父の場合は、「嚥下機能」の衰えで食べられなかったが。食べることが出来る母が、食べられなくなったのは

点滴

母が脳梗塞の後遺症で、リハビリ病院に入院しています。

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「経鼻栄養」で栄養を摂っていた母が、嚥下のリハビリの出来るリハビリテーション病院に入ったのは、口から食べることにトライして、経鼻栄養から卒業出来るかもしれないと思ったからです。

リハビリ病院で、飲み込み検査で嚥下機能を確認し、ベット上での食事が可能になり、経鼻栄養から経口栄養になりました。

しかし、入院して、1か月以上経ち、順調だと思われた食事状況が悪化してしまいました。

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先行期障害

口から食べることになったのが上手くいかなくなった1つの原因は、「先行期障害」というものです。

先行期:目で見て食べ物を認識する
準備期:その食べ物を口から入れ、咀嚼する
口腔期:舌や頬を使い、食べ物を口の奥からのどへ送る
咽頭期:脳にある嚥下中枢からの指令で、食べ物を食道へ送る
食道期:食べ物を胃へ送り込む

こんな感じで、口から食べることは、実は 細かい行程を無意識のうちに素早くやっているのです。

そのどれかが上手くいかなくなると食べることが難しくなります。

母は、脳血管障害で「認知症」を併発しています。

認知症の影響で、食べることの最初である「食べることを認知して食べる」行為が難しくなり食べる意欲がなくなりました。

それにより食事中、注意力散漫になり、口の中に食べ物が入っていても話をしてしまったりして「食べる」行為そのものを持続出来なくなることが多々ありました。

(お喋りをしながら食べると誤嚥の危険が生じてしまいます。)

噛んで飲みこむ行為も出来ないことがあり、咀嚼しないでいいミキサー食のようなものを食べていましたが、基本、食べることに興味がないので、食欲にムラがあり食べない日も多くなり栄養が不足気味になってきました。

母の場合、嚥下機能は年齢相応でしたが、食べる行為の最初の段階が難しく口から食べること自体がが限界になってしまったようです。

顎が外れる

母は、急性病院にいるときに歯が2本抜け、リハビリ病院では1本抜けてしまいました。

そして、なんと「顎」の関節が外れてしまうというアクシデントがあり食事をすることに影響が出てしまいました。

急性病院でも1回外れたらしく、顎の関節が外れやすいようです。

整復の処置をしようとすると痛がるので、応急処置として現在、ゴムバンドで止めているということです。

だから、口が開けられず口から食べるのは難しくなり、無理に食べれば誤嚥性肺炎を起こすリスクがあるので経鼻栄養で栄養を再び摂ることになったのです。

再び、経鼻栄養に

食事が出来ない

顎が外れてから口から食べられなくなり鼻から管を入れ栄養を摂る「経鼻栄養」になりましたが、母は、鼻に入れている管に強い違和感があるのか一度、自分で抜いてしまったということです。

以降、自分で管を抜いてしまわないように手にミトンをつけて「抑制」しています。

このように、口から食べらると家族は喜んでいたのもつかの間、再び経鼻栄養に逆戻りしてしました。

父との違い

父も脳腫瘍の術後、口から食べられなくなり経鼻栄養になりました。

父の場合は、母と違い「認知機能」は正常だったので、口から固形食を食べたがっていました。

でも、「咽頭への食べ物の送り込みが遅い」などの「嚥下機能が低下」で食べられなくなったのです。

父もリハビリ病院に入院し「嚥下のリハビリ」(ベットで横向きになって食べる完全側臥位法)でミキサー食が食べられるようになり喜んでいました。

icon-arrow-right 「口から食べる」ことをあきらめないで。【完全側臥位法】による食事方法も取り入れる

しかし、療養病棟に転院してから嚥下のスペシャリストがいなかったため誤嚥性肺炎を起こしてしまい再び経鼻栄養になりました。

父は、がんで胃を切除していたので胃ろうが出来ず、経鼻栄養のほか、高カロリー輸液を行いましたがどれも限界がありました。

icon-arrow-right 【中心静脈栄養】で、「敗血症」になった父。経鼻栄養にうまく、移行出来るといいのだけれど…

最後、点滴で静脈から栄養を入れていましたが、皮膚も硬くなり段々に点滴の針が刺さらなくなり栄養が摂れなくなり亡くなりました。

嚥下の機能は正常だったけど認知機能の低下で食べられなくなった母。

逆に食べる意欲が満々だったけど、嚥下機能が衰えて食べられなくてしまった父。

二人とも同じく口から食べれなくなりましたが、食べられない原因にこのような違いがありました。

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しぼり菜リズム(まとめ)

クローバー

脳梗塞の後遺症で、リハビリ病院に入院している母が、口から食べられるようになりましたが再び経鼻栄養になりました。

母が、口から食べられなくなったのは、認知機能の衰えにより「食べることを認知して食べる」行為が難しくなり食べる意欲がなくなる「先行期障害」によるものです。

嚥下機能は正常でしたが、注意力散漫になり、口の中に食べ物が入っていても話をして誤嚥性肺炎のリスクが高くなったり、食欲にムラがあり食べない日も多くなり栄養が不足になってきました。

その他、顎が頻繁に外れ食べることが難しくなりました。

父も脳腫瘍の術後、口から食べられなくなりましたが母と違い「咽頭への食べ物の送り込みが遅い」などの「嚥下機能が低下」で食べられなくなりました。

父は、嚥下の機能は、正常だったけど認知機能の低下で食べられなくなった母とは対照的に食べる意欲が満々だったけど、嚥下機能が衰えて食べられなくてしまったのです。

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ABOUTこの記事をかいた人

2017年現在57才 50代になって体に色々な変化が起きました。 アレルギー、腰痛、変形性膝関節症、脂漏性皮膚炎、手湿疹、眼精疲労、胃腸の不快感、開帳足等々一気に吹き出しました。 このほかに病気以前、未病のものもあるので 自分の体を見つめ直した生活を考えています。 健康、医療、病気、楽しいことも含めた日常生活を綴っていきたいと思います。 認定医療コーディネーター、ホームヘルパー びわの葉療法インストラクターの資格保有