ゴムパッキンのカビ
浴室をシステムバス「サザナ」にリフォームして5年。落ちにくい「カビ」が、出ています。
特に床と壁の間の「ゴムパッキン」の「カビ(黒カビ」)が、一筋縄でいかなくなりました。
少し前まで「カビ取り剤」を使いラップで湿布してカビを取っていましたが
システムバス【サザナ】「ゴムパッキン」の「カビ」をこうして取った
カビ取り剤だけでは、落とせなくなってきました。
この方法で、粘り強く何度も行えば徐々にカビが薄くなってなっていくものの結構、面倒です。
どうしたら、カビが簡単に落ちるものかとネットで検索していたらありました。
茂木和哉さんのインスタ「茂木和哉 / 茂木流掃除講座」に簡単でいい方法があったので、マネをしてみました。
掃除のプロである茂木和哉さんのインスタは、掃除の情報が沢山あるのでこれからも参考にしたいと思います。
用意するもの
塩素系漂白剤(ボトルタイプ)、キッチンペーパー、ラップ、カップ類、ゴム手袋
ゴムパッキンのカビ取り
準備
「キッチンペーパー」をゴムパッキンに合わせて長細く切っておきます。
「塩素系漂白剤」をカップに入れます。
カップの中に先ほど切ったキッチンペーパーを漬けます。
湿布する
漂白剤に漬けたキッチンペーパーを広げて、ゴムパッキンの上に置きます。
このときの作業は、漂白剤に直接触れるので「ゴム手袋」を着けて行って下さい。
液体漂白剤は、密着度が低く蒸発してしまうので、キッチンペーパーの上をさらに「ラップ」で覆い、乾燥を防いで下さい。
15分くらいそのまま放置します。
一度、キッチンペーパーを剥がして、カビが落ちていなければ様子を見てさらに放置をします。
だいたい15分くらいでカビは落ちていましたが、ドアレールの板との隙間のカビが残っていたので追加で15分間放置しました。
ほぼ、カビがなくなって奇麗になりましたが、若干、隙間の奥の方にまだ黒いい部分が残っています。
このようなかなりしつこく根が深いカビは、1時間、半日、丸1日とさらに湿布する時間を長くすると落ちていくと思います。
漂白剤を使って湿布するときは、窓を開けるか換気をしてから行って下さい。
湿布を剥がしてカビ汚れが落ちたら、シャワーで洗い流します。
カビ取り剤と塩素系漂白剤
『カビキラー』などのカビ取り剤でも落ちなかったカビが、塩素系漂白剤で簡単に落ちたかということです。
それは、
塩素濃度
「カビ取り剤〈 塩素系漂白剤(液体)」 |
というように浴室用カビ取り剤より塩素系漂白剤の方が「塩素濃度」が高いからです。
特にコーキングやゴムパッキンのようなカビの「根」が入り込んだ頑固なカビには効き目が高くなります。
塩素系漂白剤には、「衣類用」と「台所用」があり台所用は洗浄剤の「界面活性剤」がプラスされているので使用した後は、黄ばみが残らないようにしっかり洗い流さなくはなりません。
なので、天井などの洗い流せないような場所には「衣類用」を使うと安心です。
カビ取り剤や塩素系漂白剤は、時間が経つと「塩素」が抜けてしまい限りなく「水」に近くなってしまうので効き目が悪くなります。
カビ取り剤でカビが落ちにくい場合、塩素剤が古くなっている可能性があるので、新たに購入して新しいものを使うといいでしょう。
塩素剤は、「鮮度」が大切です。
そして、塩素濃度に加えて、湿布時間(塩素剤との接触時間)が長いほどカビは落ちやすくなるので、より落としにくいカビには塩素濃度が高いものを使い、接触時間を長くすることがお勧めです。
(塩素濃度:「茂木和哉 / 茂木流掃除講座」参照)
しぼり菜リズム
5年目のサザナ、しつこいカビ汚れに苦労するようになりました。
市販のカビ取り剤では、落ちにくかったカビが「塩素系漂白剤」では簡単に落とすことが出来ました。
カビはカビ取り剤でしか落ちないと思っていたから「目から鱗」です。
というか、塩素系漂白剤を使ってもいいものかどうか分からなかったというのもあります。
今のところ黄ばんだりしていないので、これからは、この方法で悩ましいゴムパッキンの「カビ退治」をしていきたいと思います。