焼きまんじゅう
「群馬名物」の「焼きまんじゅう」知っていますでしょうか。
焼きまんじゅうは、子どもの頃、群馬のお土産や物産展などで頂いたり親が買って来たりして食べた大好きな私の「おやつ」です。
でも、スーパーや近くのお店では売っておらず食べたいと思っていてもなかなか食べられませんでした。
そんな懐かしい味をもう一度味わってみたいと思い立ちネットで、探してみました。
群馬の「アンテナショップ」にもありましたが、通販でも購入出来るので取り寄せをしてみました。
小麦粉を使ったグルメが多い群馬
焼きまんじゅうは、「小麦粉」を使った食べ物です。
焼きまんじゅうは、蒸して作った小麦が原料のまんじゅうを竹串に刺し、黒砂糖や水飴の濃厚な味噌ダレを表面に塗って焦げ目を付けて焼いたものです。
同じようにお米(ご飯)を串に刺して甘味噌ダレを付けて焼いたのが「五平餅」ですが、ご飯の代わりに小麦が原料にしたものを焼いたものが焼きまんじゅうといったところでしょうか。
(中身がご飯(五平餅)とパン(焼きまんじゅう)の違いといった感じです。)
ところで、群馬は前沢うどんなどが有名ですが、うどんの原料になる小麦が全国有数の産地です。
群馬県は、年間を通じて晴れの日が多く水はけのよい土壌に恵まれて「二毛作」による小麦の栽培が盛んです。
おっ切り込み、煮ぼうとうやうどん、まんじゅう類など県産の小麦粉を使ったグルメが多く古くから地元でも愛されてきました。
この小麦を使った焼きまんじゅうは、郷土に根差した「ソウルフード」なのです。
前沢屋の焼きまんじゅう
焼きまんじゅうをネットで、購入しました。
本来ならアンテナショップや地元のお店で焼き立てを食べるのが一美味しいのだけどコロナ禍で行くことが出来ません。
ネットで販売しているものは、ほとんど素のまんじゅうに自分でタレをつけて焼くものです。
でも、出来合いのものレンチンして食べられる「冷凍焼きまんじゅう」があったので、手軽でいいと思い注文しました。
昭和五年創業の「桐生前沢屋」の焼きまんじゅうです。
前沢屋の焼きまんじゅうは、米麴とおかゆを発酵させて「甘酒」を作るところから始めます。
甘酒と小麦粉を混ぜ1個1個形成して、発酵させます。
それを蒸してから味噌ダレを何度も塗りながら焼いていきます。
懐かしい優しい味
冷凍の焼きまんじゅうは、袋に入ったままレンジで温めるだけで簡単に出来ます。
焼きまんじゅうは、焼き立ては外側はカリカリとしていますが、蒸して作っているので中は、ふんわりとしたパンのような食感です。
ですが、冷めてしまうと水分が抜けてカチカチに固くなってしまいます。
そのため、通販で販売しているものは自分で蒸したり、フライパンやトースターで焼いたり、レンジで温めてからタレをつけて食べるものがほとんどです。
前沢屋の焼きまんじゅうは、焼いた出来合いのものを冷凍しているのでただレンジで温めればいいものなのでまんじゅうが固くならないか心配でした。
でも、表示どおりの時間で温めれば、中がふんわりして固くなっていませんでした。
前沢屋の焼きまんじゅうは、味噌ダレを何度も塗りながら味を染み込ませていく「つけ焼き」という手法を使っていて焦げ加減、焼き加減も絶妙です。
まんじゅう生地しっかりしていてますが、ほんのり甘みがある蒸しパン風の中身はふっくらしています。
ザラメや水飴で甘くした味噌ダレが焼く事によってとっても香ばしくなります。
焦げた甘じょっぱい味噌ダレは、子どもの頃食べた懐かしい素朴な味そのままでした。
添加物を使用しない優しい味と1個が、大きすぎず小さすぎず程よい大きさで軽めの食感なので、これからもことあるごとに食べたくなります。
しぼり菜リズム
子どもの頃食べた懐かしい味を思い出して、通販で「前沢屋」の冷凍「焼きまんじゅう」を購入しました。
群馬は、日本有数の小麦の産地で焼きまんじゅうも県民に親しまれたソウルフードです。
焼きまんじゅうは、蒸して作った小麦が原料のまんじゅうを竹串に刺し、黒砂糖や水飴の濃厚な味噌ダレを表面に塗って焦げ目を付けて焼いたもの。
前沢屋の焼きまんじゅうは、米麴とおかゆを発酵させて「甘酒」を作り、甘酒と小麦粉を混ぜ1個1個形成して、発酵させ蒸してから味噌ダレを何度も塗りながら焼いていきます。
しっかりしたまんじゅう生地ですが、ほんのり甘みがあり表示とおりレンチンすれば中身はふっくらしています。
甘じょっぱい味噌ダレの焦げ加減、焼き加減も絶妙で、子どもの頃食べた懐かしいく素朴な味そのままでした。