(写真)夏は、冷たいトマトおでんです。
干しエビ、だし汁、しょう油、塩入れた器に、十字に切れ目を入れたトマトを入れ蒸し、冷やしたもの
サラダの三種の神器は、トマト、キュウリ、レタスです。どれも簡単に調理出来、忙しい朝に重宝します。
特にトマトは、赤い色で食欲を誘い、一切れあるだけでも華やかになるので欠かせません。
トマトは、果物なみに甘いトマトもあり、昔のトマトと比べて、酸味が少なく甘味が強く大型になって食べやすくなっているような気がします。
路地物のトマトは、今が「旬」で、最盛期の安い時期が、一番美味しく、栄養もたっぷり含まれています。
トマトの栄養
リコピン
カロテノイドの一種で、トマトの赤い色はこの「コピン」の赤なのです。リコピンの「抗酸化作用」は、β-カロテンの2倍、ビタミンEの100倍ともいわれています。
生活習慣病予防や「老化抑制」に効果があります。
抗酸化作用が強いリコピンは、加熱することで吸収率が約3倍に上がります。岩手に住んでいる頃、トマトを栽培していたことがあります。
一度に沢山のトマトを収穫したときは、食べきれないので、丸のまま冷凍して煮込み料理やピザソース、ミートソース、カレー、ミネストローネスープに解凍して使っていました。
火を通すことでカサが減り、沢山食べられます。一つの料理に3~4個のトマトを使っていました。
この他、皮膚の粘膜を強くし、風邪など引きにくくするビタミンA、美肌効果、ストレスに対する抵抗力をつけるビタミンC、老化を抑制するビタミンE、塩分を排出するカリウム、食物繊維、鉄分、カルシウムなどの栄養があります。
このようにトマトは、栄養豊富でしかも低カローリー、見栄えよしと毎日の食卓に出してもいいですね。
ただし、東京では、トマトは1個100円以上するのが欠点ですが。
夏は、トマト
これから暑い日が、続きますが、食欲が湧かないときも冷たく冷やしたトマトなら食べやすいと思います。
夏が旬なトマトは、体の余分な熱を冷まし、夏の暑気あたりの症状緩和に働くので、このような簡単レシピで、猛暑を乗り切って下さい。
パーティーのオードブルにも簡単で、華やかです。