スンガリー
新宿三丁目にあるロシア料理「スンガリー」に予約して家族でランチに行きました。
ランチは、土曜日曜のみになりが、開店前からオープンを待つ数組の行列が出来ていて予約してよかったです。
スンガリーは、1957年創業の老舗ロシア料理店(ロシア含めたコーカサス地方の料理)で、オーナーは歌手の加藤登紀子さん
加藤登紀子さんの両親が創業したお店で元々は新橋にあり、スンガリーとは旧満州の都市ハルビンを流れる川の名前が由来になっているとのことです。
(加藤登紀子さんは、ハルビンの生まれて終戦後、日本に引き揚げてきました)
新宿三丁目店は、新宿駅東口徒歩(新宿駅東口、靖国通り沿いのビルのB1F)5分くらいにあるのお店で駅からサブナード地下道でも直結しています。
お店の外観は、キリル文字が記載された看板と重厚感のある扉が印象的で、店内は優しい照明でアンティーク調の落ち着いた雰囲気で、写真や風景画、ポスター、カラータイルなどで飾られています。
すぐに半個室に通されたので、全体の席数などは分からなかったが客層は、落ち着いた40代~70代の男女という感じで、すぐに席も埋まったようでした。
ジョージアランチ
スンガリーは、ボルシチやビーフストロガノフ、ピロシキといった伝統的なロシア料理のほか、ウクライナ料理やジョージア料理が楽しめ、今回は、土日祝のジョージアランチを予め予約しておきました。
(ジョージア代表的メニューのシュクメルリとハルチョー、人気のフレッシュサーモンのブリヌイパンケーキ包みとロシア紅茶付)
ちなみにAIに訪ねるとジョージア料理は、多様なスパイス、ハーブ、そしてクルミを多用する濃厚でスパイシーな味わいが特徴だそうです。
そして、ジョージアは、黒海東岸に位置する国土の約8割が山岳地帯、ワイン発祥の地、親日的で相撲の栃ノ心関の出身国、駐日ジョージア大使が日本育ちと何だか親近感が湧きますね
まずは、ドリンクのオーダー
ヨーグルトドリンクと瓶ビールのジュビリエイニス
主にリトアニアまたはエストニア産のラガービールで、少しのんだけど比較的濃厚な味わいでした。
オードブルは、ロシア式フレッシュサーモンのマリネをブリヌイパンケーキに包んサーモンのクレープ包み(マリノーブナヤ・ケタとブリヌイ)で、サーモンマリネ、オニオン、ピクルス、トマトの包む前の材料をお皿に並べて見せてくれ、苦手な食材を聞いてから人数分包んで持って来てくれます。
まず、この厚みのあるフレッシュサーモンが瑞々しくて美味しい!
何枚でも食べたいくらい美味しい
ブリヌイというロシアの薄焼きパンケーキに野菜やサーモンを包んで食べますが、フレッシュサーモンの甘みとスメタナクリームの酸味が絶妙なバランスで、玉ねぎ、ピクルスやトマトの食感としっとりと柔らかいブリヌイとも合っています。
日本人の口にも合っていて、とても食べやすかったです。
(もう一枚、サーモン食べたかった)
ハリエプパンという自家製ライ麦パン
水分少なめなので、バターを塗るか料理と一緒に頂くといいですが、私は、ライ麦パンが好きなので素朴で黒糖のような味わいがのあるのでそのままでもOK
料理は、サクサクと提供されるのでサーモンの写真を撮っていたらハルチョースープがやってきました。
ハルチョーは、ジョージア風の柔らかく煮込んだ牛肉とお米のスープでパクチー効いてます。
トマトペースト、クルミ、コリアンダー?、赤唐辛子?黒コショウも入っているか複雑でスパイシーなスープだけど優しい味でした。
伝統料理のメインのシュクメルリ(鶏肉のプレス焼きガーリッククリーム煮込み)が、熱々で出てきました。
(ジョージア西部のシュクメリという村が発祥です)
「世界一にんにくを美味しく食べるための料理」とも称されるシュクメルリのガーリックの効いたクリームが、印象的
熱々の骨付きチキンが、ほろほろと柔らかく
外で食べるときは、骨付きチキンは面倒だけどこの料理には一番美味しい骨周りまでしゃぶりつけるのがいい
骨周りの肉は、しっとりとしてジューシで骨からよい出汁が出るため鶏肉の旨味と合わさってシュクメリ煮込み料理に最適なのです。
熱々のうちに食せば、心も体も温まります。
ジョージアは、ロシアのように厳しい冬を乗り切るために体を温めるシュクメルリのような煮込み料理が多いかとかと思ったが、ジョージアの冬はロシアに比べると穏やかで特に黒海沿岸や低地では比較的過ごしやすいけど山岳地帯では、寒さが厳しとのことです。
ジョージアは、全般的に温暖で日本のような四季があるそうでさらに親近感が湧きました。
最後は、砂糖が貴重だった時代にジャムを甘味の代わりに使ったことが始まりのロシアンティー (バラジャム、イチゴジャム、ブルーベリージャムの3種類のジャムを添えて)です。
器が、何だか日本の漆器みたいで可愛いいですね
直接紅茶にジャムを入れずに、甘~いジャムをスプーンで舐めながら紅茶を飲みました。
どれも赤系で、潰した果肉もゴロゴロ入ってます。
バラジャムの香り、イチゴジャム、ブルーベリーの果肉とどれも紅茶との相性がよくてとても甘いけど3人で器のジャム綺麗に食べつくしてしまいました。
ランチメニューとしては、決して安くないけどジョージアの料理がどんなものか効率よく体験出来るのがよく、ジョージア料理は比較的に優しい味わいで食べやすく日本人の舌に合うので日常的に食べたいと思いました。
今回、どの料理も美味しかったが特にサーモンのパンケーキ包みが美味しくこれだけでもまた食べに行きたいです。
(今まで行ったロシア料理のお店で、一番美味しい)
未だにロシア・ウクライナの戦争は終わりそうもないが、一刻も早く平和になって欲しいものです。
最後にトイレが、店内ではなく地下街にあり、店を出てしばらく歩いた場所まで行ったが、一瞬方向を失いスマホも持たず行ったので店に戻るのに迷いそうになりました。
(近くにあったようです)
しぼり菜リズム(まとめ)
新宿三丁目にあるロシア料理「スンガリー」の土日祝の「ジョージアランチ」を予約して行きました。
落ち着いた雰囲気の店内の半個室で、エストニア産のラガービールで乾杯しオードブルのサーモンのパンケーキ包みから始り、ライ麦パン、ハルチョースープ、伝統料理のメインのシュクメルリ、食後のロシアンティーを堪能
ランチメニューとしては、決して安くないけどジョージアの料理がどんなものか効率よく体験出来るのがよく、ジョージア料理は比較的に優しい味わいで食べやすく日本人の舌に合うので日常的に食べたいと思いました。
今回、どの料理も美味しかったが特にサーモンのパンケーキ包みが美味しくこれだけでもまた食べに行きたいです。
■スンガリー 新宿三丁目店
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- 東京都新宿区新宿3-21-6 新宿龍生堂ビル B1F
- ランチ土・日・祝11:30~15:30







