「新型コロナウィルス」が原因で、「夫婦喧嘩」をしてしまいました。
コロナウィルス感染拡大で、妻のストレスが増す
新型コロナウィルスの感染拡大で、生活が変わってしまい「ストレス」を抱えている人は多いのではないでしょうか。
「コロナ疲れ」というものです。
コロナストレス、夫婦の場合、特に妻の側にストレスを感じていることが多いような気がします。
コロナ疲れは夫婦の場合、2つのパターンがあるのだと思います。
1つは、一斉休校、企業のテレワーク実施、外出自粛で、家族全員が四六時中自宅にこもって顔を突き合わせていることでストレスが溜まることです。
突然の休校で、子どもの日中の過ごし方や仕事中の預け先を探すのに奔走するのは妻だったり、そこに夫のテレワークも重なり妻の家事の負担は増大します。
1日3食用意して、片付けて…家族が家に居れば掃除もはかどらない、外出もままならない、息も抜けないなど。
突然、日常が慌ただしくなり、日を重ねるにつれてストレスが大きくなり些細なことで喧嘩をしてしまいます。
コロナで、夫婦喧嘩
二つ目は、夫婦間のコロナウイルスに対する「危機意識の差」というものがあります。
ネットの記事で、飲み歩いたり日中、パチンコに行って手も洗わず、子どもをべたべた触りまくる夫に妻は怒り心頭というのがありました。
男性の「自分は大丈夫、感染しない」といった謎の自信など感染の危機意識、予防意識が低い夫に妻の精神的ストレスが膨らみ夫婦間の溝が深まってしまうのです。
私達の夫婦喧嘩の原因もこれです。
私は、「不急不要」以外の外出を極力避けていて、3月の予定を延期したりキャンセルしました。
仕事や買い物、ときどきの通院以外の外出を控えています。
外出時のマスク、帰宅時の手洗いは欠かさず「感染症対策」にも神経を使っています。
一方、主人は趣味のコンサートや会議、外食にと通常どおりの生活をしています。
毎日のようにニュースで新型コロナウィルスの怖さを目の当たりにして、少しでも感染するリスクを低くしようと努力している中、先日も主人は、呑気にクラッシック音楽のコンサートに出掛けたので
「今の時期、そういうの(コンサートや人が集まる場所に行くこと)なるべく控えて。収まれば、いつでも行けるでしょう!」
とコンサートから帰るやいなや主人に言ったのです。
すると「心配し過ぎなんだよ!」とかなり強い口調で返されて喧嘩になってしまいました。
夫婦間の危機意識の差
感染の危機意識の差で、夫婦喧嘩をしてしまいましたが
普段から主人は楽観的で、私は、心配性です。
「悲観派」の妻と「楽観派」の夫。実は、夫婦としてはいい組み合わせなのだ
過去にも東日本大震災と原発事故の後の「放射能に対する危機感」のズレ(主人は、放射能は気にしない、私は、過剰に反応)というのもありました。
コロナウイルに対して主人は、「感染しないだろう、してもどうにかなる」と考えていて、私は、「感染するかもしれない、感染したら色々な人に迷惑を掛けてしまう」と思ってしまうのです。
置かれた状況は、同じはずなのに「楽観的」であったり「悲観的」であったりします。
「自分も感染してしまう可能性がある」と感じるのに「そんなに心配しなくても大丈夫」と私達のように夫婦間の認識のズレが夫婦喧嘩の原因になります。
状況をどう認識するかは、人によって違いが出てしまいそれが火種となってしまうのです。
ヘルスリテラシーが低い男性?
