あんこ天米
入手困難な富士見堂(東京都葛飾区)「あんこ天米」を頂きました。
エキュート日暮里や伊勢丹では開店前から列が出来、開店後40分から60分で売り切れるような入手困難なせんべいです。
これは、開店直後のデパ地下で少し並んで買ったそうで、時間帯が遅いと売り切れるようです。
1950年創業の富士見堂のHPを見ると
「生地となるお米は、減農薬米を玄米のまま仕入れ 自社で精米を行うことで、米の風味を損なわないようにし 使用している素材は、ひとつひとつの材料がそのまま食材として使っても美味しいものを あえて煎餅の材料として使っています それらの素材をいかし職人がすべて手作業で作っております 今や生地づくりから自社で行う煎餅屋は希少な存在となって…」
とあり、一つ一つの材料がそのまま食材として使っても美味しいものをあえて煎餅の材料として使い、その厳選した材料を使った生産工程では、例えば、色・形・食感に大きく影響する「ホイロ(生地の一次乾燥)」と「焼き」の工程は、気温や湿度で調整が必要
などプロのこだわりがあり、生地作りから袋詰めまで自社工房で行う工程も見るとここのせんべいは、絶対まずい訳はないと思います。
(生地作りから袋詰めまでの各作業の詳細や職人さんの一言がHPにあるので、是非、覗いて見て下さい)
(作業工程を見ているだけで、食べたくなります)

価格は、1個189円〜20袋入 4,023円

主な原材料:うるち米(国産)、さらし餡、砂糖、ショートニング、こめ油、食塩/加工でん粉
1枚あたりのカロリー:115kcal
115kcalってブラックサンダー1個分なのだけど、お菓子としてはヘルシーな部類なのでしょう
封を開けた瞬間、ふわっと広がる香ばしいお米の香りがします。

直径8〜9cm、厚み約1cmで、2枚のせんべいで餡を挟んでいます。

実食
こし餡、北海道産の小豆を使用しているので口どけ滑らかで上品なお味です。
米の粒々がそのまま残った塩味のシンプルなせんべいは、パリンとした堅さで口の中がビックリするようでちょっと苦手
(そもそも、米せんべいの痛いのが苦手)
だが、いいお米を使っているのかお米の自然な甘みと香ばしさがあります。
さすが老舗のおせんべい屋さん!
おせんべい自体は、とっても美味しいです。

両方一緒に食べると、行列するほどかなっていう感じです。
確かにせんべいの塩気と餡の甘さのバランスのよい「あまじょっぱい味」って好きだけど、やはりおせんべいの苦手なパリンに違和感があり口馴染があまりよくないというか…
まだまだ修行が足りないのか。
でも、もち米とうるち米をバランスよく配合し「米の風味や食感を損なわないよう丁寧に仕上げられお米の味がしっかり感じられる」というコンセプトで作られたからこのような「お米の粒」をそのまま残したおせんべいになる訳で、お米粒せんべいが苦手でなかったら私も行列して買ってしまうかもしれません。
1枚たべただけでも満足感はあり、あんこの量も丁度よくしつこさがないです。
賞味期限が50日と比較的長く、常温で持ち運び出来るので手土産としては最適だと思います。
販売は、青砥本店、グランスタ東京店、池袋東武店、エキュート日暮里店、伊勢丹新宿店、松屋銀座店
富士見堂の公式オンラインショップでも、不定期で販売されています。
職人が一枚一枚丁寧に焼き上げたおせんべい自体は美味しいので、何も入っていない堅過ぎないプレーンなせんべいを食べてみたいです。
(パリンと堅くないやつね)
しぼり菜リズム(まとめ)

行列必死、入手困難な富士見堂の「あんこ天米」を頂きました。
1950年創業の富士見堂は、素材や製法ににこだわった手作りのせんべいで、北海道産のこし餡をお米の粒が残った煎餅で挟んでいます。
餡は、口どけ滑らかで上品なお味で、いいお米を使っているのかお米の自然な甘みと香ばしさがあります。
両方一緒に食べるとせんべいの塩気と餡の甘さのバランスのよい「あまじょっぱい味」で好きだけど、お米の粒の残った堅いおせんべいが苦手なので、パリンに違和感が馴染めませんでした。
ただ、職人が一枚一枚丁寧に焼き上げたおせんべい自体は美味しいので、何も入っていないプレーンなせんべいを食べてみたいです。
■富士見堂
青砥本店:東京都葛飾区青戸3-25-7