TOTOシステムバスルーム「サザナ」使用1年半
築40年超の家を義両親が亡くなって相続し、マンションから引っ越しを機にバスルール、トイレ、洗面台のリフォームをしました。
バスルームは、2015年9月にシステムバスTOTOバスルームサザナSタイプ(サザナHDシリーズ)に改装し1年半経ちました。
我が家のサザナの仕様と使い心地をまとめてみました。
「お掃除ラクラクほっカラリ床」ホワイト
サザナの最大のPRポイントである「ほっカラリ床」です。名前のとおり、タイルなどの床に比べて乾きが早いです。
それは、表面に刻まれた溝を伝って水が途切れることなくゆっくり排水されるので早く乾くのです。
夜、入浴して、翌朝にはカラリと乾いています。
この日も風呂掃除を11時に終え(上の写真)換気扇を回し、15時には(下の写真)床が、ほぼ乾いていました。床が乾いていると気持ちがいいですね。
使用し始めた頃は、ピンクのカビ(菌)が床によく生えました。
原因は床表面材が、タイルと違って傷つくと思い「スポンジ」で床をゴシゴシと強く擦らず掃除していたからです。
スポンジから樹脂製のブラシに変え、少し強めに擦って床掃除をするようになったらピンクのカビは生えなくなりました。
ブラシは、毛先が柔らかい「樹脂製」のブラシをメーカーで、推奨しています。
研磨剤の入ったクレンザーは、頻繁に使用しないで下さいとのことで、やはりタイル床に比べて清掃面で気を使います。
取説には、油分やシリコン系成分が乾きの妨ぎとなるあり、「スポンジ」だとシャンプーや石鹸カスなどがよく取れていなかったのだと思います。
スポンジでは汚れが落ちず乾きも悪くなるので、ピンクのカビが生えてしまったようです。
ブラシにしてから、床にカビも生えることなく、カビ取り剤もあまり使用しなくなりました。
「ほっカラリ床」のもう一つの特徴は、タイルのように冬場ヒヤッとしません。
タイルに比べて床は、柔らかくクッション性があり足に優しい感触があり気に入っています。
ただ、柔らかい床はキズが入りやすく、そのキズが黒ずみの原因となる可能性があります。
今のところ黒ずみはないのですが、5年10年と長い年数使用するとなるとその辺りに不安は残ります。耐久性もタイルなどに比べて気になるところです。
「魔法びん浴槽ステップなし ラウンド浴槽・エプロンホワイト」1200×800㎜サイズ」
サザナの浴槽にも特徴があります。
「魔法びん浴槽」というもので、魔法瓶のように保温効果があります。
主人が入ったすぐ後に浴槽に入ると、「追い炊き」をしなくてもいつも暖かいです。
ただ、蓋をしておけば、保温効果があり温かいのですが、蓋を開けたまま湯船に10分程度浸かっているとやはり冷めてしまい次に入る家族は、追い炊きをしなくてはなりません。
どんな魔法瓶でも蓋を開けて置けば冷めますね^_^;冬でも翌朝はぬるま湯の状態で、やはり、普通の浴槽より保温効果はあります。
この浴槽のまたぎの高さは45㎝で、高過ぎず膝の痛い私にも負担の少ない高さです。
ラウンド浴槽は、200ℓで満水になるので節水効果がありますが、私は、座って半身浴をするので丁度いい湯量です。
しかし、肩まで湯にどっぷりと浸りたい身長160㎝の主人は、水深が浅い分、沈み込まなくてはならならず、そのときに足を伸ばしきれないのが不満のようです。
排水栓は、指でワンプッシュするだけで簡単に排水する事ができます。チェーンがないので、見た目がすっきりして清掃も楽です。
家のは違いますが、サザナでは、「おそうじ浴槽」という浴槽を自動洗浄してくれる便利な機能があるものもあります。
屈んで、浴槽の中を清掃をするのはもう過去のことになるのでしょうか。
「お掃除ラクラク排水口」
排水溝のヘアーキャッチャーに溜まった髪の毛は、ストレスなくぽいっと捨てやすいです。排水溝も掃除がしやすいです。
洗い場の排水はヘアーキャッチャーがあるので、髪の毛など流れていかないのですが、浴槽の排水はトラップを通らず排水管にそのまま流れていってしまいます。
浴槽内に髪の毛が、結構落ちているとこが多いので、パイプユニッシュなど排水管洗浄剤をまめに使うようにしています。
「ふろふた・3点留め」
浴槽の蓋は2枚割り蓋ですが、取手の窪みにシャワーの水跳ね等で、水が溜まります。
水が溜まったままだと縁の所にカビが出てしまうことがあり、取手のないタイプの方かよかったです。蓋の縁も水垢で、茶色くなっています。
現在は、取手も無く重さが、従来の半分という軽い「ラクカルふろふた」があるので、こちらがお勧めです。