「ヘルスリテラシー」(健康や医療に関する情報を自ら調べて理解し、次に取る行動を判断する健康管理能力)は男性よりも女性の方が一般的に高いような気がします。(もちろん、そうでない場合も)
新型コロナにより、それが如実に「夫婦喧嘩」となって現れ始めているなんていうネットの記事も散見します。
特に小さな子どもがいる家庭の妻は、「夫が感染するのは自由だが、許せないのは、そのせいで子どもにうつるかもしれな」と子どもや家族への配慮が足りない思ってしまうようなのです。
夫と生活を共にしている子どもや自分自身の体の他に「生活」も心配なのです。
「夫が感染源になって自分にまで感染したら、「我が家の収入はどうなるか」「子どもの面倒は、誰が見るか」「家事は、誰がやるのか」、高齢の親がいれば「介護は、どうするのか」など、妻は、子どもや家族の安全と生活の維持を最優先に考えていることが多いのです。
私も感染すれば、2週間仕事を休むことになりその仕事にバックアップ体制がないので、職場に迷惑を掛けてしまいます。(それも問題ですが)
実家に高齢の母の様子も見に行けなくなります。
自分だけの問題ではなくなるのが、コロナの厄介なところです。
このようなヘルスリテラシーの違いから喧嘩が絶えなくなり挙句は、「放射能離婚」といのがあったように「コロナ離婚」なんていうこともが出て来るかもしれません。
不穏な空気ではいられない
コロナウイルスによって、夫婦喧嘩をしたもののいつまでも不穏な空気が家庭にあってはなりません。
温厚な主人が、怒鳴るのは余程のことなので私も反省して冷静にならなくていけません。
コロナが蔓延してからは、私は、些細なことも口うるさく言ってしまったので主人を追い詰めていたのでしょう。
主人は、外から家に帰ればきちんと手を洗いうがいをします。むしろ手洗いは、主人の方が私より入念にします。
「危機意識もなく、飲み歩いたり日中、パチンコに行って手も洗わず、子どもをべたべた触りまくる」ネット記事の男性に比べれば主人は、きちんとやることはやっています。
私だってもしかしたら昼に行ったスーパーや銀行で感染しているかもしれないし、手洗いうがいをしてるからって完全に感染を防げているとも思いません。
私も以前インフルエンザに罹る前までは、「自分は、インフルエンザにはならない」という謎の自信があり危機意識は、とても低かったのです。
人のことを、とやかく言えないのです。
【インフエンザ】は、「地獄」と「天国」。私が、インフエンザで経験したこと
主人は、クラッシック音楽などの芸術に造詣があり「一期一会」を大切にします。
このときしか聴くことが出来ない音楽があるということで、そのコンサートには行きたかったということです。
私もチケットが当選した「東京オリンピック」の観戦を諦めることが出来るかと同じように考えてしまいます。
子どもの頃からの夢であった「オリンピック観戦」のそのチャンスが二度とないことを考えると(行きたい私は)簡単には「行くな」とも言えないないのである。
日常生活や行動を制限し過ぎないように
この混乱がいつ収束するのかわからない中、「長期化」しそうな今回の流行です。
このまま緊張状態が続けば、コロナ疲れが夫婦間においても蔓延して疲弊してしまいます。
これから徐々にコロナウイルスのことが解明されてくると思います。
ニュースや情報番組を見て、リスクの高い場所はどこか、有効な感染症対策などの情報を得るようにして、あまり日常生活や行動を制限し過ぎないようにしたいと思いました。
(大声を出さないクラッシック音楽のコンサートは、比較的感染リスクが低いようなので行ってもいいとか)
主人は、5月に開催される「大規模イベント」に参加予定でしたが、止めると言ってくれました。
オリンピックもどうなるか分かりませんが、ほぼ諦めています。
しぼり菜リズム
世の中、コロナ騒動で、感染の危機意識、予防意識が低い夫の言動に妻の精神的ストレスは膨んでいるといいます。
私達もコロナウイルスの夫婦間の「危機意識の差」で、夫婦喧嘩をしてしまいました。
しかし、長期戦になりそうなので、マスク、手洗いなど感染症対策は引き続きしっかりとやり、ストレスを溜めないためにどうしたらリスクを減らせるかなど情報を得ながら日常生活は制限し過ぎないように送りたいと思います。