りんごの季節になりました。りんごは、1年中店頭で見かけますがやはり王道は「ふじ」ですね。
りんごのふじが、収穫されるこの時期が、まさにりんごの「旬」だと私は思うのです。蜜がたっぷり入った甘くてコクのあるふじは、毎日食べても飽きません。
りんご農家の元嫁の私は、10年近く毎日、好きなだけりんごが食べ放題でした。朝、昼、晩、おやつ、お酒を飲んだ後に…。
食べましたねえ、私の体はの半分は、りんごで出来ていたのではと思うほどよく食べていました。りんごは、「1日1個で医者いらず」と健康面でもいいのですが、今回は、美容面に効果があるよというりんごのお話です。
ダイエット効果
私が、りんごを毎日食べて実感したのは、ダイエット効果です。
要するに私の場合、「食べ過ぎを防止」することにりんごが一役かっていたのです。家で、仕事をすることが多く好きなものをいつでも好きなだけ食べられる環境でした。
甘いものの差し入れも多く、頂いたものを全て食べていれば大変ことになっていたと思います。住んでいたところが、山のもの海のもの、畑で収穫できるものと新鮮で美味しいものが手に入り、食べ過ぎてしまいます。
そんなとき、もう少し食べたいという腹8分くらいのところで、りんごを食べるのです。
半分も食べればお腹が一杯になり、満腹感も結構長続きします。当時は、朝からご飯を2杯も食べていましたが、1杯にしてりんごを食べるようにしました。
口の中もさっぱりするので、りんごを食べると他のものをもう食べたくないのです。こうして、りんごを食べることで食べ過ぎを防止して、結果的にダイエットになっていたのです。
実際のところりんごは、食後の血糖値の上昇を抑え、内臓脂肪を減らすなどダイエットを成功させやすい効果もあったのです。
アンチエイジングに最強のりんごポリフェノール
りんごには、りんごポリフェノールという美容に最強な栄養素があります。詳しくは、「りんごのチカラ研究所」(アサヒカルピスウェルネス研究所)のサイトでどうぞ。以下が、このりんごポリフェノールのスゴイところです。
抗酸化作用
私が40代でアンチエイジングドックを受けたときに、高酸化力検査というのがあって、活性酸素が少なくて「高酸化力が高い(ボーダーラインより上)」という検査結果でした。
これは、よくりんごを食べていた影響ではないかと思うのです。菜園で収穫した新鮮な野菜もたくさん食べていたのも関係あるかもしれません。
このように野菜や果物に多い抗酸化作用ですが、中でもりんごは突出して抗酸化作用が高いということなのです。
りんごには、ポリフェノールがありその中でも、「プロシアニジン」というりんごポリフェノールが極めて高酸化力が高いのです。
プロシアニジンの高酸化力は、ゴマに含まれるセサミンの17倍なのです。
体を錆びつかせて老化を早める余分な活性酸素を除去するのが、抗酸化作用なので、アンチエイジング、つまり「若さ」の維持にりんごポリフェノールは、とてもいいのです。
美白作用
りんごのポリフェノールには、最強の抗酸化作用がありますが、美白作用もあります。私は、10年近く毎日食べ続けましたが、残念ながら色白にはなれませんでした。
でも、りんごポリフェノールには、紫外線によりよるメラニンの合成を抑える働きがあるということも実証されているので、美白、綺麗な肌に嬉しい効果が期待されます。
その他
りんごには、慢性疲労を和らげるなどの効果もります。りんごを食べれば疲れてやつれたおばさん顔とは、無縁でいられるのです。
整腸作用もあるので、便秘も解消され体の中からも美しくなれるのですね。それが、美肌にも繋がるし。
りんごそのものにはビタミンCは少ないけれど、ビタミンCの吸収をよくしてくれるという嬉しい作用があります。
りんごを食べることで、美肌効果のあるビタミンCを結果的にたくさん摂取出来ます。りんごのビタミンCは、熱にも強いので、寒い時期は、熱々の焼きりんごなどもいいですね。
当時、冷え性だった私が安心して食べられたのがりんごです。美容や健康に同じくいいバナナもりんごのように手軽に食べられますが、体を冷やしてしまいます。
全般的に果物は、食べると体を冷やしますが、寒い時期に寒冷地で収穫されるりんごは例外で、体を温めるのです。
美容の大敵「冷え」も予防出来るので、りんごは女性にとって優しい果物なのです。
まとめ
今が旬のりんごは、アンチエイジング、ダイエット、美肌に効果的。りんごは、まさに女性の味方です。
いつまでも美しく、若々しくありたいならば、(農家の元嫁、実証済み)りんごをどんどん食べましょう。