「介護保険サービス」を利用するには。要介護2だった父が、利用していたサービスの金額は

手摺

介護保険サービス利用

「要介護認定」を受けて、要支援1~2、要介護1~5になったら、「介護サービス」を利用します。

介護サービスは、限度額まで原則1割負担で利用出来が、本人の年間所得が160万円以上だと2割負担になります。負担割合は、役所から送られる「負担割合証」で確認するといいです。

利用者の所得に応じて自己負担限度額が設定され、オーバーした部分は還付を受けられます。「高額介護サービス費」といい、高額療養費と合算した限度額も設けられています。

居宅サービスと組み合わせる場合、合計の給付額に限度があり、要介護度が高いほど限度額が高くなります。この限度額をオーバーした場合、その部分は「自己負担」になります。

ただし、ケアマネジャーによるサービス調整の費用は、全額保険から給付されます。
父が退院したら、このサービスを最大限の活用しようと思います。

介護保険で使えるサービス

介護保険で使えるサービスは

  1. 家に訪問してもらい受けるサービス
  2. 通って受けるサービス
  3. 泊まって受けるサービス
  4. 施設などに入って受けるサービス

があります。1~3は「家での生活」がベースとなるので「居宅系サービス」と呼ばれています。

自宅で、受けるサービス

ヘルパーが訪問して生活上の介護を受ける訪問介護、看護師が訪問する訪問看護、OT、PT、STが訪問する訪問リハビリテーション、医師、看護師、薬剤師などの療養上の管理、指導をする居宅療養管理指導、訪問入浴あります。

施設に通うサービス

通所介護デイサービス、通所リハビリテーションや生活上の介護を中心としたデイサービスやリハビリを受けるデイケアがあります。

短期施設に入るサービス

短期入所生活介護、短期入所療養介護(ショートステイ)などがあります。

施設に入って生活するサービス

「特別養護老人ホーム」などの「介護保険施設」と「有料老人ホーム」や「グループホーム」などがあります。

特別養護老人ホームは、原則要介護認定3以上有料老人ホームも介護認定がされていないと入居出来ません。特別養護老人ホームは、住居費と食費が本人所得などに応じて一部もしくは全部が保険から給付されます。

有料老人ホームやグループホームはサービスに当たる部分のみが給付対象になります。これらは、施設など直接入居、入所の契約を行います。そこで受けるサービス調整は内部のケアマネジャーが行います。

介護保険施設の「介護老人保健施設」はそこでリハビリを受けて家に戻ったり、他の施設、居住系サービスに移ることが前提になります。

生活環境を改善するサービス

手摺

弟が付けた玄関の手摺

手摺をつけるなどな宅改修の費用を20万円を上限に1割負担(一部2割)受給出来るサービスがあります。父のように要介護区分が2から5へ3段階以上進んだりした場合は、再度20万円までの給付を受けることも可能です。

少しでも安くしようと家では、弟がDIYで、ホームセンターで材料を購入して廊下、トイレ、玄関の手摺を付けました。材料費11,000円

玄関のスロープもレンタルだと自己負担、月1,000円なのでホームセンターで、購入(6,000円)しました。

この他に歩行器、車椅子やベットなどのレンタル、入浴補助用具、腰掛便座などの 「特定福祉用具」の購入費を、同一年度で10万円まで支給されます。都道府県などの指定業者から購入した場合のみの支給です。

サービス利用の流れ

サービス利用の流れは、こんな感じです。

  1. 在宅か、施設入所かを決める
  2. ケアマネジャーを決める
  3. ケアプランを作成する
  4. サービスの利用を開始する 
  5. ケアプランを見直す

要介護認定を受けると認定通知書とともに自治体が指定する「居宅介護支援事業所」の一覧が届くので検討します。介護サービスを受けるには、各居宅介護支援事業所にまず連絡を入れます。

そこで介護支援専門員の資格を持つケアマネジャーの紹介を受けます。

その前に本人や家族で、介護の方向性を決める必要があります。本人の気持ちを確かめながら決めていくことが大切です。

在宅か施設か、在宅であれば施設に通うのか自宅でサービスを受けるのか。おおまかな方針が決まったら、ケアマネジャーに連絡をしケアプラン(介護サービス計画)を相談しながら作成してもらいます。

ケアマネジャーとの面談は、なるべく家族も参加します。

介護サービスの利用が始まると、月に1度ケアマネジャーとの面談があり、翌月までの計画表をもらいます。しかし、ケアマネジャーは一人で何十人もの要介護者を担当しているので、各人の状態を全て把握出来ません。

家族が、本人の状態を観察し面談時、ケアマネジャーに伝えることが大切になります。そうすることで、適切な介護サービスを受けることが出来、本人も信頼を寄せるようになります。

担当ケアマネジャーのスキルが低いと判断したり合わない場合は、代えてもらうことも出来ます。

利用する介護サービスはすべてケアマネージャーが連絡を入れます。その後、サービスが開始されます。月に1度、ケアプランの見直しが行われます。

入院するまで、要介護2だった父が使っていた介護保険サービスと金額

介護サービス

脳腫瘍の手術で入院する前は、父は要介護2でした。外出は、車椅子、自宅では、手摺に伝って歩き、衣服の着脱、入浴は一部介助が必要でした。トイレは、自分で行くことが出来ました。

そのときに利用していた介護保険サービスと月額利用料金です。

通所リハビリテーション(デイケア)

父は週1度、日中の送迎によって、介護老人保健施設に通っていました。そこで、医師の指示のもと通所リハビリ計画にもとづいて理学療法や作業療法などのリハビリテーションを受けていました。

父は、主に歩行のリハビリとレクリエーションに昼食が付きます。
介護保険34,965円の2割負担で、6,993円(週1回/4時間 1か月4週換算)

その他、実費分として食費760円×4日分=3,040円、消耗品100円×4日分=400円、教養娯楽費150×4日分=600円 1か月合計11,033円

福祉用具のレンタル

外出用に車椅子、家の中でトイレや食事、入浴の移動に手摺を使っていました。

車椅子2,500円、立ち上がり手摺2500円×2=5,000円、ロングタイプ手摺1,800円×2=3,600円 1か月合計2,220円2割負担で、2,220円

父の1か月の介護保険サービス費は、自己負担で9,213円でした。

しぼり菜リズム

四つ葉のクローバー

要介護5の父の在宅介護は、母の負担を減らすために介護保険の限度額一杯の介護サービスを利用するのだと思います。

介護保険の限度額をオーバーした分は全額自費になるので、利用できるサービスの支給限度額とにらめっこ。

家族の負担と経済的なことを両天秤に掛けて、どんな介護サービスをどのくらい使うかこれから、決めていかなければなりません。

 

ABOUTこの記事をかいた人

2017年現在57才 50代になって体に色々な変化が起きました。 アレルギー、腰痛、変形性膝関節症、脂漏性皮膚炎、手湿疹、眼精疲労、胃腸の不快感、開帳足等々一気に吹き出しました。 このほかに病気以前、未病のものもあるので 自分の体を見つめ直した生活を考えています。 健康、医療、病気、楽しいことも含めた日常生活を綴っていきたいと思います。 認定医療コーディネーター、ホームヘルパー びわの葉療法インストラクターの資格保有