美術館巡りが趣味で、私なりの美術鑑賞を楽しむコツを紹介しています。
今回は、3回目
グッツもチェック
これは、奈良美智『A to Z』(弘前・吉井酒造煉瓦倉庫)で購入したお気に入りのグラスです。
白のフエルトの奈良犬「Pup King」のストラップも気に入っていたけど行方不明になりました。
ということで、今回は、展覧会のミュージアムショップのグッツについてです。
展覧会に行ってそこでしか販売していない限定グッツを見たり買うのも楽しいです。
20年以上前に買ったニューヨークのメトロポリタン美術館で買ったの手提げは、思い出もあり今でも使っています。
このお気に入り「メット」の手提げは、このときのデザインが好きで、今は、違うデザインに代わってしまいもう手に入らないため使い込んでますが手放せません。
「イヴ・サンローラン展」の一人、一点会場限定トートバックは何にでも合わせやすく物も沢山入るのでヘビロテしてます。
以前は、そのとき見た気に入った絵の絵ハガキを必ず買っていましたが、使い切れなくて溜まりに溜まってしまい処分しました。
それ以降、手軽に買える絵ハガキですが買っていません。
2,3千円するようなカタログも捨てずに数十年、実家に置いてありましたが処分しました。
だから最近では、展覧会のグッツショップにも寄りますが物が増えて飾る場所も保管する場所もないので、見るだけにして欲しくても我慢します。
「絵や作品は、生きている永遠なもの」
ということで、美術館を去るときには、気に入った作品を記憶の中に留めて「持ち帰る」ようにしています。
ベンチに座って見る
美術館は、非日常的な空間であり、ゆったりとした時間を過ごせる場所です。
しかし、ずっと立って歩きながら見るので体力も必要です。
展示会場にはベンチがあるところが多いので、病気で体力に自信がない時期は、ベンチを見つけると椅子に座って休憩し一息入れてから仕切り直しました。
ベンチに座って作品を見ることも好きです。
若い頃、休日になると通った旧山種美術館の常設展では、いつもお気に入りのベンチに座って作品を30分、1時間くらい眺めて過ごしたこともありました。
(そこから、葛飾北斎の赤い富士山とか片岡球子の可愛い富士山が見えたかな)
(奥村土牛、山口華楊も何時間見ていても飽きなかった)
ベンチに座って少し離れて見ると近くで見るとはまた違い比べて見るのも楽しいです。
非日常空間
(バックは、20メートルくらいの空間にオートクチュールのドレスが並んでいます)
最近は、「クリスチャン・ディオール」展などファッションブランドの展覧会も多くお洒落な会場演出とともに美術館も作品を見るだけではなく非日常的な空間を楽しむことが出来るようになりました。
これからも、このように美術館の空間を生かした演出も増え進化していくことでしょう。
美術館での楽しみ方も多様になりましたね。