山登りが趣味で独身時代は、毎月、いや毎週のように山に行っていました。こんなに山登りにはまるとは思ってなかったのですが、一度行くと病みつきになります。登りは辛いです。
荷物は重たい、足は痛くなるし汗もかく、日に焼ける。でも、山を登って下りてくるとそんなことは忘れて、次はどこの山に登ろうかと考えているのです。
低山のハイキングから、3000メートル級の高山、雪山まで山歩きといっても様々で、色々な山に行きました。
そんな山歩きの経験から私が、体感した山歩きの効能について書いてみたいと思います。
山歩きの効能
日常の雑念がクリアになる
日常から離れる(あるいは、日常を無理やり剥がす)ことにより、日常の雑念がクリアになり、本来やるべきことが何なのかが整理出来るようになります。
実際、山登りから帰ってから、仕事や家事がはかどることが多かったです。
仲間との一体感が、生まれる
これは、グループや仲間と行った場合ですが
仲間との一体感が、生まれることが多いです。楽しみも辛さも、仲間と共有出来き、何かあれば助け合うことが出来ます。
日数を費やすほど、困難が多い山ほど一緒に行った人、その人本来の性格や人間性がわかります。
脳が、リフレッシュしプラス思考になる
やり遂げた達成感が、生まれる
頂上を目指して、登頂すれば、やり遂げた達成感が生まれます。この達成感が、自分に自信を与えてくれるのです。
少しだけど、困難向かえる精神的体力がつく
山の頂上に到達したとき、一歩づつ歩を進めれば、目標に到達出来るのだということを体や脳が記憶します。
日常生活の中で、困難に遭遇したときにそんな記憶が蘇り、一歩でも前に進んでみようという気を起こさせます。
今の生活が、当たり前でない
山での何もない不便な生活を体験すると、当たり前になってしまった今の生活がいかに、便利かということを再認識することが出来ます。
気持ちが、前向きになる
地道な努力が出来る
登山は、1歩1歩歩いてていくことで山頂に到達します。
山歩きのこの経験が、こつこつと「目標」に向って歩数を進めれば、その目標に到達するということを教えてくれるので地道な努力が出来るようになります。
雑念が消える
山に登るということに集中するため、日常生活の悩みや雑念が消えて、「無」の境地になることが出来ます。
客観的に自分を見つめ直すことが出来る
大自然の中で、客観的に自分を見つめ直すことが出来ます。
自然との一体感を味わえる
自然との一体感を味わえ、折々の季節を体感することが出来ます。
山を下りた後のビールがうまい
緊張が、ほぐれる
森林浴で、心身の緊張がほぐれ、深い呼吸により体が浄化されて、細胞が入れ替わるような気がする。
よく眠れる
歩いて体が疲れるので、山から帰ってくると熟睡することが出来ます。また、心もプラス思考になっているので布団の中で、マイナーなことは考えなくなります。しばらくは。
精神的メリット
山を歩くことによる、体や心にとっての効能は大きいです。肺活量が増え、筋力、免疫力も上がり肉体的な面での健康効果は大きいです。
しかし、私にとって精神面でのメリットがとても大きかったように思いました。
山に行った後、しばらくは気持ちに余裕が出来て、小さなことで悩まなくなります。仕事や生活がマンネリとなったとき、山へ行って帰ってくるといつもの生活が、新鮮に見えることがよくありました。
何よりも、やり遂げたという達成感は、明日への活力となります。
でも、これらはずっと続く訳ではないので、また次の山に行く計画を立てるのです。