閉経後の女性は、骨を壊す働きを止めて「骨粗しょう症」を予防するといい

松葉杖

「骨密度」は女性の場合、20代がピークで、40歳代半ばまでは、ほぼ一定を維持しますが、 50歳前後から低下していきます。

女性の場合、男性よりも全体的な骨量が少なく、閉経によって急激な骨量減少が起こるので「骨粗しょう症」のリスクが高くなります。

閉経による骨密度減少

閉経により骨密度が、低下するのは女性ホルモンの「エストロゲン」が減少するからです。

閉経により、女性ホルモンのエストロゲンが急に減ると、骨の代謝・骨吸収(古い骨を溶かし、壊していくこと)と骨形成(新しい骨をつくること)のバランスが崩れてしまいます。

骨の代謝バランスが、正常の場合は「骨吸収 = 骨形成」となりますが、バランスが崩れると「骨吸収 > 骨形成」となってしまいます。「骨吸収」が「骨形成」を大きく上回り骨量が減少するのです。

骨吸収とは、古くなった骨を破壊してカルシウムを血液中へ溶かす工程です。人間の細胞は新陳代謝を繰り返し、どんどん生まれ変わりますが、骨も同じで、壊して修復の繰り返しをします。

閉経によって女性ホルモンがなくなると、壊すのを止める作用が弱くなり骨がスカスカになってしまいます。

私の骨密度

骨密度

腰椎が、イエローゾーン(骨量減少)

私が骨密度を定期的に測定していますが、骨量をDXA法で腰椎と大腿骨を測定したものです。

  骨密度(BMD) 同年齢比較 若年齢比較
腰椎 0.819g/㎠ 82% 74%
左大腿骨 0.725g/㎠ 96% 81%

正常若年成人の80%以上、骨量減少80%未満70%以上、骨粗しょう症70%未満

ということで、腰椎は、骨量減少で骨粗しょう症ラインのギリギリ上です。ちなみに婦人科で腕の骨を測定(ファンビームX線方式)すると、正常で骨密度(カルシウム量)は、0.649g/㎠、同年齢比較114%、若年齢比較100%となります。

このように腰椎の骨量が少ないので、骨粗しょう症予防に婦人科で薬を処方してもらい服用しています。

骨粗しょう症予備軍なので、対策をする

女性ホルモンが減少したので、エビスタを服用

エビスタ

私の場合、骨粗しょう症予防の薬を40代から服用していていました。当時は、ボナロン錠35mgを服用していました。

ボナロンは、起床後服用し服用後30分は、朝食を食べれられません。このように服用が面倒なのとボナロンで、胃の調子も悪くなり50代になってから「エビスタ錠60mg」に変えました。

骨粗しょう症の薬は「骨の破壊を抑える薬」「骨の形成を促す薬」「骨の材料を補う薬」の3種類あります。エビスタは、「骨の破壊を抑える薬」で、骨吸収を抑制します。

「骨吸収 > 骨形成」を「骨吸収 = 骨形成」に限りなく近づけて、骨量を減らすのを阻止します。エビスタは、女性ホルモンのエストロゲンに似た作用をします。

しかし、骨に対してはエストロゲンと同じ働きかけをしますが、子宮内膜や乳腺組織には作用しないのでホルモン剤と違いそれらのがんの心配はありません。

閉経後、女性ホルモンのエストロゲンが減少した人はこのように骨粗しょう症予防にはエビスタが、適しているのです。

カルシムのサプリを飲む

カルシウムサプリ

骨は常にカルシウムが出入りするバランスで成り立っているので、入るのが少なければ密度が下がります。そのため、カルシウムのサプリも合わせて飲んでいます。

「MBP」を含んだサプリもお勧め

閉経後の女性に「MBP」を含んだサプリもいいです。骨を「壊す」働きを止める効果のあるMBPは、韓国で骨将軍と呼ばれています。

毎日1本50㎖を1年飲み適度な運動をプラスすると、骨密度2~3%が増やせるという報告もあります。2~3%骨密度が増えるのは、とても大きいことです。骨密度が減らないどころかプラスに転じるというのは、励みになります。

MBPは、特定保健用食品で、雪印メグミルクが特許を持っています。

程度な運動をする

運動で、縦方向の負荷を掛けることが骨密度上昇に良いと言われています。縦方向に負荷の掛かるのはジョギングやダンス、バスケットボールやバレーボールなど競技中にジャンプをするような運動です。

歩くだけでは負荷が低く、家事でもそれなりに負荷がかかりますが、それ以外でも、あともう少し負荷のかかる運動ということで、ネットで探してみると膝の痛い私にいい運動がありました。

ためしてガッテンNHKでやっていたもので、「かかと落とし運動」というものです。1日50回、椅子の背もたれに手を掛けて、つま先立ちになりかかとを高くあげて、落とすもの。やってみたけど、これなら出来そうです。

1日15分の日光浴

骨の生成には、カルシウム以外に、骨の代謝に関係のあるビタミンⅮが必要です。ビタミンⅮは日光を受けた皮膚で生成されるので、適度に日光を浴びるといいのです。

私は、紫外線に当たると顔など赤くなっていまうことがあるので、これが一番ネックとなります。

でも足首、手首、手先などの一部の露出でもいいということなので、外に出るときは、皮膚に刺激の少ないところ(手先がいいかなあ)に紫外線を浴びるようにしたいと思います。

閉経後の骨粗しょう症予防

私のように閉経後に骨粗しょう症を予防する場合は、まず骨を壊す働きを止めて、骨密度を減らさないようにすることが重要です。私の場合は、エビスタの服用で、骨を壊す働きを極力抑えています。

そして、骨に負荷の掛かる運動とカルシムなどのサプリを飲んで、骨密度の低下を防ぐだけではなく増やすことも日常生活の中で追加します。

適度に紫外線を浴びることも心掛ければ、治らないとされた骨粗しょう症のリスクを防げるのではないかと思うのです。

 

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2017年現在57才 50代になって体に色々な変化が起きました。 アレルギー、腰痛、変形性膝関節症、脂漏性皮膚炎、手湿疹、眼精疲労、胃腸の不快感、開帳足等々一気に吹き出しました。 このほかに病気以前、未病のものもあるので 自分の体を見つめ直した生活を考えています。 健康、医療、病気、楽しいことも含めた日常生活を綴っていきたいと思います。 認定医療コーディネーター、ホームヘルパー びわの葉療法インストラクターの資格保有