イスラエル料理
西武池袋線江古田駅からすぐ本格「イスラエル料理」が味わえるお店で、ランチを食べて来ました。
『シャマイム』という名前のお店です。
イスラエルの色である白と青を基調に配色された入り口、店内は、席数が10ほどあります。
厨房に近い真ん中の大きなテーブルの上に料理に使うピタパンがたくさん置かれていました。
天井が青、壁が白の内装に壁に掛けられた、パネルや「六芒星」のインテリア、、天井から下がったライトなどが中東ぽいかな。
「イスラエル」は、地中海に面する西アジアにありアラブ人とユダヤ人の国家で、エルサレムには、ユダヤ教、キリスト教、イスラーム、3つの宗教の聖地があります。
イスラエルは、複雑な歴史的背景のもとアラブ人とユダヤ人が対立し戦争を繰り返し現在でもテロが勃発し政情は不安定な国です。
とあまり日本には馴染のない国ですが、イスラエル料理はどんな料理なのか調べました。
全世界に散っていたユダヤ人だからか、イスラエル料理は伝統的な料理というよりもユダヤ人の食文化と世界各国の食文化がミックスされた料理が中心でのようです。
農産物が豊富で、新鮮な野菜やフルーツ、ひよこ豆などの豆類やナッツ、ハーブを使った料理が多いです。
香辛料は、地中海地方でよく使われるレモン、ニンニク、オリーブオイルを中心に、クミン、コリアンダー、パプリカ、中東独特のザータルやスマックも使われます。
ユダヤ教は食物規定があって、神に捧げるのにふさわしくない不浄とされる「豚肉」は使えませんが、鶏、羊、牛、乳製品は他のイスラム国の様に厳しくないので食べられます。
ランチ
ランチは、「ベジセット」と「ミートセット」それぞれ4種類です。
私は、ミートセットの「ケバブセット」
イスラエルサラダ、フライドポテト、フムス、ピタパンにケバブ1本で、ピタパン(1,800円)を選びました。
ピタパンは中東や地中海沿岸、北アフリカなどで主食として食べられている円形型の平焼きパンです。
真ん中がポケット状になっていて、その中に肉や野菜などの具材を詰めて食べサンドイッチのパンみないなものでケバブサンドでもお馴染みです。
手前左の「イスラエルサラダ」は、レタスとトマトとキュウリをマリネしてとナッツとハーブドレッシングに合えたものでマイルドで食べやすかったです。
そういえばモロッコ料理でもマリネしたサラダも素材を生かして地中海沿岸の中近東、アフリカ辺りのサラダはこんなに美味しいのかと思いました。
『タジン鍋』が食べたくて、行ったのはモロッコ、スペイン料理のお店
揚げたての自家製フライドポテトが予想外に美味しくて、手前右のスパイシーサラダの「マッシュルーム&オニオン」ともに野菜料理が気に入りました。
シシカバブは、塩気とスパイスが効いてラムのクセは大丈夫でしたが、硬めで少しパサついていました。
ユダヤ教では「血液」を口に入れることも禁じていて肉や魚を調理する際には、しっかり血抜きを行ない血の色が見えないように焼き上げるからかな。
味付けは日本人でも食べやすく、けどそこは、スパイスやハーブが適度に効いているのがイスラエル料理なのでしょう。
全体的に欧米系、中近東系の料理がミックスされているような印象です。
ひよこ豆
イスラエル料理には、「ひよこ豆」を使ったものがあります。
ひよこ豆は、高ビタミン、ミネラル、食物繊維と植物性タンパク質が豊富でなかなかヘルシーな食材です。
ベジセットの「ファラフェルセット」の「ファラフェル」がひよこ豆を使っています。
ファラフェルは、潰したひよこ豆を香辛料や野菜と混ぜて揚げた一口サイズのコロッケです。
エジプトから中東地中海沿岸、アラビア半島南部、イランまで広く分布されているポピュラーな料理だそうです。
本体はベージュのひよこ豆ですが、中は、とっても奇麗なグリーンでそら豆も使っていると推測されます。
そのファラフェルをYさんから1つ貰って食べたのですが、ひよこ豆の食感や塩、ハーブの香りとスパイシーな味がして日本にはないような食べ物です。
結構カリカリになるまで揚げているけど油っぽさはなく素朴な味です。
肉は使っていないけど、食べ応えがあるのでヴィーガンの方でも満足感を得られるのではないでしょうか。
今回、ひよこ豆を使ったデイップが活躍しました。
それは、「フムス」というひよこ豆のペーストでピタパン、ポテト、ファラフェルに付けて食べると優しい味になります。
フムスは、中東諸国で広く食べられていてイスラエルで最もポピュラーなディップです。
マイルドでクリーミー、野菜や肉、パン、何に付けても相性よく常備して毎日、食卓に登場してもいいです。
ひよこ豆、オリーブオイル、ニンニク、レモン、タヒーニ(中東の胡麻ペースト)を混ぜて作るので家でも作ってみようかな。
ピタパン
まだ温かい半月型にカットされたピタパン2切が提供、そのまま食べるよりもポケットに野菜や肉詰めて食べるほうが断然、美味しいです。
何でも挟んじゃえ。
パン自体は、素朴な味ですが、ニンニクやレモン、オリーブオイル、スパイスの効いた肉や野菜をサンドして食べる方がピタパンのよさが出る。
ひよこ豆をペースト状にしたフムスやファラフェルセットに付いたゴマペーストの「テヒナ」を塗って食べる。
ピタパンによく合う。
一時期、ピタパンが流行ったけど日本人受けするのがよく分かります。
ピタパンいいなあ。
チャツネの辛いソースも付いてきたので、これも野菜に付けてピタパン!
家でも何か挟んで、ピタパンしよお~っと。
しぼり菜リズム(まとめ)
江古田のイスラエル料理『シャマイム』へランチを食べに行きました。
イスラエル料理は伝統的な料理というよりもユダヤ人の食文化と世界各国の食文化がミックスされた料理が中心で新鮮な野菜やフルーツ、ひよこ豆などの豆類やナッツ、ハーブ、を使った料理が多く宗教上豚肉は食べられません。
香辛料は、レモン、ニンニク、オリーブオイルを中心に、クミン、コリアンダー、パプリカ、中東独特のスパイスも使われます。
ランチは、「ベジセット」と「ミートセット」がありミートセットの「ケバブセット」を注文。
マリネされたイスラエルサラダやポテトの野菜料理が美味しかったです。
イスラエルで日常的に食べられて、まろやかで日本人の口に合うひよこ豆を使った「フムス」というデイップが万能で美味しく、野菜や肉、パンに付けて食べました。
ベジセットの「ファラフェル」は、ひよこ豆を潰して丸めコロッケのように揚げたものでハーブの香りとスパイシーな味がして素朴な味ですが、肉は使っていないけど食べ応えがあります。
イスラエルや中東などで、真ん中がポケット状のピタパンに肉や野菜などの具材を詰めて食べます。
このピタパンにサラダや肉を挟んで食べるのがそのまま食べるよりも美味しくて、フムスやテヒナ、チャツネを付けてバリエーションを楽しみました。
■シャマイム
- 練馬区栄町4-11 アートビル 2F
- 03-3948-5333