以外に役立つリフレクション

悩み

 

問題解決に、リフレクション技術を応用してみよう

何か問題があったときにどうしていますか。その問題が解決しようと行動すればいいのですが、どうしていいのか煮詰まってしまい問題の核心から逃げてしまいたいときがありますよね。

問題の核心を考えたくなくて思考停止に陥り、ますます解決の道から遠ざかってしまう悪循環。

医療コーディネーターの講座で教わったリフレクションという事例検討方法を使った問題解決法を紹介します。

 リフレクションは、職場の研修の事例解決などで、聞いたことがある方もいるかと思いまが、日本語で「内省」の意味であり、自身の活動や経験を振り返ることを意味します。

一人でも出来るリフレクション

問題を解決するリフレクションは、通常2人から3人または集団で対話をしながら進めますが、なかなかそれは出来ないので私の場合は、リフレクションのやり方を活用して一人で行います。自分自身で検討するのです。

リフレクションの方法

リフレクションの方法として、以下を書き出していきます。

1記述、描写(何が起こったのか?)

・その出来事はどこで起こったのか?

・自分はなぜそこに居合わせたのか?

・自分以外に誰がそこに居合わせたのか?その人は何をしたいのか?

・その出来事では、何が起こったのか?

・結果、何が起こったのか?

 

2感覚(何を考え、何を感じたのか?)

【自分自身に問いかける】

・その出来事で、自分はどういう気持ちで何を考えていたか?

・何が自分をそのような気持ち、考えにさせたのか?

・他者の言葉や行動がどのように関係しているのか?

・その出来事の成り行きによって、自分の気持ちや考えはどのように変化したか?

・今どのような気持ちや考えになっているのか?

 

3評価(この経験の何がよくて何が悪かったのか?)

・何がよくて何が悪かったのか?

・そこで起こった価値や重要性は何か?

 

4分析(この状況から意図されるものは何か?)

【わかったことをまとめる】

・状況をよくするために他者が何を行ったか?

・状況がよくなかったときは何をすべきであったか?

・自分や他者は何に貢献できたのか?

・そもそもなぜこのような状況が起こったか?

 

5総合(他に何ができたのか?)

【わかったことを総合する】

・探求をとおして自分自に何ができたのか?

・自己のどのような成長につながったのか?

・他者の行動にどのような影響を与えたのか?

 

6行動計画(もし、また、それが起こったらどうするか?)

【未来を構想する】

・再び同じような状況になったとき、自分はどうするのか?

参考文献 峯尾 武巳『リフレクション「わかる事例検討会」の進め方と留意点』

簡単に出来るリフレクション

私は、これを応用してやっています。

まず白い紙を用意して、4つ折りにして4つの枠を作ります。(枠の線は、引かなくてもいいです)

4つの枠に1~4まで数字を振ります。

リフレクション

そして

1現状を書く。

2問題点を探し書く。

3問題解決の方法を書く。

4何ができたか(できなかったか)総括する。

ということを書いていくのです。

【参考例】

リフレクション

私がやってみたのは高齢の実家の父の介護のことです。(実際にあったことです)

こんな感じです。

1(高齢の父の介護について)現状

86歳の父は、良性脳腫瘍、心不全、足の浮腫み、逆流性食道炎による貧血が現在あります。歩行が不安定で、家の中で手摺がないと生活できません。過去に胃がん、大腸がん、骨粗しょう症による胸部圧迫骨折の病歴があり入院しています。

要介護2で、週一度デーサービスを利用し歩行のリハビリと足の浮腫みのマッサージを受けています。歩行が不安定なので、病院とデーサービス以外はほぼ家の中で生活しています。

病院には車椅子で、母が介助し通院しています。手摺につかまりながらトイレ、入浴は介助なしで行っていますが、一人で出来るのは時間の問題かもしれません。

食欲はありますが、下痢をしやすく油の多いものや消化の悪いものは食べることが出来ず食事作りに気を使います。父の食事を作ったり、病院に連れて行ったりと介護のほとんどは83歳の母が行っています。

私は、実家から40分ほど離れた所に住んでいるのですが、仕事や自分の生活があるのでなかなか父の様子を見に行けません。ときどき、電話で母の愚痴を聞いたりしています。

1は、感情を入れず、客観的事象だけを書いてください。

2問題点

これから父の病状が進行すれば、母の老々介護にも限界があるのではないか。最近父は、ときどき転倒をするので、骨折などが心配。父は、体が思うようにいかずストレスを抱え、夜眠れず昼夜逆転のような生活をしている。

心不全を抱えている母も父の介護や食事作りなどの家事で、肉体的精神的に辛いのではないか。実家に行くと父や母それぞれの愚痴が多い。

 

3問題解決

実家に行く回数を増やす。父や母の話をよく聞く。食事を作ったり手伝える範囲で母の手伝いをする。認知機能が正常なうちに父から、これからどういう風に過ごしたいか聞く。

 

4総括(まとめ)

月一度、妹と実家に行くようにしました。そのとき、父の好きな「一本堂」のパンを買って行きます。実家の夕食のおかずに母の好きな「とらや」のヒレカツを買って行きます。

実家で、昼食を皆で食べるのですが、そのときは父が寝ているベットのある和室で食べるようにしました。父は、私や妹、母との話を聞いているだけで心なしか嬉しそうです。愚痴もたくさんで出ますが、近くに寄って顔を見て、話を聞いてあげるだけでも喜んでくれているようです。

このように特別なことはしていません。それでも私や妹が定期的に来るというので、その日を楽しみにしているようです。私も実家の内情が分かり、たわいもない言葉から父や母の悩みが分かったりします。妹と行くことで、他人には話せない相談も妹に出来るようになりました。

実家の父の場合、現状でどうにか生活出来ていますが、問題は山積みです。実家のことはいつも心の片隅にあり気にしていました。でも、リフレクションを通し問題点を書くことで、一歩前進したことには違いありません。

定期的に実家へ行くことにより「父や母に寄り添う」ということが、少し出来たのかと思われます。

書くことで、問題点が浮き彫りになり整理されます。また、事象を冷静に振り返ることも出来ます。このブログを書いていて新しい発見や気付くことも多いです。

リフレクションは、何か問題事を抱えているとき、思考停止になってしまったときの問題解決の糸口になるかもしれません。リフレクション、日常生活で以外と役に立つのではないかと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

2017年現在57才 50代になって体に色々な変化が起きました。 アレルギー、腰痛、変形性膝関節症、脂漏性皮膚炎、手湿疹、眼精疲労、胃腸の不快感、開帳足等々一気に吹き出しました。 このほかに病気以前、未病のものもあるので 自分の体を見つめ直した生活を考えています。 健康、医療、病気、楽しいことも含めた日常生活を綴っていきたいと思います。 認定医療コーディネーター、ホームヘルパー びわの葉療法インストラクターの資格保有