トムヤムクン系の辛酸っぱい味の麺を食べたくて、以前、六本木のタイ料理のお店で食べたが辛くて、味わう余裕がなく今回は、近所のタイ料理屋「タイ屋台料理ヌードル&ライス TUKTUK」でリベンジしました。
TUKTUK
西荻窪の「タイ屋台料理ヌードル&ライス TUKTUK」というお店で、北口から2分くらいの商店街にあります。
タイの国旗の赤と青の看板が目立ち分かりやすいです。
午後1時過ぎ、店内は2,4人ほどの先客があり14人くらいが座れるL字カウンターにすぐ座ることが出来ました。
全て女性客で、私を含めほとんどがおひとり様です。
女性一人でも町のカウンターのみのラーメン屋さんのように気軽に入れる雰囲気のお店です。
前回行った六本木のお店より綺麗で清潔感もあり、店内も静かで落ち着いています。
タイ人の女性とカウンター奥の厨房は男性の調理人で、この二人で切り盛りしています。
ランチのメニューは、麺とライスに分かれていて
麺は、スープ麺(辛い、甘辛い)と汁なしがあり
米麺の太さは、「センミー(1mm)」「センレク(2mm)」「センヤイ(10mm)」と「中華麺」の4種類から選べます。
メニューは写真がないので、ちょと分かりにくくこちらから聞かない限り特に料理の説明はありません。
私は、中麺ビーフンのセンレクトムヤムと生春巻きがついたAセット1,350円を注文しました。
トムヤンヌードル
注文をしてから7,8分ほどでトムヤンヌードルが提供
見た目は担々麺のようで、鶏挽肉と刻んだパクチーが乗っています。
よく見ると刻んだニンニクもあります。
麺は、中太麺といっても細麺に近いです。
この米麺コシがしっかりして、スープにもよく絡んで美味しい
中華麺より最近は、あっさりしたこの米麺が好きかもしれません。
そして、肝心なスープ
見た目ほど辛くなく、食べてる途中から辛さが増してくることもなく辛いのが苦手な私でも大丈夫です。
酸味は、レモングラスの酸味がありつつも決して強過ぎません。
適度な辛みと独特な旨みに酸味が一体になり、これが私の求めていた「酸っぱ辛い」スープです。
味は、濃いめだけどスープはサラッとしてしょっぱくなく
スパイスも際立っていないどちらかといえば日本人向けの味です。
この酸っぱ辛いスープ、病みつきになる程、中毒性があります。
刻んだパクチーは、葉っぱの部分とより香りの強い茎の部分が適度に混ざってエスニック風味を盛り上げます。
ただ具が、あまりないのでもう少何かしらの具があってもいいかと思います。
クルワンポン
タイの食堂には「クルワンポン」という4種の調味料(「プリック・ポン(粉唐辛子)」「ナム・ソム・プリック(唐辛子入りの酢)」「ナンプラー(魚醤)」「ナムターン(砂糖)」)が置かれています。
このお店も4種類の調味料がありましたが、どれが何の調味料か表示されてないので当たりをつけてナンプラーと粉唐辛子を掛けてみました。
粉唐辛子は、少し掛けただけなのに食べたらむせて鼻水が止まらず、鼻水をすすりながら食べました。
隣の女性も同じように、鼻水をすすりながらトムヤンヌードルを食べています。
トムヤムクン系の辛い物を食べると必ず鼻水が出て先日、食べたときもナプキンでずっと鼻水を拭っていました。
唐辛子の成分カプサイシンが鼻を刺激するのでしょうか
調味料に話は戻り後でネットで各調味料を調べたら
さっぱりさせたいときは「ナム・ソム・プリック(唐辛子入りの酢)」、少し塩辛さが足りないときは「ナンプラー(魚醤)」、もっと辛くしたいときは「プリック・ポン(粉唐辛子)」甘くするときは「ナムターン(砂糖)」でした。
辛いの苦手なのに興味本位で、もっと辛くしたい「プリック・ポン(粉唐辛子)」を入れてしまったので失敗でした。
タイ料理屋も日本に定着しお店も増えたけど、まだタイ料理が珍しい30年前、タイ料理店でヌードルを食べたときに調味料にこの「ナムターン(砂糖)」が置いてありびっくりした記憶があります。
タイの人は、よほど甘いものが好きなのだとそのときは思っていましたが、砂糖は甘くするだけではなくコクを深める効果もあるそうです。
タイの食堂ではニュートラルな味付けのものを提供し、各人の好みに合わせて味付けをカスタマイズするスタイルが多いので食べながら、色々な調味料を入れ味変させていく楽しみもあります。
生春巻き
ここでは、麺を食べている途中でセットの「生春巻き」が出てきます。
生春巻きは一口サイズに切り分けられていて、パクチーとナッツ、スイートチリソースが掛かっています
春巻は作りたてでしっとりしていますが柔らか過ぎずモチモチです。
挽肉と野菜、春雨がたっぷり詰まっていて
ソースも甘辛くさっぱりと頂けます。
しぼり菜リズム(まとめ)
以前、トムヤムクン系の辛酸っぱい味の麺をタイ料理のお店で食べたが、辛過ぎて味わう余裕がなかったので西荻窪の「タイ屋台料理ヌードル&ライス TUKTUK」でリベンジしました。
店内は清潔感があり、静かで落ち着いた雰囲気で女性客が多く、一人でも気軽に入れます。
ランチメニューにはスープ麺(辛い、甘辛い)と汁なしの麺、米麺の太さが選べる4種類があります。
中麺ビーフンのセンレクトムヤムと生春巻きがついたセットを注文
トムヤンヌードルは見た目は担々麺に似ており、鶏挽肉やパクチー、ニンニクが乗っています。
麺は中太麺で、コシがありスープとよく絡み
スープは辛さが程よく、辛いのが苦手な人でも食べやすくスープは濃いめだがサラッとしており日本人向けの味付けで、とにかく「酸っぱ辛さ」が病みつきになります。
タイ料理店の調味料「クルワンポン」で、味付けをカスタマイズする楽しみもあります。
セットの生春巻きはしっとりとしていて、挽肉や野菜、春雨が詰まっていてさっぱりと食べられます。
■タイ屋台料理ヌードル&ライス TUKTUK
- 東京都杉並区西荻北3-1-6
- 営業 月曜日から土曜日
- ランチ12:00~14:30、ディナー18:00~20:30