昨年の夏休みの「家庭科の宿題」で、高校生の子どもが作ったランチメニューです。
写真も子どもが、撮りました。3品とも家にある材料で工夫して作り、トマトや枝豆などの夏野菜を入れて栄養のバランスを考えて作っていました。
高校生の家庭科の宿題
献立
- 夏野菜のスープ
- 枝豆入り玉子焼き
- かぼちゃのパンケーキ
材料
豚肉、キャベツ、トマト、玉ねぎ、豆腐、チーズ、冷凍かぼちゃ、枝豆、ホットケーキミックス、卵、牛乳
調味料
コンソメスープの素、塩、コショウ、オリーブオイル、バター、はちみつ、麺つゆ
このスープのポイントは、材料の野菜をトマトの「色の濃い野菜」とキャベツ、玉ねぎの「色の薄い野菜」を両方を入れているところです。
そうすることで栄養のバランスもよく、見た目はも綺麗です。
野菜に肉やチーズの動物性たんぱく質に加え、植物性たんぱく質の「雄」豆腐まで入っていて、完璧です。
玉子焼きも卵と枝豆で動物性たんぱく質と植物性たんぱく質が、入っています。色どりも綺麗です。
パンケーキも「おかず」を意識して、かぼちゃを入れています。
オリジナルメニューで、色どりよく
私は一切手を貸さず、子どもは自分でスマホで、レシピサイトを見て一人で作りました。
レシピサイトは、参考程度で、3品ともほぼオリジナルメニューのようです。
スープや玉子焼きの味付け(調味料)は、自分で考えて作ったそうです。
子どもは
- 味覚が、敏感
- 食べることが好き
- 食べ物に対する好奇心が旺盛
加えて
- 調味料のアレンジが得意
- 料理の「勘」がいい
- 美的センスがある(特に色彩感覚)
元々子どもは料理に対する「勘」が、いいのか玉子焼きに麺つゆを入れて作ったり、料理に入れる調味料を自分で考えて作ったりします。
私が作るおかずにも味が足りないと「味噌」や「ごま油」や「ウエイパー(中華味)」「一味」「豆板醤」「ポン酢」をよく食卓に並べて自分好みに足して食べ味覚を鍛えています。
とときどき作るバレンタインのチョコやクッキーなどは、ホットケーキも見た目が綺麗で、味も結構美味しいのです。
玉子焼きに枝豆を入れるのは私がアドバイスしましたが、茶色いおかずが多い私の献立より完成したときの「デザイン」も頭に入っていて「赤」、「黄色」、「緑」と色どりが食欲をそそります。
何よりも食材の11品目の「栄養素」も全部調べているので、バランスがとてもいいです。
作ることで、変わってくれたら
昼食にこれだけの食材を使い栄養のバランスが取れたものは、なかなか作れません。盛り付けも自分で考えてやっていました。
人に作ってもらった料理は、自分とは違った視点で新鮮で参考になります。
冷蔵庫にある食材だけでこれだけ作れるならば、今年の夏休みの昼食を自主的に作ってくれかと期待したいとこですが。
まずは、自分が食べたいものを作る。一歩進んで、家族や誰かのために料理を作る。それには、どうしたらいいのか。
「作ることで、何か変わってくれたら」と思うのですが。でも今年の夏休みも部活が、忙しいからなかなか難しいね。