開張足(かいちょうそく)と診断
昨年、足裏の「横のアーチ」が低下した「開張足(かいちょうそく)」と診断されました。
足には、3つのアーチ・横のアーチ、内側縦のアーチ、外側縦のアーチがありますが、このアーチが着地の衝撃を吸収します。
開張足の場合は、横のアーチがないので、足幅が広くなり靴を履くとき指が当たって痛くなります。
開張足が進行すると外反母趾になったり、足だけでなく腰や膝と体全体に障害が出てしまいます。
開張足と診断されて、行った3つのこと
1足指の筋肉を鍛える
横のアーチがない開張足の私は、歩くときに足の指で体重を支えていないので足の指の筋肉を使っていません。
使わない筋肉は、低下します。
そこで、足の指の筋肉を鍛えてアーチの低下を防ぐようにしました。
足の指の筋肉を鍛えるのに有効なの①足指じゃんけん②タオルギャザー⓷ボール運動を紹介します。
①足指じゃんけん
足指じゃんけんは、足の指を使った「グー」「チョキ」「パー」です。私もやっています。
グー
チョキ
パー!
足の指は、普段使わないのでじゃんけんの「パー」の、指の間がなかなか開きません。
②タオルギャザー
タオルを用意して足元に敷き、足の指を使って手繰り寄せます。
何度かやっているうちに出来るようになりました。
⓷ボール運動
足元にテニスボール大の大きさのボールを置き、そのボールを足の指で掴むようにします。
ヨガをやっている知人に、頂いたテニスボール。足指の筋肉を鍛えるのにいいとヨガの先生から教わった方法だそうです。
(右)ついでに足裏ストレス緩和のマッサージを行います。
気持ち良すぎてやり過ぎてしまいます。
2正しい歩き方をする
日頃から正しい歩き方を身につけることで、足指の筋肉を鍛えることが出来ます。正しい歩き方とは
【正しい歩き方】
歩くとき、足の踵から足を着地させる。→踵から足の指先に体の重心が移動→足の指先に体重を乗せ、しっかり体重を支えてから、反対の足を出す。 |
ですが私は今まで、着地するのが足の踵ではなく、足裏というペタペタ歩きをしていました。
今は、意識して正しい歩き方をするようにしています。
このように正しく歩くことで、足指の筋肉が鍛えられるのです。
3アーチの補足・オーダーメイドのインソールを作る。
開張足は、横のアーチが低下しています。
そのため、本来ならば足のアーチがクッションの役割をしますが、このクッションがないため歩く度に足裏に衝撃が掛かります。
その衝撃を和らげるためにアーチの補足をするのが、インソールです。
インソールを靴に敷いで、歩いたときの着地の衝撃を吸収させます。
インソールでアーチを補足して、歩く度に指先に体重が乗った瞬間、しっかり体重を支えます。
私は右足のインソールを、整形外科で作りました。
足裏の型を取って作るオーダーメイドのシリコン製のインソールです。
「義肢装具士」が、いる整形外科だと作ることが出来ます。
これは、整形外科で作った16,130円でしたが、保険が適用されたので3割負担の4,839円でした。
型を取ってから1週間くらいで出来ます。
右足のみ開張足と診断されたので左足は、保険適用外なので作りませんでした。
整形外科で作ったインソールの他に市販のものも使ってます。
4番外
開張足の人に指ソックスがお薦め!
家ではほとんど素足なのですが、靴下を履くときは5本指ソックスを履きます。
指ソックスは、足の指を動かせるので、指の筋肉の運動にもなるので私のような開張足の人にもお勧めです。
1本ずつ指を覆っているので、冷え性の防止にもなります。
夏などは普通の靴下を履くと蒸れてしまうのですが、指ソックスは蒸れにくいです。
このシルクの指ソックスは、夏でもサラッとしていて気持ちがいいです。
魚の目がなくなった
歩き方を変えてから、今まで幾つも出来ていた「魚の目」が出来なくなりました。
スピール膏を貼ったり、自分で表面を削り取ったりしていましたがなくなることはありませんでした。
魚の目は、こうして本分的な原因を見直さないと治らないのかと思いました。
気のせいか、歩き方を変えたことで靴の底も偏って減らなくなりました。
しぼり菜リズム
開張足が進行して「外反母趾」になってしまえば、好きな靴が履けなくなってしまう。
まだまだ、足のお洒落をしたい。
これが、私のモチベ―ジョンで、毎日の筋トレにせっせと励み、日々正しく歩くことを心掛けるのです。