体内で「エクオール」をつくれているかどうかを、尿検査で簡単に調べることができます。
一度調べてみたかったので、ソイチェックキットと呼ばれる「エクオール検査キット」を購入しました。私が購入したのは、自宅からできる郵送型の尿検査キットです。
【女性のキレイと健康のために / エクオール検査「ソイチェック」】
ネットで申し込んで、封筒に入ったキットが送られてきました。
中身は
- エクオール検査のご案内
- 個人情報取扱い同意書
- 検査依頼書
- 採尿容器
- 返信用封筒
- ブルベリー黒豆「SOY美EAN」
採尿前日に100g程度の大豆製品を摂取してくださいとあり、豆乳と納豆を採りました。
採尿は、朝起きて一番の尿が濃度が濃いのでいいと書いてあり、起きてすぐに採りました。
尿の採取容器は、「ステック状」のもので、尿を直接ステックの採取口に当てて入れ、紙コップを使わずに移す手間もなく便利です。
その日のうちにポストに投函し、それから1週間以内に検査結果が届きました。
エクオールが、作れる
エクオール検査の結果は、Level.4(測定数値20 μM)で、大豆で「エクオールが体内で作れている」という判定でした。まずは、安心です。
エクオールとは
そもそも、エクオールとは何なのかです。
エクオールは、大豆イソフラボンに含まれる「ダイゼイン」という成分が、エクオール細菌によって代謝されて作られる成分です。
体内で、エクオールう作ることが出来る人は大豆製品を食べると、体内で大豆製品の大豆イソフラボンをエクオールに変化することが出来ます。
エクオールを作れる、と大豆の健康効果を効率よく得られることが出来ます。反対にエクオールを作れない人は、いくら大豆イソフラボンを食べてもその効果がないのです。
エクオールを作れる人の割合は、生活の欧米化による影響などあり中高年女性では約50%。
若い女性でみると欧米並みの20~30%だそうです。
エクオールの効果
エクオールは、「女性ホルモン」に似た働きをしてくれます。
更年期症状を和らげたり、骨粗しょう症の予防、皮膚や血管の健康を保つ効果があります。
更年期以降、女性ホルモンの減少によるLDLコレステロールの増加、動脈硬化、糖尿病のリスクの減らす効果も期待されています。
女性ホルモンと似た働きをするエクオール、50歳を過ぎた私のように女性ホルモンの減少を補うためにもいいのです。
私がよく食べる大豆製品は、納豆、味噌汁(豆腐)、豆乳です。基本的に大豆製品が好きなので苦なく、毎日食べています。
1日に40mg~70mgが良いとされていますが、納豆、1パック37mg、豆腐、1/4丁18mg、豆乳、コップ1杯で50mgのイソフラボンが摂れ、日常の食事でも摂れやすい量だと思います。
一年に一度は検査したほうがいと書いてありましたが、4,000円と値段が高いので定期的に検査するにはハードルが高いです。
でも今回の検査で、自分のエクオールの値を知ることが出来、今後の健康管理を考える材料になりました。
自分の体質・体を客観的に知ることが出来てよかったです。
尚エクオールが作られていない人は、「エクオールサプリメント」を摂取すればエクオール効果が得られるそうです。