都立善福寺公園(杉並区善福寺3−9−1)へ行きました。
の続きです。
善福寺公園下の池
まずは、下の池から
ラクウショウと下の池ほとり
少し木々の黄色が目立ってきたかな
黄色があるのだけど赤い絵の具が欲しいところだね
「赤、あった~」
と思ったけれど枝先に赤い葉が少しだけでポツンとし過ぎ
チカラシバがあちこちで見頃です。
公園全体では、紅葉は、まだほんの一部
暑い夏が長すぎて、真っ赤に染まらないのかな
でも、やっぱり秋ですね。
トロールの森2024
上の池では、『トロールの森2024』の作品が展示されています。
「おでかけトロール」は、駅から善福寺公園まで駅やカフェなどの街中にも飾られています。
やっと赤
ナンテンの赤い実が秋らしいです。
桃井第四小学校の2年生とBill Wolff氏のコラボで、東京の23区をかたどったアルミパネルにそれぞれの区をあらわしたイラストを片面づつ描いています。
(こちらは、小学生のイラスト)
ちなみに杉並区は、原っぱ公園のメタセコイアの木をBill Wolff氏が描いています。
パネルは支柱につけられ、風とともに動きます。
善福寺公園サービスセンターミニギャラリーで、高島亮三コレクション展「路傍の石とか」も行われていました。
「作家が幼い頃から集めてきた、チョコチップクッキーみたいな石やらチーズハンバーグみたいな石、ソフトモヒカンそっくりの石…」が展示
確かにメロンパンみたいな石もあり、子どもの頃の豊かな想像力が衰えていないんだなあ
道から一番近くのテーブルに古銭が置かれているのが見えたけど囲いの中には入れないので近づけず、他の卓上は何があるのか分かりませんでした。
調べると「古銭に施された装飾がモチーフ」で、菊紋や桐紋、桜紋があったようです。
公園の中に突然、標高3,000mm級の山が出来ていました。
山の名前は、「善福寺山」
登った人はいるのかな?
手前の三角形の重なりは、「Can You See Me?」(竹厚 桂子)の作品の「風のトライアングル」の一部です。
竹厚 桂子氏の作品の下でパフォーマンスをやっていました。
「DuRiAN」(白桃ウィンソン、幸坂弘子、Mari、Bamboo-K)
「風(Who –Fu-)からうまれる色々をダンス、マイム、アクティングでつなぐ物語」で、全部は見れなかったけどダンスとマイムの表現の多様性…
色々な人達が参加出来そうな多様性も感じられました。
「⾵になびくススキをイメージした作品」で
⾊とりどりで⽇光を浴びてきらきらと輝き、⾵が吹くとシャラシャラ賑やかなススキだけどススキの穂が垂れた様子をよく捉えています。
窓から見える風景は?
丸い枠は、窓枠です。
こんな作品は、天気によって見え方が違うのでしょう
コナラの切り株を円筒状に木の壁で囲った作品で、中は、木の香りがしそうな空間です。
雨宿りにもいいかも
石灰、砂、顔料、セメント、麻布、鉄の材料のほかに「人の気配を表すためにズボンなどの洋服を使っている」そうで、ズボン、どこにあった?
竹、木材、布、廃棄物で5mの高さに組んだやぐらです。
捨てられるものとか色々と巻き込んで編んだ縄をぐるぐると巻き付けたくなるね
公園の中に切り株の切断面にアルミの鏡が置いてあり、株のまわりにキノコがはえていました。
絵描きの中村岳氏は、(キャンパスをはみ出して)野外の3次元空間にこんな立体的な絵を描いてしまいました。
空中、木材、アクリル絵の具…何を使っていいのね
絵は、自由に描いていいのだものだから
「透明な風景を包み込む熱、風、光。地表に漂う水蒸気のゆるやかな循環」を表現した作品です。
編み込んだネット越しに見る善福寺池は、いつも違って新鮮です。
池の中の赤いものも作品で、池の睡蓮の植生場の内側を赤い布で覆っています。
白い布は、風ではためくたびに様々な形になって表情を変える不思議な生物です。
素材は、紙紐だそうです。
こんなゲートを見るとくぐりたくなるのはどうしてかな
公園には猪、鹿に猿も住んでいるんだ
猿は、今にも木から木へと飛び移って行きそうです。
この日も下の池から上の池を巡り、下の池まで戻って来ました。
野外×アート×まちなか トロールの森「トロールの森2024」は、こちらから