以前から気になっていた「鰻の成瀬」(東上野店)に鰻を食べに行きました。
鰻の成瀬
「鰻の成瀬」は、2022年の創業から香港や韓国を含め全国に約400店舗以上を展開する(2025年7月現在 7月も次々とオープンしていた)フランチャイズビジネスインキュベーション(株)が運営する鰻専門店です。
「鰻の成瀬」の売りは、何と言っても価格の安さ
(一番安いうな重の並1,600円で、一番高い特上で、4,400円)
鰻の成瀬が安い理由は、効率的なセントラルキッチン方式の導入、人件費の削減、二等地・三等地への出店戦略によるコスト削減によるものです。
鰻は蒲焼きに加工された状態で各店に運ばれ、それを独自開発の鰻焼き機を使ってボタンひとつで蒸しと焼き調理が行われるので、職人を置く必要はなくアルバイトスタッフだけで営業出来るので人件費が抑えられるそうです。
スーパーでさえ国産鰻は、2,000円以上するのだからきっと中国産ではないのか
確かにが並は、「アメリカ種」上は、「ニホンウナギ」を使用し中国の養鰻場で養殖されてはいるが、「特上」は、国産の鰻です。
(海外養殖でも国産よりも厳しい検査を通過している)
また、老舗鰻店の相場と比べると「価格は半額程度で、量は1.5倍」というコスパのよさがあり、高級店では骨の軟らかい若い鰻を仕入れることが多いのに対し、「鰻の成瀬」では、成長し脂の乗った大き目の鰻を調達しているから鰻1匹からより多くの可食部を得て、ムダなくボリュームを高めるているそうです。
(参照 YouTube テレ東BIZ「カンブリア宮殿」ほか)
私達が行った東上野店は、上野駅から近く決して二等地・三等地ではないけど入谷口のホテルやオフィスビルの一角にあるような目立つ場所ではないです。
11時半近くに行ったので、店内は2,3組のお客さんしかおらず、(特に席の案内がなかったので)自分達で席を選ぶことが出来たので、壁向きのカウンター席に二人で座りました。
カウンター席とテーブル席が数卓あり店内は、シンプルな作りで壁や天井が黒で照明も暗めだけどまだ新しいのか清潔感があります。
お昼頃からは、サラリーマン風の人がぼちぼち来店し、1人でも気兼ねなく入れる雰囲気です。
成瀬の鰻

カウンターテーブルに立掛けてあるメニューを見るとうな重の並(脂少なめあっさり風味)梅 1,600円 竹 2,200円 松 2,600円、上(ふっくら柔らかジューシー)梅 1,900円 竹 2,500円 松 2,900円、特上(国産鰻の上品な味わい)梅 3,400円 竹 4,000円 松 4,400円とあります。
うな重の「松」「竹」「梅」の違いは、鰻の量で、松は一尾、竹は3/4尾、梅は1/2尾と、鰻の量が異なります。
うな重の他に瓶ビール、冷酒、ノンアルコールビールのドリンクがあり、うな重のテイクアウトもやっています。
(このようなシンプルなメニュー構成で、安い価格が実現出来ているのようです)
お店のこだわりが書かれたものがあり
「蒸し焼き関東風」で提供され、継ぎari足しのタレは、コクのある甘め、鰻とタレの旨味に合うように厳選した国産米を使用とありつや姫の小さなのぼりがあったので、ブランド米を使っているのかもしれません。

うな重の上が食べたかったので、量は多くなくてもいいので上の中で一番安い梅 1,900円を注文
注文をしてお冷を飲みながら待つこと10分くらいで提供

お盆にセットされたのは、うな重、タレ、漬物、ガリ、ねぎ、山葵、お吸い物
箸もあるけどスプーンがついていて、これで鰻重を食べるのかな?

お重の蓋を開けると鰻半身1枚が乗っていて、見た目は肉厚、蒸し焼きで焼き目のしっかり着いている関東風、脂も乗った鰻専門店の鰻だ。
「人気のめしあがり方」というのがあり1から順にやってみました。

- ①そのまま食べる
- ➁わさび+ネギ
- ③ 山椒をふりかけて食べる

まずは「そのまま食べる」から
うなぎを食べると、擦っぺらでなく表面パリッと香ばしく、ふっくらとろける食感でジューシー
小骨もなくて十分に美味しいのだけど、嫌いではないけどちょっとふっくらして、これが鰻かとというくらい柔らか過ぎかも
(うな重にスプーンがセットされていて、鰻をスプーンで食べれるのも柔らかい鰻だからかと納得)
炭火焼感もないような

でも、➁の山葵と刻んだネギ、鰻、ご飯と一緒に食べと美味しい!
愛知県でうな茶漬けを食べたとき、山葵が鰻とよく合い家でもときどき山葵を付けて食べることあるけどネギも鰻とすごく相性がいいです。

③の山椒は、やはり定番なので必ず振りかけて食べます。
ただ、香りはなかったかなあ

タレ

追加のタレは、結構甘い!
私は、甘過ぎて追いダレをしない方がいいですが、好みの問題かな

椀は、すまし汁で、肝吸いではありませんがあると嬉しいです。

ご飯の量は少なめだけど+100円で大盛りにすることも可能です。
お米は、つや姫か国産ブランド米なので、美味しいです。
職人さんがしっかり焼いた鰻と比べると炭火の香ばしさがなく柔らか目だけど、金額を考えたらチェーン店とは思えないクオリティーです。
物価高騰の折、老舗鰻店ではうな重は5,000円以上は当たり前で、庶民には高嶺の花になってしまったがその半額近い値段で提供しているのは、やはり企業努力によるもの
鰻を特別な日でなくても気軽に店舗に入れて、日常的に楽しめるのもいいし、そういう食文化あってもいいです。
また、食べたい!
しぼリズム菜リズム(まとめ)

「鰻の成瀬」(東上野店)に鰻を食べに行きました。
「鰻の成瀬」は、400店舗以上あるフランチャイズチェーンで効率的なセントラルキッチン方式の導入、人件費の削減、二等地・三等地への出店戦略によるコスト削減により低価格の鰻料理を提供しています。
料理は、うな重だけで、波、上、特上と「松」「竹」「梅」の鰻の大きさによる違いで1,600円から4,400円と値段設定されています。
うなぎを食べると、擦っぺらでなく表面パリッと香ばしく、ふっくらとろける食感でジューシー
上の梅(鰻半身)を注文して食べると小骨もなくて十分に美味しいのだけど、嫌いではないけどちょっとふっくらしてこれが鰻というくらい柔らかい。
ただ、山葵と刻んだネギ、鰻、ご飯と一緒に食べと美味しく、職人さんがしっかり焼いた鰻と比べると炭火の香ばしさがなく柔らか目だけど、金額を考えたらチェーン店とは思えないクオリティーです。
庶民には高根の花になってしまった時世に半額近い値段で提供しているのは、の企業努力によるもので、鰻を特別な日でなくても気軽に店舗に入れて日常的に楽しめるのは、いいですね。
■鰻の成瀬東上野店
- 東京都台東区東上野3-16-3 東宝ビル 1F
- 11:00 ~ 15:00 17:00 -~20:30