香港粥「五千」
御徒町駅に近いアメ横にある「五千」(香港粥)でランチです。
アメ横の雑踏の中、周りはビルが立ち並び見つけにくいがスマホ地図で、丁度この辺りかというところでお粥や点心の写真があるスタンド式看板があり入口に「五千」(二階へどうそ)の文字があったので、2階へ上がりました。
(上を見上げると「香港式粥」と書いた大きな看板がありました。)
エレベーターでは2階へ上がれないので階段を登ると平日12時前の時間でお店の入口の待っているグループが1組いてその後ろに並びました。
階段のスペースが狭く、お店から帰る人と予約を取ってお店に入って行く人とすれ違うときに着ぶくれもあり、その度に場所を少し移動することがもありました。
10分くらい待ってから店内に入るとまだ新しい細長いフロアはお客さんで一杯で、テーブル3卓と大きいテーブル席があり大きいテーブル席は相席になっていて、一人様がほとんどでした。
お粥のお店だからか一人の方や二人組女性など女性が多く上野・御徒町という土地柄か外国のお客さんも混じっています。
私達は、レジの前に案内されましたが広いお店ではないので会計をする人が横に立ったりテイクアウトで調理が終わるまで近くで待っている人が近くにいて落ち着かない感じでした。

注文は、お粥+点心3種、お粥+点心5種の中から五千粥(トッピングを2点選べる)&点心5種のセット(1,580円)をお粥はサイズを小と中から選べるので、値段は変わらないため中を選びました。
ただ注文を聞きに来た中国人のスタッフの方が日本語が上手いのだけど微妙なニュアンスが伝わりにくく、フカヒレ粥の点心が売り切れたので代わりに違う点心に替える旨が私達に伝わりにくくく注文に時間が掛ってしまいました。
香港粥

常温のお茶のピッチャーが備え付けられているのでそれを飲みながら10分くらい待つとお粥が到着
お粥は、大きなプラスチックの丼に並々と入ってお粥トッピングはピータンとホタテで、真ん中に何かオイルか掛かっていてほのかないい香りがします。
(揚げパンも1つ浮いてる)
「香港粥」って普通の中国のお粥とは違うのか疑問に思い調べると
香港粥は、長粒米を使い油で炒めた後鶏ガラスープでじっくり煮込み米粒がとろけるような食感が特徴で具材の種類が豊富
一方、中国粥は、主にジャポニカ米を使い具材を加えて炊くのが一般的で、米粒が残る程度の食感が一般的とのことです。
確かにお粥はとろとろに煮込まれて日本のお粥より長く煮込んでいるのか米粒がほとんど形を留めないほどに溶けています。
でも、ここのお粥は長粒米ではなく、日本米のお粥で純粋な香港式ではなく日本人の好みに合わせているのかと思いました。
一口食べるも熱々で、とろみがついて器まで熱いからよけい熱くて舌が火傷しそうです。
生姜も入っているからとにかく身体が温まりそうです。

こちらは、アワビと海老の贅沢粥セット 1,980円です。
ここのお粥は、トッピングを乗せただけではなくお粥にトッピングを入れた後、少し加熱して仕上げているようです。
中国粥は、お米を炊く段階からスープで炊くからか米と具材の旨味が溶け合い濃厚なんだけど優しい味になっていて量は中でもなかなかの量だけどどどんどんお腹に入っていきます。
お米がトロトロのスープのようだから胃腸に優しく、鶏出汁とニンニクが効いて滋味深いコクのある味わいは体に染み渡る美味しさです。

アワビと海老の贅沢粥セット
器に「5千」の文字が見えるほど食べ進めると下の方に沈んでいた具材が具材が顔を出します。

底にはピータンがたっぷりで、青菜、キクラゲと刻んだネギ、ザーサイの野菜にホタテとトッピングした具材がありました。
「お粥は、飲物」みたいな感覚で、胃腸が弱っていたり食欲がないときは、食が進みそうです。
ただ、薄味派の私としては、最初は感じなかったが徐々に塩分が強いかなあと思うようになり、さっぱりと食べたいときはガーリックオイルもなくてもいいかと思いました。
机上には味塩、ホワイトペッパー、焼売用のタレがあったがこれらは使わず、別の小皿の塩炒りされた揚げピーナッツと沢庵の薄切りをお粥に入れて食べました。
点心

お粥を食べていると点心の蒸籠が来ました。

熱々の点心5種は、海老焼売、肉焼売、ちまき焼売、小籠包、かぼちゃ饅頭


焼売は、大きくて肉がびっしり詰まっている


小籠包は、お約束の肉汁たっぷり~

ちまきの焼売
お粥も食べているからこの辺りでもうお腹がパンパン!
点心、3つのセットでも十分だけど色々と食べたかったので、頑張って食べました。

カボチャの饅頭は、もっちりした皮に甘いカボチャの餡が入ったスイーツのような点心ですが、台湾スイーツのように優しい甘さで「別腹」で、難なく食べられました。
総じてお粥、点心どれも美味しくて量的にも点心3点1,280円でも十分で、コスパパもいいと思いました。
点心までつけるとかなりボリュームがありますが、お粥なので食べたてすぐは満腹でも夕方になるとお腹が空いてきました。
食べている間に日本人や中国人の女性客が次々に来店しているので、店内キャパはさほど大きくないのでタイミングによっては、待ち時間が長くなるかもしれないです。
支払いは、現金以外にクレジットカード不可だけどPayPayなど電子マネーの決済が可能です。
しぼリ菜ズム(まとめ)

御徒町駅に近いアメ横にある「五千」(香港粥)でランチです。
平日の12時前、10分くらい待ってから店内に入り(トッピングを2点選べる)&点心5種のセット(1,580円)を注文しました。
お粥は、とろとろに煮込まれ米粒がほとんど形を留めないほどに溶けているが香港式は、長粒米だけどここのお粥は日本米のお粥で純粋な香港式ではなく日本人の好みに合わせているのかと思いました。
熱々で、とろみがついて口あたりも滑らかで、優しいのだけど鶏出汁とニンニクが効いて滋味深いコクのある味わいは体に染み渡る美味しさで沈んだ具もたっぷり入っています。
お粥もボリュームがあるが点心も3点で十分な量で、コスパもいいランチメニューです。
■五千・香港粥
- 東京都台東区上野4-6-7 白鳥舎ビル 2F
- 9:00~ 21:00