乳がん検診で、「カテゴリー3」と判定と判定されて
先日、「区民検診」で乳がんのマンモグラフィー検査を受けて、郵送で結果が来ました。
「局所的非対称陰影」(反対側と比べてやや白く見える部分)と診断され「カテゴリー3」と判定されました。カテゴリー3とは
「良性の可能性が非常に高いが、悪性も否定できない」ことを意味し、がんなどの悪性病変を否定するために精密検査が必要になります。局所的非対称性陰影の多くは、生理的な左右差や乳腺の重なりで心配ありません。だが、しこりとの区別が難しい場合には「カテゴリー3」と判定されます。
と結果を通知する用紙に書いてあり、精密検査が必要となります。生理的な左右差や乳腺の重なりであればいいのですが、「悪性も否定できない」という文言が気になります。
*カテゴリー分類は、進行度を表しているものではなく、その病変がどの程度悪性を疑うかを数値で表したものです。
病院選び
精密検査をする病院を決めて、紹介状を書いてもらわなくてはならずネットで「乳腺外科」のある病院を探しました。
近くの乳腺外科にするか、大きな病院にするか迷っているところネットで、ある病院を見つけました。
その病院のHPには、乳がんの検査、乳腺診断の難しさが書かれ、「乳腺診断は匠の技、職人芸の域」だと書いてありました。
検査機器も重要で、検診や診断施設、医師を選ぶことは重要とありました。
その病院とは、ベル-ガクリニックです。HPの病院の口コミには、こんなことが書かれています。
迅速に白黒つけたという方にはおすすめで先生は小さな異常も見逃さず、少しでも異常がみられる場合には必ず詳細な検査をしてくれる。迅速で最短で答えが出て、正確な判断してくれる。乳がんの疑いがある場合も、マンモトーム生検(組織を採って悪性かどうかを調べる)も初診日に1時間の来院時間で行う。
中には、院長先生がズバリと物言いで苦手だという人もいました。
乳がんの疑いのある場合は、「診断の正確性と速さ」が重要なのと検診の設備も整っていて、乳がん検査の職人芸の域の小さな異変も見逃さない高いレベルを信じ、乳がんの「超早期」の発見も可能なこの病院で、精密検査を受けることにしました。
早速、予約をしました。予約をするときに紹介状を用意して下さいとのことで、区民検診をした病院から送ってもらいました。
電話で乳房に注射をしたり、豊胸手術、妊娠したことがあるか、現在妊娠中かということを聞かれました。
乳がんが疑われる場合、最大4万円掛かる、クレジットカードは使えないとのことで4万円の現金を用意して下さいとのことでした。
前回、無駄足を踏んでしまったので今回は、日時や持ち物をきちんと確認して行きました。
受付で、「問診票」を記入します。
自覚症状の有無、初潮、閉経の時期、閉経後太ったかどうか、妊娠出産の有無、既婚かどうか、前回の乳がん検診(マンモグラフィー、エコー)の時期、豊胸手術の有無、既往症(病気や手術)の有無、ホルモン剤の使用の有無と種類、血縁者に乳がん患者がいるかなどです。
問診票は、どの病院も同じような項目なので乳腺外科のものをネットで、「ダウンロード」して予め書いておけばそれを書き写すだけなので、スムースに検査を受けられると思います。
乳がんの精密検査
まず、「乳腺超音波検査」(以下エコー)をしました。上半身裸でベットに横になり左右の乳房やその周りを入念に調べます。
そして、マンモグラフィー検査をしました。区民検診のときのマンモグラフィーの画像を持っていったのですが、これは当てにならないからと放射線「被ばく」が気になりますが、再度撮り直しをしました。
検査着が、ケープ型のものなので、左右撮る側の胸だけを出して撮るので羞恥心が和らぎます。
左右「斜め」から、左右「上下」から4回撮りますが、右胸斜めのものをやり直ししたので「2方向」から5回撮りました。
(被ばくが…)区民検診では、一方向からのみ撮りましたが、この方が精密な診断出来るようです。
今回は、区民検診のときより、2枚の板に乳房を挟んだときの「痛み」がありませんでした。ギューッと極限まで、乳房を潰して平らにして挟むので数秒間は、痛い(終わってみれば一瞬)のですが、痛くないという人もいます。
このマンモグラフィーのときの痛みは、個人の痛みの感じ方のレベルの違いというより、脂肪の厚みに反比例するような気がします。
要するに私のように脂肪が少ない、胸が寂しい人は痛いということ。程度胸のある方は、(あまり)痛くないのでは思うのです。でも、今回のようにあまり痛くなかったのは、放射線技師の「技量」の差もあるのかと思いました。
乳がん検査の結果を聞く
エコー検査、マンモグラフィー検査で「異常はない」ということでした。
区民検診で、右胸に「白く見える部分」があるとのことだったので、乳腺密度の高い「高濃度乳房」かと聞いたらそうではないとのことでした。
私の場合大きな声で言えないのですが「胸が小さいので、マンモグラフィーの撮り方の問題」だそうです。
私の「白く見える部分」は正常の乳腺の重なりが、たまたま周囲より厚くなったもので、病変ではなかったのです。
マンモグラフィーは、乳房を挟んで圧迫(「立体的な」ものを無理やり潰して「平面」にする)するので乳腺が重なることがよくあるそうです。
今回、そのように撮れてしまったマンモグラフィーの撮り方の問題に原因があるようなのです。
胸が小さいのとそれが、何故関係しているのか分かりませんが、私のように胸が小さいと、うまく挟んで撮るのが(きっと)難しいので(技術がないと)今回のようにうまく撮れないこともある。と勝手に解釈しました。
健診結果は、異常が無かったのでひと安心なのですが、これは違う意味でショックでした。
きっと、胸が寂しい人は、技師さん泣かせでもあるのかと思うのです。「ない」ものをいかに摑まえて挟むことに苦労していたもの。
乳がん検診の医療機関選びは、重要
ベル―ガクリニックのHPに「最初に受診された医療機関ですべてが決まります」とあります。
今、乳がん検診での「見逃し」や「誤診」が問題になっていて、検査機器の精度や技師の技量、医師のマンモグラフィーの判読の正確さによって乳がんを早期に発見できるかどうかの別れ目になることがあります。
検査機器が最新鋭で、医師のマンモグラフィーの判読の正確さや診断の技量、的確な検査とスピードを考えるとベル―ガクリニックは、乳がん検診に最初に受診する医療機関としてお薦め出来るかと思います。
1年に1度、「マンモグラフィー検査」と「エコー検査」の両方を受けるのがいいとおっしゃっていたので、次回からここで乳がん検診(基本健診17,000円、ピンクリボン運動割引というのがあります)を受けようかと思います。
参考までに今回の医療費(マンモグラフィー+エコー+問診)は、保険適用で4,330円でした。
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- 最寄駅:都営三田線蓮根、西台駅徒歩5分、巣鴨駅15分
- 電話: 0120-150-929
- HP:ベル―ガクリニック