「スッキリドア折り戸(W800 H2000)」ホワイ」、水栓
水栓金具は、カウンターではなく壁に付けたかったのと入口のドアを引き戸や開き戸にしたかったのですが、間口や浴室の広さ、水栓の位置などの関係で出来ませんでした。
水栓は、改修前に水道管が古く水漏れしたので、緊急に取り替え工事をしまいた。
そのときに新しいシャワーと水栓金具を付けたのですが、システムバスにするのに水栓の位置を変えなけならず、一度も使わずに取り換えました。
扉の換気口は上にあり、扉の下とあるのと違い、埃も溜まりにくく清掃が、楽です。
上に換気口があるのを今回、初めて知り、換気口を見てみたら埃が溜まっていました(泣)
以前は、換気口が下にあり、何本もあるスリットにカビが生え埃が溜まりました。
「スマートカウンター」ホワイト
カウンターは、壁との間に数ミリ隙間があり水垢など溜まります。
竹串を使わないと掃除出来なので、水が入らないようにテープで塞ぎました。
現在は、壁とカウンターの間が離れて掃除がしやすい「お掃除ラクラクカウンター」というのがあるので、そちらをお勧めします。
(家は、洗い場が狭いのでつけられませんが)
カウンターの下に石鹸など収納する棚があったのですが、掃除手間を考えて取り外しました。
シャワー
「エアインシャワー」という水に空気を含ませることで節水効果のあるものもあります。これは、従来型スプレーシャワーです。
「シーリング照明 昼白色」
浴室の証明は、天井にはめ込まれていて壁につけるタイプよりスッキリして、出っ張りが少ない分掃除がしやすいです。
浴槽横手摺
ドア外タオル掛け
換気扇
換気扇内部は、まだ掃除していません。
「お掃除ラクラク」シリーズで浴室清掃のストレスが減った
嫌いな家事1位の汚名返上に貢献
嫌いな家事は、「トイレ清掃」をおさえて「風呂清掃」がトップに!
SUUMOジャーナル 編集部の調査によると嫌いな家事の1位は、「風呂清掃」(普段家事を行う男女42.0%)です。
私も汚れやすく髪の毛やカビ、水垢との闘いと腰や膝に負担が掛かるので家事の中で、浴室清掃は一番嫌いです。
家の浴室は0.75坪タイプで、洗い場が狭く膝を曲げ屈んで清掃をするのが辛いです。
膝が痛いとき、膝を伸ばして腰を曲げ床や浴槽を掃除すると腰に負担が掛かります。年齢と共に水回りの清掃は、辛くなります。
バスルールを改装してみてこの嫌いな清掃に手間と時間を掛けたくなかったので、サザナにして正解でした。
隙間や溝の凹凸が少なく、「お掃除ラクラク○○」という清掃がしやすいようにTOTO製品が清掃の手間を省いてくれます。
「おそうじ浴槽」という浴槽の洗浄を自動でやってくれる機能の付いたものなど出て技術の進化は、留まることを知りません。
技術の進化が、嫌いな家事1位の汚名返上に貢献するかもしれません。
バスルームの一面が窓になっていて、冬以外は、窓を日中開けて、24時間換気扇は回しているのでカビもほとんど生えません。
マンションに住んでいたときは、バスルームに窓が無く気密性が高く、24時間換気扇を回していても天井など黒カビが生えてしまいました。
また、マンションの浴室は、浴槽と壁の間に隙間があり、そこから水が入るので狭い隙間を清掃するのが大変でした。
浴槽のエプロン(前面カバー)を外すと浴槽の隙間から入った水などで、浴槽の外側に黒カビが一面ついていました。
このように浴室清掃の(まだ、新しいこともありますが)手間と時間は以前に比べて格段に減りました。
掃除のしやすさは、今まで使った浴室では一番だと思います。
清掃のしやすさとともにサザナで気に入ったのは、やはりほっカラリ床と魔法びん浴槽です。
古い木造住宅なので、冬は浴室がとにかく寒いのでこれだけでもサザナにしてよかったと思です。
浴槽に一歩足を踏み入れて、床がタイルのように冷んやりしないのは本当にいいです。
主人が入った後、すぐに浴槽に入ると追い炊きしたかと思うほどお湯も温いのも◎。
全体に白を基調としシンプルで、見た目もスッキリと以前住んでいたマンションの暗い浴室に比べて明るくなりそれだけでも、気分は上がります。
築年数の古い家でも水回りのリーフオームをすれば、心地よく生活が出来ることをこのシステムバスTOTOバスルームサザナで実感しました。
本体+オプション価格770,800円(税込)
リフォーム(ユニットバスからユニットバス・工事込み・一括払) | TOTO システムバス サザナ | 戸建 | HSシリーズ Tタイプ 1220
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