アトリエうかいのふきよせ
「ふきよせ」とは、風で吹き寄せられたという意味を持ち、その風情を表すように木の葉や木の実を模した小さなお菓子(千菓子)を寄せ集めたお菓子で茶事などでも提供され、日本で古くから親しまれてます。
クッキーで表現した何種類もの干菓子を取り合わせたうかいのアソート「ふきよせ」を頂きました。
アトリエうかいは、100年の伝統を持つ高級レストラン「うかい亭」のうかいグループの洋菓子店です。
昨年、頂いた「フールセック」がどれも美味しくて、期待が持てます。
どれも手を抜いていない充実した美味しさ。アトリエうかいの「フールセック」
今回は、季節限定の「さくら」を表現したパッケージで、見ているだけで「春」を感じます。
「さくら」の他に「紅白」「夕暮れ」というパッケージがありました。
「ふきよせ」という名前だけあって、梅や瓢箪、松や竹と和の素材やモチーフで、花鳥風月を体感し、季節の移ろいをも感じさせてくれる盛り合わせが楽しいです。
ふきよせ・さくら
蓋を開くと彩りが春爛漫で、心が浮き立ちます。
- 果実のメレンゲ(みかん・苺)
- 福ふく苺クッキー
- 桜と抹茶の市松クッキー
- 苺とバニラのロールクッキー
- 春色の金平糖
- 苺のほろほろクッキー
- 木苺とバニラのロールクッキー
色合いもそうですが、苺や木苺の甘酸っぱさや桜の香りと食べても春を感じさせてくれます。
どれも繊細な作りで、色々な味を楽しめました。
ふきよせ・紅白
紅白松竹梅や瓢箪など、縁起のよい形に焼き上げた紅白の詰め合わせで、お年賀やお祝いの手土産におススメです。
- 苺クッキー
- きな粉クッキー
- ヨーグルトとアーモンドのほろほろクッキー
- 木苺まぶしクッキー
- 苺メレンゲ
- 生姜とヘーゼルナッツのメレンゲ
「ヨーグルトとアーモンドのほろほろクッキー」のヨーグルトの酸味が癖になりそうで、ホロホロ食感の生地が心地いいです。
「生姜とヘーゼルナッツのメレンゲ」は、生姜の味のインパクト強し。
メレンゲの口の中で、儚く溶ける軽さも大好きです。
ふきよせ・夕暮れ
素材が、海苔や山葵にチーズ、黒胡麻七味、胡椒とこれクッキー?という感じですが、「塩味」の品を詰め合わせたもので甘いものが苦手な人に受けそうなのが「夕暮れ」です。
- オニオンペッパーサブレ
- 山葵とチーズサブレ
- 海苔醤油メレンゲ
- 人参クラッカー
- ごぼう糖衣がけアーモンド
「夕暮れ」のオニオン、チーズ塩味の効いたクッキーが、気に入りました。
「オニオンペッパーサブレ」焦がし玉ねぎの風味が強くて、いつまでも余韻が残りますが、ペッパーのピリっとした辛さがアクセントになって決して嫌ではないです。
「山葵とチーズサブレ」も美味しのですが、チーズの味が勝ってるなあと思いつつ食べていると山葵風味が顔を出しました。
それにしても、チーズが入ると美味しくてチーズ系のクッキー大好きです!
「海苔醤油のメレンゲ」もポテトチップスの「海苔醤油」のような味で、スナック感覚で無限に食べられます。
これこそ、お酒のつまみになりそうで「辛党」にも好まれそうです。
「ごぼう糖衣がけアーモンド」って、「ごぼう×アーモンド」の組み合わせって誰が考えたのか?
他が甘さが控えめなので、ごぼう風味の砂糖をまぶした豆菓子なので砂糖の甘さが際立ちますが、思ったより(ほんのりと)ごぼうがよい仕事をしています。
「人参クラッカー」は、人参嫌いの主人も人参入っているなんて知らずに食べていて、私も説明書見るまで気づきませんでした。
クッキー、クラッカー、メレンゲと食感が違うので食べ飽きません。
というか、止まらない。
「夕暮れ」の「塩味」のクッキーが、私的に新鮮でまた食べてみたいです。
しぼり菜リズム(まとめ)
アトリエうかいの「ふきよせ」の紹介です。
四季を題材ににした「ふきよせ」は、クッキーで表現した何種類もの干菓子を詰め合わせたお菓子です。
「ふきよせ さくら」は、蓋を開くと彩りが春の色で、春苺や木苺の甘酸っぱさや桜の香りと食べても春を感じさせてくれます。
「ふきよせ 紅白」の「ヨーグルトとアーモンドのほろほろクッキー」のヨーグルトの酸味が癖になりそうでホロホロ食感の生地が心地いいです。
メレンゲの、口の中ですぐに溶けてしまう軽さも大好きです。
「ふきよせ 夕暮れ」は、塩味のクッキーが新鮮です。
焦がし玉ねぎの風味の「オニオンペッパーサブレ」、「山葵とチーズサブレ」のチーズ味がお気に入り。
「海苔醤油のメレンゲ」「ごぼう糖衣がけアーモンド」組合せが、斬新だけど、この和のテーストは癖になりそう。
塩味のクッキーやメレンゲは、お酒のつまみになりそうで「辛党」にも好まれそうです。