FF式ファンヒーター
「FF式ファンヒーター」を購入して、使っています。
購入したのは、「トヨトミのFF-36GT」です。
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購入した訳は
空気が汚れる、結露の原因になる「ファンヒーター」の問題点を解決。FF式ファンヒーターとは?
FF式ファンヒーターを使ってみた感想です。
メリット
空気が、汚れない
通常の「開放式」ファンヒーターは、室内の空気を燃焼させ部屋を暖めますが、FF式ファンヒーターとは、「密閉式・強制吸排気式」といわれ外の空気を取り込んで燃焼し、燃焼後の排気ガスを外に排出する方式です。
そのため、部屋の空気が汚れません。
開放式ファンヒーターは、部屋に排気をしているので、定期的に換気をしないと「一酸化炭素中毒」になる恐れがあります。
換気をすれば、せっかく温まった部屋の空気が、冷えてしまいます。
FFファンヒーターは、部屋の空気が汚れないので、寒い時期の換気が不要になります。
結露が出来ない
開放式ファンヒーターは、燃焼時に大量の「水分」を発生させます。
石油ファンヒーターは、1リットルの石油を燃やすと1.13リットルの水分が発生。プロパンガスでは1.63リットル、都市ガスは石油やプロパンガスの1.5倍ぐらいの水分を発生させます。
これが、「結露」の原因になり家そのものを痛めてしまう可能性があります。
FF式ファンヒーターは、燃焼時に発生した水分を排気ガスと一緒に外に排出するので結露の心配がありません。
臭わない
灯油の開放式ファンヒーターで、ヒーターを「消化時」に燃焼系の「臭い」がしましがFF式ファンヒーターは、臭いません。
部屋に立ち込めるこの臭いが気になっていたので、この体に悪そうな臭いがないFF式にしてよかったです。
デメリット
開放式ファンヒーターに比べて、温かさが物足りない
1Fの居間と2Fの子どもの部屋に「トヨトミのFF-36GT」を2台購入しまいた。
FF式で一番小さく、1Fは、6畳、2Fは4畳半の広さですが、適応畳数が木造10畳(16.5㎡)(温暖地の目安)までのものです。
FF式ファンヒーターで一番小さいタイプですが、横縦が55cm×440cmで、今まで、使っていたファンヒーターに比べて一回りくらい大きいです。
今まで使ていたファンヒーターは、点火して秒殺で温かくなりましたが、FF式ファンヒーターは温かくなるまで時間が掛ります。
外の冷たい空気を取り込むからか、暖気の何パーセントかが外に逃げているのか、一回り小さい開放式ファンヒーターに比べて温かさのパワーも弱い感じがします。
でも、エアコンに比べれば十分温かいですがやはり、すぐに温まりたい場合は、開放式ファンヒーターの方が便利です。
ただ、4畳半の子ども部屋では、10畳タイプだと温度設定を17度にしても暑くなり過ぎるそうで、頻繁に消したり点けたりして使っていて狭い部屋に適応するヒーターがないのも欠点です。
空気が、乾燥する
開放式ファンヒーターは、水分を放出するので「結露」の原因になりますが、反対にFF式ファンヒーターを使っていると空気が「乾燥」します。
ヒーターを使っていると部屋の湿度が、10%くらい下がります。
暖房を使っている部屋と使っていない部屋では、これだけ湿度に差があります。
上は、FF式ファンヒーターを使用している居間。下は、使用していない台所(暖房なし)。
同じ時間帯の湿度です。
過乾燥になると今の時期、インフエンザなど感染症に罹患しやすくなるので、加湿器などで加湿するのがいいと思います。
家では、乾燥対策で天気が悪い日は、FF式ファンヒーターのある部屋で洗濯物を干しています。
掃除がしにくい
FF式ファンヒーターは、固定式なので動かすことが出来ないので掃除がしにくいです。
特に「裏側」の壁とつながる管の周りは、埃が溜まりやすく、掃除機のヘッドが入らないのでアタッチメントに付け替えなくてはなりません。(それでもやりにくい。)
まだやってはいませんが、背面のファンも掃除しにくそうです。
しぼり菜リズム
開放式ファンヒーターの手軽さ、値段の安さを差し置いて、やはりFF式ファンヒーターの空気が、汚れない、結露が出来ないとメリットの方がはるかに大きいと思います。
取付工事が必要などひと手間掛かりますが、FF式ファンヒーターにしてよかったと思います。
「FF式ファンヒーター」を購入してみて、普及していない理由が分かった。