ポシェットを忘れる
六本木のサントリー美術館に行ったときにポシェットを忘れ失くしてしまいました。
中に財布とカードケースと家と実家の家の鍵が入っていました。
財布には、現金2万円くらいとスイカ2枚、カードケースには、キャッシュカードとクレジットカード、保険証、免許証が入っていました。
失くしてから
美術館を出て商業施設のトイレに入った後、ポシェットがないことに気付きました。
まず、入ったトイレを確認しそこになかったので、失くしたと考えられる箇所までの道を戻りながら落ちていないか探しました。
ポシェットを置いたと思われるベンチや美術館のロッカーの中も確認しましたがなかったので、美術館とミッドタウンの受付で「紛失届」を出して見つかった場合は連絡をくれるようにしました。
次に近くの交番に行き、交番に「遺失届」を出し「受理番号」(遺失届受理番号のお知らせメモ)を受け取りました。
「遺失届」を警察署か交番で提出すると、紛失物が見つかったときに警察から連絡をもらうことが出来、届出をしておくと、後で違法な請求が来たりしてトラブルになったときの証拠になります。
届出はどこの警察署、交番等でも受け付けています。
私の場合、頭が真っ白になりながら交番に行きましたが、後で調べたら交番に行ったのは正解でした。
それは、落とし物の種類や場所、月日などから、落とし物が警察に届いているかどうかを検索することが出来、ミッドタウンだけでなく日本全国どこでもポシェットが見つかれば警察から連絡をもらうことが出来ます。
また「遺失届」は、クレジットカードや財布の中の現金などを不正利用された場合の手続きや保険証の再交付の手続きで受理番号が必要な場合があるので、紛失が分かった時点ですぐに「遺失届出」をした方がいいのです。
交番に「遺失届」を出したので、住所、氏名等が分かるものは、警察から連絡が、カード類は警察または各カード会社から連絡が、鍵等住所、氏名の分からないものは遺失届の内容と合致したものが届けられた場合は、警察から連絡が来るということでした。
失くした場合の対応
家に帰ってからやったことをそれぞれ書きます。
クレジットカード
クレジットカードは、24時間受付のコールセンターにその日のうちに連絡をして、不正使用がないか確認してもらい停止の手続きをしました。
停止後は、万が一カードが見つかってもそのカードは使えないので、新しいカードが送られてきたら素のカードの新たな番号で使うということでした。
再発行の手数料は、1,100円でクレジット決済になります。
新たなカードを発行すると電話、光熱水費など失くしたカードの古い番号では毎月のカード払い出来なくなるので、新しい番号の届け出をしなくてはなりません。
失くした日にすぐに停止の手続きをしたので、カードの不正使用は免れました。
キャッシュカード
キャッシュカードもクレジットカードと同じように失くした日に24時間受付のコールセンターに電話をして、不正使用がないか確認してから停止の手続きを取りました。
クレジットカードと違ったのは、見つかった場合は、「発見」の手続きを行い再びカードが使えるようにするということでした。
私は行いませんでしたが、クレジットカードやキャッシュカードを停止の手続きを取っても不正使用が心配な場合は、100%ではありませんが、対策として「信用情報機関」に登録する方法があります。
登録や情報の開示には手数料が掛かりますが、登録しておくことで自分の信用情報(クレジットやローンの契約内容や返済・支払状況・利用残高など)に不正がないかを調べることが出来ます。
- (銀行)全国銀行個人信用情報センター http://www.zenginkyo.or.jp/pcic/
TEL 0120-540-558 - (クレジット会社)CIC http://www.cic.co.jp
TEL 0570-666-414 - (消費者金融会社)(株)日本信用情報機構 http://www.jicc.co.jp
TEL 0570-055-955
もし悪用された場合は、不正使用されたとわかった時点で、警察に被害届を出すといいです。
