原因の分からない腰痛になった
ある日重たい机を運んでから痛くなり、2ℓのミネラルウォーターさえ持てなくなりました。50歳を過ぎて、腰痛になりました。
腰痛で重たいものが持てなくなり掃除機掛け、買い物の荷物運び、除湿機の水捨て、濡れた洗濯物を運ぶなどの家事を数年間、主人にやってもらっていました。腰に忍び寄る鈍痛は、動く都度に「腰痛」を意識させられます。
整形外科の画像診断では、骨には異常がなく特定原因は分かりませんでした。寝ているとき、立っているとき、歩いているときの真っ直ぐな姿勢以外は、腰が重く生活の質(QOL)も落ちます。
コルセットを巻いて、中腰にならないよう、腰をかがめないよう、重いものを持たないよう…。否が応でも「腰」に意識がいく生活を強いられました。
腰から膝に関心が移ったら腰痛が無くなった
実は、その痛み「心因性腰痛」という脳の錯覚からくるものだと確信しました。それは、あるときからほとんど腰の痛みが出なくなったからです。
それは、昨年、変形性膝関節症になり、「腰」から「膝」に痛みの関心が移ったからです。何のことはない、膝が痛くなって腰のことを考えている余裕がなくなり、腰の痛みを忘れてしまったのです。
原因が特定されない腰痛は、脳の錯覚、物事の受け止め方次第で痛みが出る「心因性腰痛」の可能性がある。
と以前から噂に聞いていたものの自分の腰痛が、心因性のものかどうか分かりませんでした。でも、膝が痛くなった頃から気にする患部が「腰」から「膝」に移り、腰のことは自分の関心から外れて痛みがなくなったことで、その腰痛は、心因性のものだと思ったのです。
関心から外れて忘れられた腰痛は、以後ほとんど出番がなくなり多少の重たい物も持っても痛みは出なくなりました。
心因性腰痛
「心因性腰痛」は、考え方のクセにより痛みを作ります。感じている腰の痛みが、実は「脳の錯覚」であり自分で、勝手に痛みを作り出していたのです。逆に考え方のクセを変えると痛みに対する過剰反応が抑えられるというのものなのです。
つまり、痛みを気にすると小さな痛みでも大きく感じてしまうということがあるのです。脂漏性皮膚や逆流性食道炎でも考え方のクセを変えることで痒みや不快感がなくなった経験があり物事の受け止め方次第で、症状が出なくなることがあります。
本来、体の異常がないので痛くないのに、考え方次第で、痛みを感じる「心因性腰痛」。たまたま、膝が痛くなり、腰痛が消えてみてあらためて腰痛の正体は「心因性腰痛」だと確信したのです。
これを機に考え方も「腰が痛いから買い物も、出来ない」「重たいものを持って悪化したら大変」から「心配することは、何にもない」と切り替え気持ちも楽になりました。身体と心は、密接につながっているのだと実感した次第です。
腰から膝に痛みは移ったものの膝の方は、運動療法で現在痛みは緩和されています。
ピラティスも腰痛防止になっている
もう一つ、腰痛防止にピラティスを始めたことも腰痛が出なくなった原因だと思います。
お腹を取り囲む腹筋の深層部の筋肉、腹横筋を鍛えることにより腰回りに「自然のコルセット」が出来て、それで腰痛防止になっていると思われます。
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腰痛が治った自分なりの原因
私の腰痛が治った自分なりの原因をまとめてみました。
- 私の腰痛は、腰の痛みが膝の痛みに関心が移ったことから分かった「心因性腰痛」だった。
- 体の異常がないのに「腰が痛い」と脳が錯覚し痛みを作る「心因性腰痛」は、考え方のクセを直すと症状が緩和されます。私の場合「腰」に意識のいく生活から脱却し「腰が痛い」と自覚しないことで症状が出なくなりました。
- ピラティスで、腹横筋を鍛えることで腰回りに「自然のコルセット」が出来て、それが腰痛防止になっています。