アクアパッツァ
「鯛」が1匹手に入ったので、アクアパッツァを作りました。
近所のスーパーの鮮魚コーナーをチェックしていると鯛が安くなっていることがあります。
鯛を購入すると炊飯器で鯛飯を作ることが多いのですが、たまには違うものということでアクアパッツァにしました。
アクアパッツァにする魚は、切り身ではなくて丸ごと一尾使うのが旨味が出て美味しいです。
「アクアパッツァ」とは、魚をオリーブオイルでソテーし、トマト、あさり、水などで煮込んだイタリア料理です。
イタリア語で「アクア」は「水」、「パッツァ」は「 暴れる」「狂った」の意味があり、食材を鍋に入れる際に水が油に跳ねる様子から名付けられたといいます。
材料
魚は、今回、真鯛を選びましたが、イサキやメバル、カサゴといった魚もいいです。
- 鯛:1尾
- ミニトマト:5〜6個
- パプリカ(赤・黄):各1/8個
- しめじ:1/2房
- しじみ(あさり、ムール貝でも可):適量(写真に入れるの忘れました)
- ニンニク:二片
- 白ワイン:大さじ3〜4
- 水:1/2カップ
- オリーブ油:大さじ1
私は、ブロッコリーを色どりに散らしましたが手に入れば、イタリアンパセリやバジルなど)…適量あるといいです。
作り方
私は、下処理の済んだ魚を購入しましたが、下処理をしたものでも、尾やヒレのふちに鱗が残っていることがあるので、包丁でこそげ取り、腹部の薄い膜を水でしっかりと洗い流します。
洗い流したらキッチンペーパーでしっかり水分を拭き取り胡椒(分量外)を振っておきます。
フライパンを温める
真鯛にはフライパンにクッキングシートを敷き、オリーブ油と半分に切って芯を抜いたにんにくを入れて温め、香りを引き出します。
具材をカット
フライパンを温めている間に、パプリカ4等分、しめじはほぐし、半分に切ります。
貝は、表面を洗って汚れをとっておきます。
ミニトマトは、電子レンジで約3分間加熱し、水分を飛ばすとスープが濁りません。
ニンニクの香りが出てきたら、下処理をした真鯛をフライパンに入れ、3〜5分ほど片面をこんがりと焼きつけます。
(ニンニクが焦げそうであれば途中で取り出します)
盛り付けるときに上にしたい面を先に焼くと、美しく焼き目をつけることが出来、香ばしさがプラスされ、煮崩れもしにくいです。
焼き色がしっかりとついたら、トングなどで魚を支え、クッキングシートを引き抜きながら魚をひっくり返します。
クッキングシートを使うことでトングで真鯛を挟まないで済み、身崩れしません。
ひっくり返した面も3~5分程焼きつけます。
ワインを加え、さっとアルコールを飛ばしたら水を加えて煮込みます。
具材を入れ、フタをしてさらに5〜10分程度煮込みます。
魚に十分火が通り、貝類が口を開けたら、お好みで粗みじん切りにしたハーブ類(私は、茹でたブロッコリー)を散らして出来上がりです。
魚介類から十分に塩味は出ていますが、スープの味をみて塩で味を調えて下さい。
仕上げに生胡椒を散らすと見た目もいい感じだし、プロっぽい味になります。
「脇役」から「主役」になるカンボジアの【生胡椒】・そのまま食べても美味しい
ポイント
トマトは、電子レンジなどで加熱して水分を抜くとスープが濁らずトマトスープのようにならないです。
(または、最後に入れる)
魚は、崩れやすいので、ひっくり返すときはキッチンシートを使うといいです。
スープを掛けまわしながら魚に味を沁み込ませるです。
魚1尾を使ったアクアパッツァは、見た目が豪華でそのままテーブルに置けばパーティーの主役料理になります。
まるごと1尾使うと、スープまで旨味が出て美味しく頂くことが出来ました。
しぼり菜リズム(まとめ)
「鯛」が1匹手に入ったので、アクアパッツァを作りました。
「アクアパッツァ」とは、魚をオリーブオイルでソテーし、トマト、あさり、水などで煮込んだイタリア料理でアクアパッツァにする魚は、切り身ではなくて丸ごと一尾使うのが旨味が出て美味しいです。
魚は、今回、真鯛を選びましたが、イサキやメバル、カサゴといった魚もいいです。
作るときのポイントは、トマトは、電子レンジなどで加熱して水分を抜くとスープが濁らずトマトスープのようにならないです。
魚は、崩れやすいので、ひっくり返すときはキッチンシートを使う、スープを掛けまわしながら魚に味を沁み込ませるです。
魚1尾を使ったアクアパッツァは、見た目が豪華でそのままテーブルに置けばパーティーなどのよそ行き料理になります。
まるごと1尾使うと、スープまで旨味が出て美味しく頂くことが出来ました。