消費者金融や信販会社から身に覚えのない請求があった場合は、本人と消費者金融等との間に契約が結ばれたのではないので、支払に応じなくてはならないということはなくヤミ金業者が取立てや督促が来た場合には、違法業者なので警察に連絡をします。
そのときの状況や日時、業者名、内容などは証拠として全てメモを取っておくといいです。
不正使用だけでも怖いですが万が一、悪用されて犯罪や大きな事件に巻き込まれれば、落とした施設の防犯カメラで調べてくれるものなのかと思いました。
身分証明書
免許証、保険証などの身分証明書は、不正使用される可能性もあるので、警察に紛失届を出します。
以前、保険証を紛失したことありそのときの記事です。
身分証明書の不正使用は、「本人確認書類」として自分の名義を他人に使用されることです。
例えば、金融機関や消費者金融で、借金される、医療機関などで成りすまして使われることがあります。
ただ、保険証の場合、本人の顔写真が貼られていないので運転免許証、パスポート、マイナカードに比べて本人証明の書類としての価値が低く、大手消費者金融や銀行は保険証だけでは、お金は貸さないので不正使用されることが少なくなっているそうです。
直接被害がなくても、自分の身分証明書で他人が成りすまして使われればやはり気持ち悪いですよね。
その他
ポシェットや財布、カードケース、現金、スイカは出てこなくても仕方がないと諦められますが、意外と不安だったのが家の鍵です。
今回、家と実家の鍵も失くしたので、拾った人がスペアキーを作っていたら身分証明書から住所が分かるので、空き巣に入られる可能性があります。
もし、鍵が出てこなかったら玄関の鍵を付け替えるつもりでした。
今回、携帯電話はポシェットに入れず手に持っていたので無事でしたが、携帯電話も失くせば面倒です。
以前、落とした記事
【携帯電話】を失くした私が行ったこと。「ガラケー」でも、悪用に気を付けなくてはならない
見つかった
ポシェットを失くした翌日、運転免許証のことで警察に電話を掛けたら私が紛失したポシェットに似たものが届いているということでした.
身分証明書の住所と名前が一致したことで私のものと判明しました。
六本木で紛失したものが後楽園の辺りにあり、拾った親切な方が届けてくれたそうです。
紛失したものが見つかり警察署や遺失物センターから連絡があった場合は、どこに取りに行くか確認してから行きますが、私の場合、保管されている神田署まで取りに行きました。
受け取りに行くときは、身分証明書(運転免許証、健康保険証等)を持って行きますが、私はそれらを紛失したので、交番でもらった「遺失届受理番号のお知らせメモ」を持って行きました。
もし、自分で見つけた場合は、見つかったことを警察に知らせるといいです。
現金とスイカ2枚の金目のものは全部抜かれましたが、カード類、免許証、保険証は無事でした。
免許証、保険証は悪用されたり、再発行の手続きも大変なのでこれだけでも戻ってきたのでよかったです。
拾って届けてくれた方に対するお礼はいらないということでした。
落とし物は、拾った人が落とした人にお礼の「報労金」を請求する権利 があり、落とし物の価値の5%~20%でお礼を受けることが出来ます。
ただし、駅、デパート等の施設で拾われた場合、お礼は施設と折半となります。
拾ってから7日以内に届けないと、報労金を受ける権利がなくなり落とし主が判明しなかった場合の落とし物の所有権についてもなくなります。
ちなみにお金でも落とし物でも、拾ったら速やかに警察に届けなければならず、手に取った後、落とし物を落とし主に返すか警察や交番へ届け出なければ窃盗や遺失物等横領の罪に問われてしまう可能性があるということです。
私も以前、駅で財布を拾ったときは、個人情報も分かりやり取りも面倒なので報労金は辞退しました。
それにしても、拾ったものを警察や交番に届けたり「届出」を書いたりする労力を考えたら届けてくれた方には感謝しかないです。
