私の天敵は、「ダニ」です。ダニの死骸やフン、卵はアレルギーのもと(アレルゲン)になります。
私は、「ハウスダスト」レベル3、「コヒョウダニ」レベル4とダニアレルギーがあります。ダニに刺されれば、ミニトマト大の水泡になります。
ダニの死骸やフンを含んだ埃を吸うと、たちまちくしゃみや鼻水が出ます。
ダニが好きな布団対策
ダニアレルギーの私の天敵であるダニが、家の中で一番多くいる場所は、「布団」です。10万匹/㎡ものダニが布団にいるのですよ。
ぬくもりがあって、いつまでも包まれていたい心地のいい布団は、ダニにとっても住み心地がいいのです。
ダニは気温25℃、湿度60%になると繁殖します。気温が低く、乾燥した今の時期ならダニも少なく、「ダニ対策」はいらないのではと思います。
しかし、冬でも暖房や加湿器を使うためこの季節でもダニの増える条件を満たしています。
ダニ対策は、1年中行う必要があるのです。
ということで、ダニから身を守るために私が行っている布団のダニ対策をいくつか紹介します。
タオルやバスタオルを掛ける
ダニは、人間の皮膚やアカ、フケなどをエサにしているので、人の肌が触れる場所で繁殖しやすいのです。
頭皮や皮膚が触れやすい枕や布団の上の方は、ダニが繁殖しやすい場所です。枕元や枕にタオルやバスタオルを敷きます。
シーツや布団カバー、枕カバーもこまめに洗濯するのがいいのですが、結構、大変です。
シーツや枕などよりタオルだったら、取り換えやすいし、洗いやすいですよね。このタオルやバスタオルを週に数回洗濯すればいいのです。
起きた後は、通気性をよくする
起きた直後は布団に汗や熱気が残っており、温度や湿度が高くなっているので、起きてすぐに布団をしまわないようにします。
主人は、布団を敷いて寝ていますが、起きてすぐに畳みません。
休日は、敷きっぱなしなので、私に文句を言われてしぶしぶ布団を畳みます。
案外、それが正解で、すぐにしまわないで、しばらく出しておいた方がいいのかもしれません。
ベットの場合も、すぐに布団を整えないで、布団をめくったまま通気性をよくしておくといいです。
天気がよければ、窓を開けて換気もするといいでしょう。
私は、布団とベットの間に「すのこ」を入れて空気を入れるようにしています。
湿気の高い日は、除湿機をしばらく掛けておくといいでしょう。
カビ対策と同じように布団の入った押入れの戸を開けて、除湿することもあります。
布団乾燥機とレイコップのダブル使い
ダニは、50度という高温で死滅すると言われているため、布団を天日だけで駆除するのは難しいです。
50度という高温で死滅するならば、私は、「布団乾燥機」で生きたダニを退治します。
日立の『布団乾燥機アッとドライ』のダニ退治コースを使います。
コインランドリーも50度以上の高温での乾燥機能もあるので、うまく活用するといいです。布団が入る、大型の乾燥機もあります。
布団乾燥機で死滅したダニは残っているので、掃除機で取り除かなければなりません。私は、布団掃除機「レイコップ」を使っています。
レイコップだけでは、生きたダニの退治は出来ないので、布団乾燥機やコインランドリーの乾燥機など高温で死滅させてから使うといいと思います。
薄手の布団を何枚も使う
水洗いだけでダニを死滅させることは難しいですが、ダニの死骸やフンなどは洗い流すことはできるので、ダニアレルギー対策にはある程度効果があります。
厚手の布団は、家庭の洗濯機には入らないので洗える薄手の布団を何枚か使います。
1枚づつ、布団乾燥機に掛けてダニを死滅させ、洗濯機で洗濯すれば死骸やフンが水に流されます。
布団を洗濯して乾くまで、他の薄手の布団を使います。
何枚か洗えるスペアの布団を用意して、ローテーションを組んで小まめに洗います。
しぼり菜リズム
ダニやダニの死骸やフンは、目で見えません。実際に取り除けているのか分かりませんが、「布団乾燥機」で、死滅させ「布団掃除機」で取り除く方法が、今のところ一番いい方法だと思います。
布団掃除機を掛けるのが面倒なときは、洗濯出来る薄手の布団を使い洗濯します。