大豆ミート
LDLコレステロールが、190まで上がってしまいこれはマズいと思い食生活を見直すことにしました。
私は、餃子、ハンバーグ、ピーマンの肉詰め、ミートソース、肉団子などの「挽肉」料理が好きで頻繁に作って食べていました。
料理をしていても肉の脂で調理器具がギトギトになるほど脂が多い挽肉料理
この肉の脂が、コレステロールの上がった原因の1つではないかと考え挽肉を食べることを控えることにしました。
挽肉料理をほとんど食べなくなりましたが、やはり、挽肉料理が好きなので「肉」の代わりに肉よりもカロリーが低く、糖質も抑えられる「大豆ミート」を使って料理することにしました。
大豆ミートは、油分を絞った「大豆」を加工して肉に見立てた「代替肉」です。
今回はミンチ、ヒレ、ブロックとある種類の中で「ミンチ」(そのまま使えるタイプ)の大豆ミートを使って色々と作りました。
大豆ミートで、美味しかった料理
ミンチタイプで作った料理で挽肉を使わなくても美味しかったのが、次の料理です。
しばらく食べていなかったミートソースが食べたいと思い、大豆ミートを使って作ったらいつものミートソースのようで美味しかったです。
栄養価は、挽肉と比較してエネルギーは一人当たり90㌔カロリーと低く、糖質は約半分になります。
タンパク質は、肉と同等程度でしかも食物繊維が豊富で栄養価が高いです。
挽肉タイプの大豆ミートは、こんな感じで挽いた肉のようになっています。
炒めても挽肉のような脂が出てきません。
ミートソースは、そのままパラパラの状態で炒めて味付けをするので、調味料の味がミンチに絡まり大豆特有の匂いも消え挽肉との違いがあまり感じなかったと思われます。
家族も何を言わずに食べていたので、大豆のお肉だと分からなかったようです。
ただ、挽肉より多少あっさりとしているので、パスタに乗せるミートソースの量は多めにした方が満足感が得られます。
ミートソースのように塊にしないで、調理して味付けしたものがじゃじゃ麵で、これも普通の「肉味噌」みたいに美味しかったです。
タコライスも色々なスパイス、濃い調味料で炒めるので、味付けで誤魔化すことが出来てまるでお肉。
挽肉で作ったようです。
キーマカレーなんかも同じように美味しいと思います。
麻婆豆腐も少しさっぱりした感じはありますが、私は脂っこくなくて好きです。
洗いものも挽肉で作ったものに比べて油が残らないので、楽でした。
微妙なもの
大豆ミートをミンチのまま調理したものに対して、丸く固めて「塊」にするタイプのものは、食感が肉とは違い大豆の香りも感じて「挽肉」でないことが家族にもすぐ分かりました。
ピーマンの肉詰めは、魚肉ソーセージのような食感になってしまい微妙でした。
これは、これで不味くはないけれど、かえって本物の肉で作ったものが食べたいと思ってしまいます。
同じように丸く固めるハンバーグもきっと魚肉ソーセージのようになって満足感が得られないだろうと思い作っていません。
ただ、肉を固めて作る肉団子は、スープにして食べたら案外美味しかったです。
でも、あっさりとしているので、子どもは分かったようです。
(冷蔵庫にあったこれ↓を見たそうで、それで代替肉だということが分かったみたいだけど。)
欠点もある
「大豆ミート」は、油分が少なくカロリーが低いので、コレステロール値が高い私には調理法によっては違和感がなくいつもの挽肉を食べているようで今では、欠かせない食材になっています。
でも、原料の大豆が「国産」のものは、ネットでは高く近くのスーパーでは手に入りません。
外国産は、遺伝子組み換えやポストハーベストの問題もあるので、あまり使いたくありません。
大豆ミートが、普及して国産のものがもっと手軽に購入出来ればいいなあと思いました。
しぼり菜リズム(まとめ)
大好きな挽肉の替わりに健康を考えて、カロリーや糖質が抑えられる「大豆ミート」(ミンチタイプ)を使った料理を作るようになりました。
調理をしてハンバーグやピーマンの肉詰めのようにな丸めて焼くものは、食感が魚肉ソーセージのようで明らかに挽肉で作ったものと違います。
ミンチのまま濃い目の調味料で味付けをしたミートソースや肉味噌などは、大豆特有の臭いも消え食感も違和感なく美味しかったです。
固めて作った肉団子でもスープに入れたものは、あっさりとしていますが美味しいです。
大豆ミートは、ヘルシーで栄養価が高いので、私のようにコレステロールが気になる人にお勧めですが、国産の大豆ミートが手に入りにくいのでもっと普及して、手軽に購入出来るといいと思いました。