金目のもの以外、クレジットカードとキャッシュカード、身分証明書、鍵はあり安心しましたが面倒だったのが、携帯電話、サブスクの各会社へクレジットカードの新しい番号の連絡と銀行の「発見届」の手続きでした。
銀行では、カードは再発行していないので手数料は取られませんでしたが、キャッシュカード、届出印、通帳、身分証明書を持って店舗へ出向き手続きをしなくてはなりませんでした。
鍵は、1日で手元に戻ったので新しいものに付け替えせんでした。
忘れ物、失くしもの、落とし物をしないために
今回、どうしてポシェットを失くてしまったのか
美術館でコート、マフラーと手提げバックをロッカーに預けて会場を見て回りました。
そのとき、貴重品の入ったポシェットは斜め掛けにして身に着けていました。
↓会場内では、まだポシェットはあった。
問題は、美術館を出てからです。
美術館を出るときにロッカーから預けたコートとマフラーと手提げバックを出し、それをそのまま手に持ってコートを着るため美術館の外のベンチへ行きました。
ここから推測ですが
ベンチにコートやマフラー、手提げバックの荷物を置き、コートの上からポシェットを掛けるつもりで体から外してポシェットもベンチに置いたようなのです。
コートを着てマフラーをして手提げバックを持ちましたが、ポシェットだけベンチに置いたまま駅方面に向かったと思われます。
コートを着ることに気を取られ、手で持つバックは持っていたのでポシェットのことまで気が回らなかったのです。
鑑賞するときに手荷物は、ロッカーに預けますが、そのとき財布など貴重品を入れるポシェットがあると便利だと持って行ったのですが、バック類(手で持つものとポシェット)が2つあると忘れやすいみたいです。
で、今回の教訓として
荷物は、1つにまとめて出掛けるか、二つ以上持ち歩くときは、必ず2つあるか折に触れチェックするといいと思いました。
あとは、ポシェットは、体に身に着けたままにして外さない方がいいのかもしれません。
しぼり菜リズム(まとめ)
中に財布とカードケースと家の鍵と実家の家の鍵が入ったポシェットを六本木ミッドタウン忘れて失くしてしまいました。
美術館とミッドタウンの受付で「紛失届」、交番に「遺失届」を出し交番で「受理番号」(遺失届受理番号のお知らせメモ)を受け取りました。
「遺失届」を警察署か交番で提出すると、紛失物が見つかったときに警察から連絡をもらうことが出来、後で違法な請求が来たりしてトラブルになったときにも証拠になります。
帰ってからクレジットカードとキャッシュカードは、24時間受付のコールセンターに連絡をして、不正使用がないか確認してもらい停止の手続きをしました。
クレジットカードやキャッシュカードの不正使用が心配な場合は、「信用情報機関」に登録する方法があり安心感が得られます。
停止後は、万が一カードが見つかってもそのカードは使えないので、新しいカードが送られてくるので新たな番号で使うということでした。
免許証、保険証などの身分証明書は、「本人確認書類」として自分の名義を他人に不正使用されるので、失くした証拠として警察や交番で「紛失届」の中に失くした旨を入れます。
警察に電話を掛けたら私が紛失したポシェットに似たものが届いているということで、身分証明書の住所と名前が一致したことで見つかり取りに行きました。
受け取りに行くときは、身分証明書(運転免許証、健康保険証等)を持って行きますが私はそれらを紛失したので、交番でもらった「遺失届受理番号のお知らせメモ」を持って行きました。
落とし物は、拾った人が落とした人にお礼の「報労金」を請求する権利 があり、落とし物の価値の5%~20%でお礼を受けることが出来ますが今回、届けてくれた方は辞退していました。
現金、スイカ以外は無事戻り、キャッシュカードの「発見届」の手続きやクレジットカードの新しい番号を知らせる連絡をしました。
クレジットカードは、発見されても再発行になるため1枚につき1,100円手数料が掛かりました。
荷物は、1つにまとめて出掛けるか、二つ以上持ち歩くときは、必ず2つあるか折に着けチェックし、ポシェットは、肌身離さず持っていた方がいいと思いました。