットから立ち上がると少しふらっとしましたが、普通に歩くことが出来ました。

診察室に呼ばれて、結果を聞きました。特に異常はなく食道、胃、十二指腸も綺麗だといういことで内視鏡で撮影した写真を見ながら説明を聞きました。

内視鏡で撮影した74枚分の写真をプリントアウトした用紙を頂きました。飴をくれ、自由に飲めるウォーターサーバーがあったので水分を取りました。

内視鏡検査画像

食道から胃にかけて内視鏡を挿入しているので、少し何か入れた後のような違和感がありました。その後、この違和感はすぐに治まりました。

検査時に胃に空気を入れて膨らませているため、お腹の張りや違和感が残る場合があるそうです。喉に麻酔をしているので、誤飲防止のためすぐに飲食が出来ません。

胃のポリーブなどの組織を取った人は、インジゴカルミンという青い色素を散布しているので、尿や便に色が付くことあるそうです。

検査後、1時間以上経っているので食事をしてもいいとのことでした。検査費用は保険適用で、4,600円でした。昨年、組織を採ったときは9,000円ほど掛かりました。

麻酔鎮痛剤と鎮静剤を使った内視鏡は、痛みも喉を通るときの不快感もありませんがその日の行動が制限されます。車やバイクの運転が出来ません。重労働、運動なども避けた方がいいです。

私は、湯船に浸かってしまいましたが、当日のお風呂はシャワー程度がいいようです。ポリーブなどを取った人は、アルコールは控え、消化のいいものを食べるといいです。

鎮静剤を使った内視鏡検査

今回使用した鎮静剤は、中枢神経の働きを適度に抑制し、恐怖心や不安感などを取り除きます。半分眠ったような状態ですが、意識を失うことはなく、呼吸などが止まることもありません。

鎮静剤を使った内視鏡の利点

鎮痛剤を使わない内視鏡検査で、内視鏡のチューブの挿入部が喉を通るときに「オエーっ」と吐き気のような咽頭反応で、不快な思いをしたことがあります。

鎮静剤で意識がないので、吐き気のような咽頭反応で不快な思いをすることがありません。圧迫感やお腹を突き上げるような肉体的な痛みもなかったです。

緊張や恐怖感もなく、精神的に楽でした。

主人は、以前人間ドックの内視鏡検査で、辛い思いをしてからトラウマになってしまいました。内視鏡検査は、死んでも受けないと言っていたのですが、「騙されたと思って、受けてみて」とこのクリニックでの鎮痛剤での検査を勧めたら楽だったと言っていました。

鎮静剤を使った内視鏡の欠点

内視鏡検査を行っている間眠ってしまっているので、自分の胃がどんな状態なのかわからないです。

鎮痛剤を使わない検査だと、モニター画面を見ながらリアルタイムで説明してくれます。

仮眠など休憩を取らないといけないので、時間がない人やその日に車の運転をする予定のある人は難しいです。

鎮静剤も麻酔なので、そのリスクもないとは言えません。

まとめ

田坂記念クリニックは、苦痛の少ない内視鏡検査を行っています。「鎮静剤」を使用した内視鏡検査を主に行い、そのために特化しシステム化された感じです。

クリニックは検査の患者が中心で、ゆったりとして静かで、プライバシーにも配慮され、施設も清潔で綺麗です。鎮静剤を使った内視鏡検査は、痛みや恐怖感などなく安心して受けることが出来ます。

内視鏡の検査をやっていた知り合いの医師に聞いた話ですが、内視鏡検査のときは、とにかく肩の力を抜いてリラックスした状態でやるのが本人も苦痛が少なく検査をする医師もやりやすいとのことです。

胃の内視鏡検査は、朝食を抜くのであまり検査の時間が遅いとお腹が空いてしまいます。なるべく早い時間に予約することをお勧めします。

大腸の検査と違い1回の絶食で、気軽に出来ます。注射がチクンと少し痛いくらいで、検査終了後に仮眠出来て、つかの間の骨休みになり私にとって決して不快な検査ではありませんでした。

【 田坂記念クリニック】

・〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-35-4 代々木クリスタルビル8F
・JR山手線・総武線/都営地下鉄大江戸線 代々木駅北口徒歩0分
・TEL:03-3374-0641

 

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2017年現在57才 50代になって体に色々な変化が起きました。 アレルギー、腰痛、変形性膝関節症、脂漏性皮膚炎、手湿疹、眼精疲労、胃腸の不快感、開帳足等々一気に吹き出しました。 このほかに病気以前、未病のものもあるので 自分の体を見つめ直した生活を考えています。 健康、医療、病気、楽しいことも含めた日常生活を綴っていきたいと思います。 認定医療コーディネーター、ホームヘルパー びわの葉療法インストラクターの資格保有