数日前にウイルスが原因の「胃腸炎」になりました。
ウイルスが原因の胃腸炎でい多いのは、ノロウイルスやロタウイルスが病原体となったものです。
私の場合はウイルス検査までしていないので、何が病原体なのかわかりません。なのでここでは、「ウイルス性胃腸炎」として話を進めていきます。
私のウイルス性胃腸炎の症状
私の場合のウイルス性胃腸炎の症状は、こんな感じです。
- 突然、気持ち悪くなり吐き気がする。
- 定期的に嘔吐する
- 微熱が、出る(最高7度6分くらい出ました)
- 下痢の症状は、なし
- 節々が、痛い(軽症)
発症当日は夕食後ほどなく、胃がむかむかとしておかしいなと早めに床に就きました。
それから、激しい吐き気が突然襲い、夜中は、2,3時間に1回の「嘔吐」の繰り返しで朝まで苦しい思いをしました。
翌朝、一番に主人同伴でタクシーで、近くの医院に駆け込み診察をしてもらいました。問診と胸や背中に聴診器を当て、舌を診てウィルス性胃腸炎と診断されました。
もしかしたら食中毒かもしれないと思っていたので、少し精神的にホッとしたのと吐き気が治まったので帰りは家まで歩いて帰ることが出来ました。
普段は、食欲がなくなるとか気持ち悪くなるということがほとんどなかったので、突然このような症状が出たのでびっくりしてしまいました。
記憶にある限り、これだけ嘔吐のある胃腸炎になったのも初めてです。
整腸剤と胃の粘膜を保護する薬、吐き気止め、解熱剤を処方してもらいました。
とにかく、辛かったのは、数時間ごとに襲ってくる強烈な嘔吐反応です。
胃の内容物を全て出し切ってからもそれが続くのが大変でした。胃の中に何もなくても定期的に嘔吐反応が続くものかと驚きました。
ウイルス性胃腸炎の水分摂取と食事
吐いている間は、何も口にしない(絶飲食)
突然の嘔吐で始まり一晩で、5回ほどの嘔吐しました。
夜中だったので、病院も開いておらず吐き気止めの薬もないためベットの上で身をよじって我慢していました。
でも、それがよかったようで薬で吐き気を抑えてしまえば「吐きたいのに吐けない」という苦しい状態が続くそうです。
この胃腸炎はウイルス感染なので、胃腸から嘔吐や下痢で「異物」であるウイルスを出そうしています。それを無理に抑えてしまわず、悪いものは出してしまった方がいいのです。
そして、吐いている間は水分も戻してしまうので、何も口から入れませんでした。「絶飲食」です。
脱水症状が気になりますが、嘔吐が続いている6時間くらいなら軽い脱水症状なのでそれほど心配は要りません。
下痢の症状が出ると強い脱水症状になるということですが、幸いのことに私の場合は、下痢の症状が出ませんでした。
朝起きて、最後の嘔吐も終わったので少量の白湯を飲みました。
水分を摂る
発症から24時間は、何も食べませんでした。というか食べられませんでした。
何も食べないかわり、水分を意識して摂るようにしていました。嘔吐で、水分も失われています。
医院から帰って、白湯で薬を飲みました。(食べていなくてもすぐに飲んだ方がいいということなので)
これで、気持ち悪くならなかったのでそれから、ポカリスエットを主人に買って来てもらいこまめに飲むようにしました。
本来は、糖分の少なく電解質とのバランスのいい「経口補水液」の方がいいのですが、以前飲んでみてあまり美味しいものではなく今回、飲める自信がなかったので、飲みやすさを優先してポカリスエットにしました。
市販の経口補水液もありますが、自分で作る場合は↓
ただ、下痢が長く続く場合は、カリウムが不足するのでやはり飲む点滴の経口補水液の方が有効です。
ポカリスエットは、冷たくなり過ぎないように常温に置いておいておき、コップの1/3程度を少しづつゆっくりと何回かに分けて飲みました。
この日は、終日水分だけを摂り、固形物は一切口にしませんでした。
食事開始
発症から1日以上が過ぎて、胃腸炎の嘔吐がおさまり食欲がで出てきました。
この場合どんなふうに食事を始めていいのか悩みます。
ネットで調べてみると、無理して食べない方がいいというものと逆に24時間以上固形物を何も食べないと逆に小腸の回復が遅れるので、少量でも消化のいいものを食べた方がいいというがありました。
私の場合は、ポカリスエットなどの水分が安定して飲めるようになったので、まず消化がよく食べやすいものから始めました。
24時間「絶食」し、翌日、嘔吐反応がなくなったので少しづつ食事をしました。「食べるリハビリ」も兼ねていますからあくまで、少しづつです。
最初の食事は、ゼリーです。ゼリーは、つるんとして冷たくて病み上がりには食べやすいです。
ゼリーを食べた後、気持ちが悪くならなかったので、バナナも1本食べました。
昼食は、朝食で食べることに自信がついたのと空腹を感じたのでお粥と梅干、茶碗蒸し、りんごを食べました。
お粥は、胃の中に染みていくようですごく美味しかったです。お粥の作り方は、↓
梅干も甘めのものだったら、そのまま食べても美味しかったです。こんなときのために常備しておくといいと思います。
夜は、玉子粥と味噌汁(豆腐、白菜、大根)、梅干、りんごを食べました。
今のところ胃腸の調子はまずまずで、消化のいいものを食べているせいか返ってすっきりとしています。
回復期の食事
私は、症状がなくなり少しよくなってきたら食欲が出て少しこってりとしたものが食べたくなりました。
でも、胃腸炎で内蔵機のが衰えているので、胃腸に負担の掛からないものを選んで食べた方がいいのです。
ウイルスの影響で、胃腸に炎症がまだ残っているかもしれません。
アルコール、カフェインの強い飲み物、牛乳、辛い物、油の多い物、消化の悪い物は数日食べないようにしたいと思います。
年末年始で、つい食べ過ぎてしまいますが、腹八分にして胃腸を酷使しないようしたいと思います。
じっと待つしかない
ウイルス性胃腸炎は、症状を抑える薬以外に「 特効薬」はありません。
嘔吐や下痢が、体を守る「防御反応」なのでこれが「治療」になります。
それらの症状が続いている間は、時の流れに身をまかせている以外ありません。(強い脱水症状や痙攣など重篤な症状がない場合ですが)
私の経験だとウイルス性胃腸炎の場合は、発症から6時間くらいが一番辛いですが、それから1日経つと熱も下がり症状もほぼなくなります。
それほど長い間、苦しんでのた打ち回っている訳ではありません。じっと我慢の子であれば、嵐は過ぎていきます。
ただ、食べていない分なんとなく体力がないような感じがするので、治ったからと無理はしない方がいいです。
今回、家事は、例えば主人や子どもにお昼は自分で作ってもらったり、冷凍食品を多用したり、買い物に主人に行ってもらったりして適当に手抜きをして過ごしました。
しぼり菜リズム
ウイルス性胃腸炎になったときの私は、こんな感じです。
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私の場合は、幸いにも「下痢」の症状がなかったのでそれほどまで飲食に関して神経質にならなくてもよかったかもしれません。
普段は、常に過食気味です。
今回の件は、一年中、昼夜問わず働き続けている胃腸が悲鳴を上げている「SOS」だと思いました。たまには、休ませてあげないといけないのだと感じました。