がんは、心の病。がんになって、自分らしい生き方を得られることもある

とんぼ

がんという病は、心の病

毎日、家事や仕事に忙しい。忙しい日常に埋没してしまうと目の前のことしか見えなくなります。目の前にある「こなさなくてはならない」家事や仕事を片付けることに追われ自分の「こころ」と向き合えなくなってしまします。

自分と向き合えないことで、視野が狭くなり、生き方の自由も奪われてしまいます。

生き方の自由が奪われることで、自分の頭の中では、表面的には何事もなかったように平静を取り繕います。でも、体は正直なのでストレスをじわじわと貯め込んでしまっているのです。

頭の中では、平静を装うように処理することが習い性になっているので、どんどん溜まるストレスに気が付かないまま、心と体はどんどん分離していきます。

このように自分では、自覚しないまま長年のストレスがコップ一杯になり、あるときそれが溢れて病気という形で爆発してしまうのです。

「がん」という病は長年の蓄積によって、ある一線を超えると発病したりします。蓄積した長年のストレスによってがんという形で爆発するのです。

がん細胞1センチの「早期がん」と診断されるまで、10年から20年の潜伏期間があります。体と心が分離したまま、10年20年の歳月を掛けてじっくりとがん細胞は育っていくのです。

外科医として、最先端の手術、多くのがんの手術に携わった土橋重隆医師は、がんは心と密接に結びついた病気だといいます。

土橋医師の著書『50歳を超えてもガンにならない生き方』を読むとがんの原因は、心やストレスが作っているとうのも納得がいきます。

心が発するSOSを受け取れないまま体は、何年も蝕まれ続けがん細胞が増殖していきます。ストレスが土壌となり、その土壌にがんの種が播かれ、さらなるストレス(肥料や水)を与えて、がんの芽が出て育っていきます。

病は、気から

実際には「胃潰瘍」だったのですが、自分は「がん」だと思い込んで生きる気力を失い亡くなった人を知っています。

その方は、20年以上も前に胃潰瘍になりました。当時は、がんになっても「告知」が浸透していなかったので、本人は疑心暗鬼なり自分は、胃がんがと思い込んでしまいました。

医師や家族の言葉を信じず「胃がん」なのに「胃潰瘍」だと皆で、騙している。その思い込みによって気力、体力、食欲がみるみるとなくなって、治る病気も治りませんでした。

最後は、生への意欲を完全に失い、誰一人と信じることが出来ずに食べ物が、全く食べられなくなりました。そして、40代の若さで亡くなってしまったのです。

恐怖不安ネガティブな思い心理的ストレスが、治るはずの病気の治癒を妨げ要因となったのです。正に、「病は気から」ということを地で行く結果となってしまったのです。

フイナンセ

がんサバイバーの共通点

土橋医師は、末期がんも含めたがんサバイバーとも多く接していて、経験的にがんサバイバーにある共通点を見出すことが出来るといいます。多くのがんサバイバーは、死の恐怖からある種の開き直りがあるといいます。

開き直ることで、生への執着を手放すことが出来ます。生への執着がなくなれば、心理的、肉体的に「楽になる」ので、病気を育てたストレスもなくなります。

そして、心が軽やかになりエネルギーの向かう先が、病気のストレスや恐怖から今を楽しもう、自分らしく生き抜こうという前向きなものに変わるのです。

それからは、人生をやり直す時間が得られて、過去を振り返ることが出来、自分の生き方と向かい合うことが出来るようになるのです。今まで離れていた体と心は、バランスが取れるようになり健全な状態に戻ります。

結果として、がんになるような過剰なストレスから解放されれば、治癒力が高まりがんそのものも治ってしまうこともあるのです。

がんになったことで、自分が主体となる人生を手に入れることが出来るようになります。がんになって死と向き合うことで、真摯に心の底から身をもって自分の人生と向き合う時間を得ることが出来たのである。

がんになって、自分らしい生き方を得られることもある

「病気は、気から」というように心やストレスが、がんの原因を作るということでした。しかし、その逆もありうるのです。

多くのがんサバイバーに見られるある種の開き直り(生への執着を捨てる)は、心の在り方を変えることが出来ます。それにより、ストレスから解放され、がんが消えていく例を土橋医師は、多く見ています。

病気そのものを、(心の在り方)によって治癒していくということもあるのです。

がんになって、心の在り方が変わり、ストレスから解放されることによって、病が快方に向かう。がんになったことで、生き方の自由が得られ、忙しい日常や仕事から離れて、人生をやり直すための時間が得られる。

日常から切り離され世の中の常識に縛られていた自分を解放し「自分流」で生きること、自分らしさを取り戻すことが出来ます。それによって、いつの間にか病は、隅に追いやられてしまいます。

生き方や人生観を変えることは、何かきっかけがないと難しいです。がんになってしまった人は、がんにならなければ、生き方を変えることも日常をリセットすることが出来なかったのです。

がんになってしまった場合、このように心の在り方を変えてみることで、病と決別することも可能となり自分らしく生きる人生を得られることもあります。病の中から希望を見出すことも出来るのです。

 

ABOUTこの記事をかいた人

2017年現在57才 50代になって体に色々な変化が起きました。 アレルギー、腰痛、変形性膝関節症、脂漏性皮膚炎、手湿疹、眼精疲労、胃腸の不快感、開帳足等々一気に吹き出しました。 このほかに病気以前、未病のものもあるので 自分の体を見つめ直した生活を考えています。 健康、医療、病気、楽しいことも含めた日常生活を綴っていきたいと思います。 認定医療コーディネーター、ホームヘルパー びわの葉療法インストラクターの資格保有