パーラー江古田
実家に遺品整理に行くときは、パン屋さんでお昼を調達してから行くことが多いです。
今回は、江古田駅北口から歩いて6分ほどにある『パーラー江古田』のパンを購入しました。
住宅街の中の古民家をリノベーションした一軒家のパン屋さんで『まちのパーラー』の姉妹です。
外観の蔦や入口の緑の木、藍の暖簾が雰囲気があり店内は控えめな照明と木の温もりを感じます。
カフェも併設されていて、以前、そこで食べたこともあります。
人気店なので、行列を覚悟していましたが、11時頃だったので待ち人数2番目で、テイクアウトの人は、一人づつ入って注文するため引き戸の外で順番を待ちました。
明るい外から入ると店内照の明が暗いのでショーケースの中のパンの名前の書いた札の字が見にくく、並んでいるパンの種類も状態も良く分からず選ぶのに時間が掛りました。
奥のイートインスペースは、お昼前にも関わらず人が入っているようでした。
お昼に食べるボリュームがありそうなハムサンドを注文し、サンドイッチのパンもいくつからの種類から選べるので「湘南小麦のカンパーニュ」を選びました。
サンドイッチは、オーダーしてから作るようで、作っている間に会計を済ませ、10分くらい外で待っていました。
総菜パン
「自家製ハムのサンドイッチ」(840円税抜)
自家製の大きな生ハムが二種類とニンジンの千切りが入っています。
厚みのあるハムは存在感があり、ニンジンの量も多くて値段が高いだけあります。
ハムはしっとりやわらかく、適度な脂と程よい厚さにカットされてるので肉感がしっかり感じられます。
ハムそのものも旨味があって美味しいのだけど酸味のあるマリネされたニンジンの千切りが脂身のあるハムと相性がよくて、全体を引き締めています。
しっとりしたハムとシャキシャキしたニンジンの歯応えも楽しめます。
パンは、「湘南小麦のカンパーニュ」を選びました。
まわりはカリッと、パン部分はふわもちっとしていて、ほんのり酸味があり噛めば噛む程にパンの旨味が口の中に広がります。
以前、イートインで食べたサンドイッチは、軽くトーストされたされてたからかパンがフランスパンかだったかもっとカリッカリッの表面のガシガシとした歯応えだったような気がします。
ハムを挟んで食べるにはあまりハードなものよりは、こちらのバン生地の方が割と柔らかく食べやすいです。
堅いパンは好きですが、リベイクしないでそのまま食べる方が好みです。
別の日に買いに行ったのは、キッシュとベーコンエピとタルトです。
この日も11時頃行ったけど先客1人とほぼ並ばず買うことが出来ました。
「ほうれん草とコッタ・チーズのキッシュ」(550円税抜き)
ボリュームがありランチにいいと思い「ほうれん草とリコッタ・チーズのキッシュ」を購入しました。
ほうれん草やドライトマトで食物繊維が、たっぷり使った卵やチーズでタンパク質が摂れるのは嬉しいです。
リコッタチーズが入っているので濃厚な味わい。
ふわふわでジューシーな玉子の存在感がありますが、玉子感があり過ぎるキッシュやプリン、「萩の月」みたいなものが少し苦手で、これは、玉子臭さがなく食べやすかったです。
パイ生地部分がサクサクで、卵やバターをふんだんに使っているのかコクがあります。
思った以上に重量があって、全部、食べきれませんでした。
「ベーコンエピ」(320円税抜き)
大好きなハード系の定番、「ベーコンエピ」。
このベーコンエピは、ずっしり重く食べ応えあり、強めの焼き加減だけど美味しいです。
ベーコンエピの美味しいパン屋さんは、どのパンもハズレがないです。
こんなにベーコンエピが美味しいパーラー江古田は、やっぱりハード系パンの「聖地」ですね。
まわりはカリッとしていて、香ばしく噛めば噛むほど味の出るパンです。
厚切りで食べ応えもあるベーコンの塩気や旨み、粒マスタードを包む酸味のある生地のハーモニーが最高で、黒胡椒のパンチもアクセントになっています。
バリッとした生地とベーコンの脂ってよく合う。
それをちぎって、一口ずつ噛みしめながら食べるのは至福のひと時です。
タルト
「季節のタルト さつまいも」(360円税抜き)
意外に美味しかったのが、「季節のタルト(さつまいも)」です。
直径10㎝くらいで、アーモンドクリームにホクホクの蒸した角切りの皮付きさつまいもがたっぷり乗っていてずっしりと重みがあります。
キッシュにしても、バターたっぷりのサクサクのタルト生地が美味しくてケーキ屋さんのタルトに負けていません。
むしろ、こちらのさつまいもの自然な甘味を生かしたタルトが好きです。
最近、ケーキのようなものは食べないけれどこれだったらケーキの替わりに食べても満足感も得られていいかもしれません。
お芋そのものが美味しく、アーモンドクリームもコクがあるけれど全体的に上品な甘さなので思ったより食べられました。
それでも、キッシュとベーコンエピを半分食べているので少し残しました。
今回、圧倒的に美味しかったのがベーコンエピで次にタルトです。
(タルトが、意外に美味しくてびっくりしました。)
ベーコンエピは、今まで食べた中で一番美味しいかったかな。
ベーコンエピの美味しいパン屋さんってやはり、レベル高いです。
しぼり菜リズム(まとめ)
実家に遺品整理のお供のパン、今回は、住宅街の中の古民家をリノベーションした一軒家のパン屋江古田の『パーラー江古田』です。
行列必死の人気店ですが、お昼前の時間はほぼ並ばず買うことが出来ました。
「湘南小麦のカンパーニュ」で作ってもらった「自家製ハムのサンドイッチ」は、厚みのあるハムはしっとり柔らかく肉感がしっかり感じられ、酸味のあるマリネされたニンジンの千切りが脂身のあるあるハムと相性がよくて、全体を引き締めています。
「ほうれん草とコッタ・チーズのキッシュ」は、ほうれん草やドライトマトで食物繊維が、たっぷり使った卵やチーズでたんぱく質が摂れるのは嬉しいです。
リコッタチーズが入っているので濃厚な味わいで、ふわふわでジューシーな玉子の存在感がありますが玉子臭さがなく食べやすいです。
ハード系の定番「ベーコンエピ」は、ずっしり重い 食べ応えありまわりはカリッとしていて、香ばしく噛めば噛むほど味の出るパンでした。
厚切りで食べ応えもあるベーコンの塩気や旨み、粒マスタードを包む酸味のある生地のハーモニーが最高で、ベーコンエピの美味しいパーラー江古田は、ハード系パンの聖地です。
意外に美味しかったのが、季節のタルト(さつまいも)で、アーモンドクリームにホクホクの蒸した角切りの皮付きさつまいもがたっぷり乗っていてずっしりと重みがあります。
キッシュにしても、バターたっぷりのサクサクのタルト生地が美味しくてケーキ屋さんのタルトに負けていません。
今回、圧倒的に美味しかったのがベーコンエピで次にタルトが美味しかったです。
■パーラー江古田
- 練馬区栄町41−7
- ℡.03-6324-7127
- 営業時間:8:30~18:00