西荻窪の甘味処「甘いっ子」へ行きました。
甘いっ子
甘いっ子は、西荻窪駅の南口から徒歩で7分くらいのところ通称乙女ロードにあります。
乙女ロードは、カレー、ラーメン、チャーハンなどの人気の行列店が軒を連ね歩いているだけでお腹が空いてきます。
甘いっ子も夏は、かき氷目当てに陽が当たって暑そうなお店の前に行列がいつも出来ています。
昭和40年創業のお店で、外観から昭和の趣を残しています。
平日の15時半頃に伺うと人気店だけど2組ほどお客さんしかいなかったのですぐに座ることが出来ました。
4人掛けのテーブル席が6つか7つくらいあり奥の方は、薄暗い感じで、年季が入った店内は昭和のまま時が止まったようです。
白玉あんみつ
テーブルに置かれているメニューを開いて見るとぜんざい、あんみつ、ところ天、いそべ巻き、しるこ、豆かん、かき氷という甘味処定番のメニューがあります。
(ただし、おしるは、10~3月、かき氷は、4~10月になります)
いちご、抹茶、ミルク、杏といったかき氷が夏場、人気で、メニューの杏のかき氷が気になり食べてみたいと思いました。
今回は、目的である「白玉あんみつ」(900円税込)を注文しました。
白玉、あんみつ、あんこってときどき無性に食べたくなりるので、近くにこういうお店があるのは有難いです。
すぐに出てくるのかと思いきや、注文してから10分くらいしてから運ばれて来ました。
先客の隣のテーブルも同時に運ばれてきたので、一緒に作ったのかもしれません。
あんみつの「あん」は、4月~10月までは「粒あん」で11月~3月までは「こしあん」と書いてありましたが、4月のこの日何故か、こしあんで出てきました。
寒天の上に丸く形成されたこしあんこ玉、つやつやしたお団子タイプ白玉は一口サイズのものが8つ、みつ豆、みかん、パイナップルの缶詰が乗っています。
(ふっくらと炊いた豆がたくさんあります)
あずきは北海道帯広の豊祝、寒天は伊豆諸島のテングサ、白玉粉は埼玉八潮産と書いてあり素材へのこだわりがありそうです。
別の容器に入った黒蜜を全体にまんべんなく掛けると艶が出て食欲を誘います。
黒蜜はたっぷりで、全部掛けると甘さ強過ぎかなと思いましたが、せっかくだから贅沢にたっぷりの黒蜜をまわして掛け頂きます。
白玉は注文が入ってから作るようで、注文してから時間を置いて出て来たのは、作り置きの材料をただ器に盛るだけではないからだと思いました。
作り立ての白玉は、ほんのり温かくツルプルンとして柔らかいです。
自分でもときどき白玉を作るけどこんな弾力がありながらも柔らかい白玉は作れません。
こういうのって何から食べるか迷うところだけど温かい白玉の次に口当たりのいい寒天を食べました。
寒天もほどよい柔らかさで、つるんとしてそれなりに弾力があります。
フルーツ缶だけど冷えたみかんやパインの酸味がいいアクセントになり、ガラスの器も冷えているこの気配りが嬉しいです。
いよいよ中央に鎮座しているあんこ玉を攻略
丁寧に炊かれたこしあんの滑らかさとほどよい甘さに濃密だけど品のある黒蜜が相まって…
幸せっていうのはこんなときに感じるのかっていうくらい幸せ指数が爆上がり
(単純だな)
粒あんが好きだけど、こしあんを崩しながらこしあんの方があんみつには合うなどと考えていました。
あんや寒天の合間に食べるふっくらと炊いた赤エンドウ豆は柔らかく塩加減も丁度よくて、甘いもんの間の箸休めになります。
子どもの頃は、あん蜜やみつ豆のこの豆が苦手で豆をはじいて寒天だけ食べていて、バサバサの印象の強い豆がどうして入っているのか疑問に思っていました。
でも、自然で素朴な味だけどほんのりしょっぱくてほくほくとした豆は、黒蜜と絡めば絶妙な甘しょっぱさになりたまらなくいいのです。
甘味に煎茶が出されますが、濃い目の緑茶なので、甘いものによく合い甘味を食べ終わった後に飲むと抹茶みたいに苦さが際立つのがいいです。
私が入ったときは店内は2組しかおりませんでしたが、私の入店後1組来店してお客さんは、皆、女性ばかりでした。
白玉、あんこ、寒天、豆どれも美味しく他のメニューもハズレはないはず
(特に白玉は、絶品です)
夏場のかき氷は、日差し除けのない炎天下での行列必死なので冬になったらおしるこ食べに来ようかな。
店内も妙に落ち着く空間で、買い物がてらふらっと立ち寄ろう
しぼり菜リズム(まとめ)
西荻窪の甘味処「甘いっ子」へ行きました。
昭和40年創業のお店で、外観から昭和の趣を残しています。
テーブルに置かれているメニューを開いて見るとぜんざい、あんみつ、ところ天、いそべ巻き、しるこ、豆かん、かき氷という甘味処定番のメニューがあり、「白玉あんみつ」(900円税込)を注文しました。
寒天の上に丸く形成されたこしあんこ玉、つやつやしたお団子タイプ白玉は一口サイズのものが8つ、みつ豆、みかん、パイナップルの缶詰が乗っています。
作り立ての白玉は、ほんのり温かくツルプルンとして柔らかい寒天もほどよい柔らかくさで、つるんとしてそれなりに弾力があります。
フルーツ缶だけど冷えたみかんやパインの酸味がいいアクセントになり、ガラスの器も冷えているこの気配りが嬉しいです。
丁寧に炊かれたこしあんの滑らかさとほどよい甘さに上濃密だけど品のある黒蜜が相まって…
あんや寒天の合間に食べるふっくらと炊いた赤エンドウ豆は柔らかく塩加減も丁度よくて、甘いもんの間の箸休めになります。
■甘いっ子(あまいっこ)
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- 東京都杉並区西荻南2-20-4
- 定休日 月曜日
- 営業時間 11:00 ~ 18:00