続きです。
アンネのバラ
「アンネのバラ」は、フランク家がオランダの隠れ家で生活していた当時、アンネ・フランクがいつも屋根裏部屋から眺めていた野バラをベルギー人の園芸家が品種改良して「アンネ・フランク」と名付けた新種のバラで、アンネの父・オットー氏に寄贈したものです。
アンネのバラの特徴として蕾は赤色で花が開くとオレンジ色になり、徐々に花弁が淡いピンク色に変わっていくグラデーションのとても美しい品種です。
散るまでに3回色が変わり、散り際にはアンネの好きだったピンク色になります。
「アンネのバラの色の変化は、アンネの心の成長をあらわしている」とも言われています。
アンネのバラの変化
アンネのバラは、花が咲いてから散るまで3回ほど色が変わり、散り際にはアンネの好きだったピンク色になり1週間くらいで散ります。
ということで、アンネのバラの変化を近くの図書館で観察したのでその様子を写しました。
(途中から違う花で写真を撮っています)

濃い朱色の蕾です。

蕾が割れました。

蕾が開き始めました。

額が下にさがり、花びらが開きかけています。

花が開き始め朱色から濃いオレンジになってきました。

オレンジの鮮やかな花が開きました。

花が大きく開き、少しだけオレンジが薄くなってきました。

かなり薄いオレンジ色の花になりました。

花の先からピンク色が見え始めています。

次第にピンクが強くなっていきます。

オレンジとピンクが混ざって、美しいハーモニーを奏でています。


最後はオレンジが完全に消え、花の付け根が白っぽくなって散っていきます。
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