食べるのがもったいない、「美し過ぎる」チョコレート、芸術的なチョコレートを紹介します。
惑星ショコラ
これは、「フーシェ」のショコラです。パッケージから幻想的です。
フーシェは、フランスのパリで創業された老舗洋菓子店です。
株式会社松風屋がフーシェと技術提携をして、製造、販売しているのが「宇宙の軌跡」と「オリンポスの煌めき」です。
共にバレンタイン、ホワイトデー限定の発売になります。
パッケージを開けてみます。
が、丸い缶の「宇宙の軌跡」が開けにくくて。蓋を少しづつづらしながら上に上げていくのですが、いきない開いてチョコレートが、定位置から出てしまいました。
蓋の内側や缶の中にも宇宙がプリントしてあって、素敵です。食べた後の缶もオシャレなので、もちろん使いますよ。
宇宙の軌跡
こちらが、丸い缶の「宇宙の軌跡」です。
ギリシャ神話から付けられた惑星のアポロン(太陽)、ガイヤ(地球)、ヴィ―ナス(金星)、ジュピター(木星)、マーズ(火星)、マーキュリー(水星)、ネプチューン(海王星)が入っています。
太陽系の7つの惑星ですですね。
平たい惑星の絵が施されたチョコが斜めになっていて、まるで宇宙に惑星が浮かんでいるように見えます。ビジュアル的にこだわっています。
これが、地球です。美しいですね。
どうやってプリントしたのだろうか。きっと「可食プリンター」(食用シートに写真を印刷し、チョコの上に付けた)使って印刷したのではないかと思われます。
ちなみに可食プリンターのインクやシートは、食べられる素材を使用しています。
薄さが、3㎜ほどです。
マーキュリー:青りんごのソース、ビーナス:マンゴーソース、アポロン:ラズベリー、ガイヤ:ブルーベリーソース、マーズ:ストロベリーソース、ネプチューン:キュウイソース、ジュピター:オレンジソースがミルクチョコやホワイトチョコのベースに入っています。
酸味のあるマンゴーソースが一番美味しかったですが、全体的に味はまあまあと言ったところです。
オリンポスの煌めき
「オリンポスの煌めき」です。
球体の惑星が3つ(キューピッド、ガイア、クロノス)とプレート型の惑星が3つ(ガイア、ジュピター、ネプチューン)です。
プレート型は、横から見るとこんな感じ。
球体の惑星ですが
これは、地球。
球体といっても下の写真のように「半球体」でした。そこが、惜しいと言えば惜しい。球体がよかった!
球体のガイアは、シャンパンを使ったチョコレートです。舌の上で、少しですがシャンパンのシュワっとした感じを楽しむことが出来ます。
キューピッドは、ホワイトチョコレートにヴァニラ味のチョコレートを挟んでいます。ヴァニラだと言われなければ、ホワイトチョコです。
クロノスは、ホワイトチョコレートにリキュールの入ったチョコレートを挟んでいます。
どれもホワイトチョコで挟んであるので、ホワイトチョコの味が勝ってしまい洋酒の風味があまり感じられませんでした。
プレート状のものは、ミルクチョコのプレートにとホワイトチョコの惑星で出来ています。普段、カカオ72%の抵糖のチョコレートを食べているので、1つ食べると甘過ぎて食べ切れないというか。
個人的には、味は「ロイズ」のチョコレートの方が好みです。
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和のチョコレート
幻想的な惑星のチョコレートの次は、和のテイストのチョコレートです。「花まほろ 嵯峨乃彩 ふきよせショコラ」というものです。
花まほろは、嵯峨野松風を経営している松風屋によるものです。フーシェと同じ会社です。
缶も中身も和風な感じです。扇子や和傘のデザインが、素敵です。
このデザインが素敵なのは、イラストレーター加藤彩さんがデザインしたからです。これも、バレンタイン、ホワイトデー限定のチョコレートなので普段は販売していません。
外国の方の土産に喜ばれそうですね。
余りに綺麗過ぎて、食べるのがもったいないです。
ケーキの上に載っている綺麗なプレートを食べるような気持ちで、パリんと手で割って家族で分けて食べました。
まあ美味しかったです。脇役のレーズンホワイトチョコが、後引く味でもっと食べたかったです。
しぼり菜リズム
どちらも、見せるチョコレートです。
チョコレートそのもののはもちろん、パッケージのデザインまで細部にまでこだわりが感じられます。あまりに美し過ぎて、ずっと眺めていたい芸術品です。
プレゼントで味を重視するというより、見た目でビックリさせるサプライズ的に使うのにはいいですね。