観泉寺ライトアップ
戦国時代の名門今川氏ゆかりの寺・曹洞宗宝珠山観泉寺(杉並区今川2-16-1)で、「今川紅とうろin観泉寺」(「今川紅とうろ実行委員会」主催)というイベントがあり、観泉寺の境内をライトアップしました。
開門18時過ぎは、入場するのに並んでいたけどすぐにそれもなくなりすんなり入れました。
山門のモミジ、まだ、緑の葉が多いです。
本堂や庭園、鐘楼と境内にはお花が生けてあり(池坊華道会華道家・ 高谷翠浩)、紅葉以外の見所がありました。
苔の絨毯の上にモミジの葉が落ちて光が当たっています。
グラデーションのモミジもいいですね
大イチョウもだいぶ色づきました。
池泉鑑賞式庭園にも立派な生け花が飾られていました。
大きな寺院ではないし見物客も結構いましたが、身動きが取れないほどの混雑ではありませんでした。
お堂の中では、「三谷伝統文化子ども教室の子ども達」によるお琴の演奏があり境内に琴の音が響き渡り雰囲気を盛り上げていました。
まさに秋の夜の浮かぶ錦に染まる紅葉といった感じです。
本堂の前にもお花が活けてあります。
ライトアップは、燈師の服部高久氏によるもので色も光り具合も緩急織り交ぜて芸術的です。
服部高久氏のインスタによると
「タイトル花紅柳緑 -かこうりゅうりょく-色とりどりの華やかな装いで、あるがままの美しい世界を意とする「花紅柳緑 -かこうりゅうりょく-」
この地に今川家が建立した観泉寺の歴史を「おむかえ」と「降誕」二つの物語、燈明 -みあかし-の灯りと境内に漂う二つの香りで、錦に染まった静寂な境内に「花紅柳緑」の世界を表現」
とありました。
(お香の香り、気が付きませんでした。ゴメンナサイ)
地元の華道部?の中学生が活けた花も展示
夜の竹藪も幻想的です。
多宝塔もライトアップ
普段は、人がほとんどいないのだけどね
今年は、11月30日(土)と12月1日(日)の2日間で3,500人が来たそうです。
2日間行ったのですが、両日とも温かく天気もよくライトアップ日和でした。
観泉寺の僧侶の皆様も来場者一人一人に「こんばんは」と声掛けしていました。
「今川紅とうろin観泉寺」は、地域住民が立ち上げた「今川紅とうろ実行委員会」が催したイベントで、入場料無料
こんなに素晴しいイベントを開催して頂き感謝、感謝です。