私が、「膀胱がん」になったのはどうしてか「原因」を考えることがあります。
自分なりの推測ですが、これかなと思う原因を書きますね。
(あくまで、推測です。)
素人探偵による「犯人」捜しです。
容疑者1:生活習慣
ネットで調べると膀胱がんの原因は、「生活習慣」と関りがありその中で、「喫煙」があげられます。
ゴム、皮革、織物、色素工場で使用するアニリン色素、ナフチラミン、ベンチジンといった職業的に化学物質への慢性的な接触というのがありますが、どちらも該当しません。
かなり特殊な聞いたこともないこれらの化学物質は浴びたことはありませんが、煙草は、「受動喫煙」の可能性はあります。
若い頃は「分煙」という意識がなく職場や趣味の場で必ずヘビースモーカーの人がいて、もくもと立ち上る煙の中で涙が出るほどの副流煙に悩まされてたこともあり、もしかしたらこれが原因だったかと考えました。
容疑者2:ウイルス
次に子宮頸がんの原因になる「ヒトパピローマウイルス(HPV)」も膀胱がんの原因になります。
原因が、HPVかと考えましたが、膀胱がんは子宮頸がんに比べて数パーセントとウイルスでなる確率が低いと主治医が言っていました。
ウイルスの可能性は、ゼロではないけれどやはり確率は、低いなあ。
容疑者3:遺伝子
がん家系だから、健康に気を使った生活をしてきた。
うすうす、人より気を付けないと病気になりやすいと意識下にあったのかもしれないから意識的に気を付けた生活をしてきた。
(病気になりやすい遺伝子とともに、だから「気をつけなさい」とDNAに刷り込まれていたのかもしれない。)
(そうでないともっと早くにがんになっていたか、とっくに亡くなっていたか。)
けど、がんになってしまいました。
これは、生まれ持ったもの。
遺伝的なもので、がんになったのではないかと考えるようになりました。
(100歳まで煙草を吸い続けても病気にならない人がいるのも遺伝的なものだと思います。)
遺伝
父が結腸がん原発2回、胃がん、脳腫瘍(良性)に罹患し、父方の叔父が大腸がん、胆道がんになった「がん家系」です。
生活習慣病などの散発性ではなく、家族にがんになった人が多数みられる「家族集積性」のある家系です。
大腸内視鏡を行った医師によると家族の病歴、私の既往歴(腺腫が出来やすい)で「HNPCC(遺伝性非ポリポーシス大腸がん)」の疑いがあると言われました。
HNPCCは、代表的なものは「リンチ症候群」で、特に大腸がんになりやすい遺伝子があるというものです。
遺伝的にがんになりやすいとは、ゲノム不安定性があるということ。
細胞分裂を繰り返すヒトの体内では、細胞分裂の際にコピーミスが起こりことがあります。
コピーミスの際に遺伝子が傷つき、傷ついた遺伝子を修復する働きが弱い遺伝子があるとそれが集積しがんになりやすくなります。
毎日、がん細胞って出来ますが、免疫力など2重3重に防御されそう簡単にはがんにならないのだけどそれを暴走させる遺伝子、暴走にブレーキを掛ける遺伝子に異常があるとやがんを発症する確率は上がるかもしれないと思いました。
なので、遺伝子的にがんになりやすい体質だったからがんになったのではないかと思います。
その他
「慢性炎症」もがんの原因になります。
今振り返ると、以前から膀胱炎を繰り返していたけれどずっと放置していました。
なので、繰り返しの膀胱炎で膀胱が常に炎症していた可能性があります。
この膀胱の炎症が膀胱がんの原因の1つの可能性も否定出来ないのです。
そして、よく聞くのが、「ストレス」が原因でがんになるというものです。
今まで少なからずストレスはあったけれど、がんになってしまうほどか…?というとそうでもなような。
これら全て、素人考えなので、「容疑者」というだけで実際の「犯人」は分かりません。
でも、がん患者は、つい犯人捜しをしたくなるのです。
しぼり菜リズム(まとめ)
私ががんになった原因を考えてみました。
膀胱がんの原因になる喫煙や特殊な化学物質による生活習慣病は、受動喫煙が少なからず原因があるかもしれない。
HPVによるウイルスも膀胱がんになりますが、子宮頸がんに比べて数パーセントと確率的に低いか。
がん家系なので、がんになりやすい遺伝子によるもの。
ゲノム不安定な遺伝子の影響があると考える。
膀胱の慢性炎症も怪しい。
ストレスによる影響は少ないか。
素人考えなので、「容疑者」というだけで実際の「犯人」は分かりません。